養老孟司さんは1937年、鎌倉のお生まれ。1962年、東京大学医学部を卒業後、解剖学教室に入られ、以降、解剖学者の道を歩まれました。 1981年、東京大学医学部教授に就任。専門である解剖学や脳の働きについての先端的な研究・発言をされ、注目をあつめます。 95年に東京大学を退官されて以降は、社会現象や人間のありかたに関するご本を多く書かれ、2003年に発表された「バカの壁」はベストセラーになりました。