川一面に
八王子のソメイヨシノも花びらが枝から旅立ちの日を迎えた。惜しいようであり、季節の摂理で仕方なくもある。考えてみれば、自然というのは「無常」の教科書だ。広葉樹は勿論、常緑樹すら佇まいを変えていく。鉢植えや庭の木々は言うまでもない。近所では色彩鮮やかに私の目を楽しませてくれる。まさに、植物たちの モードコレクションだ。ただし、それぞれ人気デザインだから変更はなし。何だかそれも潔い。 変わるもの、変えたくないもの、大切にしたい。
ささやかな
さりげなく口あんぐりの美
ある意味花を咲かせる人 芝田山親方