木田元さんは1928年、新潟県のお生まれ。 三歳の時に一家で満州に移住され、少年時代を満州で過ごされます。海軍兵学校で終戦を迎えられ、その後は「闇屋」などのお仕事を経て東北大学文学部哲学科に入学。 そのまま研究者の道を歩まれ、1960年以降、およそ40年にわたって中央大学文学部哲学科で教鞭をとられました。 これまで書かれた本に「ハイデガーの思想」「現代の哲学」などがあり、現在は最新刊の「哲学は人生の役に立つのか」が発売中です。