浜美枝のよい食と共に
2007年12月16日 千葉県・船橋市 平野代一さん
千葉県・船橋市というと「都市部」というイメージがありますが、昔から農業が盛んで、にんじん・ほうれん草・枝豆・小松菜などが特産。小松菜は、船橋市からも近い、江戸川区発祥と言われる。このあたりの農家にはいまも「屋号」があるのですよ。私の家は「籠屋」。ほかに「又兵衛」「孫左衛門」など・・・。
船橋では、「エコファーマー」として現在13人の人たちが、小松菜を栽培している。エコファーマーとは、環境に優しい農業を実践するため、たい肥等による土づくりを基本に、農薬と化学肥料を減らす努力をしている人たちの事。
グループとして活動を始めたのは、15年ほど前。10年ほど前からオリジナルの箱を使って出荷していたが、今年の7月からは県の認定も受けて結束テープを新たに作成。「船橋の小松菜」というブランドで、より一層アピールできるようになった。
結束テープを付けた事によって、消費者の方に一目で「船橋の小松菜」と、認識してもらえるようになった。小松菜の評判は上々で、東京青果や船橋市場でも高評価を得ている。平野さんのお気に入りは、小松菜の味噌汁。具材は、小松菜だけ!他にも鶏肉とのからししょう油和え、たこやイカとのわさびしょう油和えも美味。小松菜は、ほうれん草よりもカルシウムが多く、ビタミンKも豊富に含まれており、骨粗しょう症などの対策にいいと言われている。