浜美枝のよい食と共に
2007年11月11日 栃木県佐野市 JA佐野 販売利用課・課長 峯岸一浩さん
現在の佐野市は、近隣の市町村が合併し、平成17年に新たに生まれた市。
佐野市は、栃木県の南西部に位置し、関東平野に連なる平坦な水田地帯。果物の栽培が盛んで、いちご、梨、桃などが有名。
名物のかき菜とは、一般的に菜花のことを指す。冬野菜の青菜のひとつで、アブラナ科の緑黄色野菜。茎の繊維がしっかりしているのが特徴。ほうれん草や小松菜と比べても遜色なし。タンパク質や食物繊維、カルシウム、カロチン、鉄分など、様々な栄養が豊富。
佐野市で、かき菜栽培が盛んに行われている。それは、かき菜の栽培は、今から20年以上前に、当時の佐野市農協がかき菜を京浜地域へ試験的に販売したのがきっかけで出荷され始めた。当時は物珍しさも手伝って大変好評となった。現在は、100人以上の会員がかき菜作りに取り組んでいる。昨年から「佐野そだち菜」と言う愛称で出荷されている。
かき菜を栽培するに当たり、苦労されている部分は、露地栽培だが、寒い時期は害虫が少ないため、ほとんど農薬なども使用しない。他の野菜よりも簡単にできる。
一番おいしい時期は、甘みが増す1?2月は特におすすめ!10月?4月頃まで出荷されるが一番おいしいのは、1月?2月。寒い時期だと野菜自信が糖分を蓄えようとするため、通常よりも甘みが増す!
おすすめの食べ方は、昔は、茹ででおひたしや炒め物にして食べていたが、最近では、パスタに利用する人も!