2019.09.06
日本一長いお祭り!?芝大神宮例大祭「だらだら祭り」開催
例年9月11日~21日の11日間開催される芝大神宮の「だらだら祭り」
芝大神宮は、江戸時代には関東のお伊勢さまと言われ、全国から参詣者がひっきりなしに訪れたため
開催期間が長くなり、江戸時代から江戸随一!いや、日本一長いお祭りじゃないか!?と言う事で、
「だらだら祭り」という通称になったそう。
お祭りの中日、14日~16日が一番盛り上がり、数年に一度、
宮神輿や氏子各町会の連合渡御が行われるのですが、
今年がなんと氏子各町神輿連合渡御の年!と言う事で9月15日(日)は汐留通りに氏子各町の神輿が集結し、13時半発輿し、順路はこの通りとなっております。
また、期間中、生姜市が行われることから、別名、生姜祭りとも呼ばれています。
近郷農家が生姜を持ち込み、境内や参道で盛んに売ったのが始まりだそう。
生姜には毒消しの効果があり、由井正雪が徳川幕府に謀叛を起こしたときは
玉川上水に毒を流しましたが、たまたま上水で老女が生姜を洗っていたために江戸市民は助かったという話が伝わり、この芝神明のお祭りで売られるようになったそう。
芝大神宮は歌舞伎で上演される
め組と力士が喧嘩したという逸話の「め組の喧嘩」はの舞台にもなっており、
境内にはめ組の半鐘が飾られたりもします。
参道には露店が並び、お祭りの雰囲気満載。
様々なお神輿が出ますし、長い期間のお祭りなので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?