きょうは、認知症のご本人、佐藤雅彦さんをお迎えして、今、伝えたい事を中心に伺いました。
佐藤さんは、自分が認知症になって2つの偏見に気づいたといいます。
一つは『自分の中にある偏見』。
認知症になると、何もわかなくなるという偏見。当初それを真にうけて、何もできなくなると信じ込み、次第に無気力になりだんだんできることがすくなくなっていったそうです。
もう一つは『世間の偏見』
認知症になると、記憶力、判断力が鈍り、一人の大人として扱ってくれなくなったとそうです。
認知症の人は、この二重の偏見に苦しめられています。