2015年5月 1日
無防備
こんにちは。
GWですか。 皆さんは休めてますか?
まったく関係なく仕事だよ、という方、本当にお疲れ様です。
ネパールで起きた大地震、犠牲者の数がどんどん増えていく中、
発生から6日目に奇跡の救出!という報もありますね。
120時間ぶりと127時間ぶりの救出。
やはり諦めてはいけないんだと、あらためて感じましたね。
その被災現場で活躍する犬についての報道を、きのうあたりから
何回か目にしました。 夢之丞(ゆめのすけ)くんです。
元々は捨て犬だった夢之丞、殺処分寸前のところだったのを
広島県にあるNPO法人のスタッフが見つけ、引き取ったそうです。
5年前のことだったそうです。
捨てられたという経験から、最初は人間への警戒心が強かった夢之丞、
訓練に訓練を重ね、見事、災害救助犬になりました。
初めての出動は、去年8月に起きた広島県での土砂災害の現場。
仲間の犬とともに、2人の行方不明者を見つけ出したそうです。
そもそも、人間に対する警戒心が強かったり、人間を怖がったり、
人間を信頼できないという犬は、救助犬などには不向きと言われます。
なので、ドッグトレーナーなどスタッフの方は、本当に根気強く、
愛情を持って接していったんでしょうね。
まずは人に慣れさせることから始め、「座れ」「待て」などの基本的な動作、
そして人の指示に従うという訓練や、がれきの中を歩く練習。
夢之丞と一緒に人間も頑張ったんだということが分かります。
人間に捨てられた犬が、人間を助ける活動をしている
このことを、しっかり考えないといけませんね。
ちなみに、警視庁の救助犬たちが四川大地震の現場に行った時に
聞いた話ですが、海外だと、がれきの種類が日本と違ったりしますので、
肉球を傷めないように気をつけてあげないといけないということでした。
訓練を受けた犬は、ちょっとのことでは痛いそぶりを
見せたりしませんからね・・・。 人間が気をつけてあげないと。
夢之丞たちも、肉球に気をつけてね!!
さて今回のタビーは「無防備」です。
自分の「基地」でも座布団の上でもない、リビングの平場で
ぐっすり寝込んでいる姿を見ると、本当に安心しきっているんだなあと
感じますー。
投稿者 joqr : 2015年5月 1日 11:42