2010年1月29日
こんにちは。
きのうは久しぶりに大きい裁判の傍聴レポートをしました。
おととし6月に起きた秋葉原の無差別殺傷事件、加藤智大被告の初公判です。
初公判で注目すべきは何と言っても罪状認否。
被告本人が、起訴状の内容について述べる部分なんですが、
その前に傍聴席の記者がチェックするのが被告の姿。
法廷に入ってくる瞬間はみんながドアに注目。 もちろん手錠に腰縄です。
まずは服装。 今回、加藤被告は上下黒のスーツに真っ白のシャツ。
喪服を意識したんでしょうか。 そして頭はスポーツ刈り。
逮捕当時も痩せてはいましたが、さらに頬がこけた印象でした。
さて罪状認否。 加藤被告は用意してきた書面を読み上げました。
被害者や遺族への謝罪に続き、述べた言葉は
「記憶にない部分もありますが、私が犯人で、
事件を起こしたことに間違いありません」というものでした。
淡々と読み上げてました。
検察官が起訴状を読み上げる間も、
犯行の様子が詳細に説明されている時も、
道路に被害者の血痕が大量についた写真が
スクリーンに映し出された時も、
表情を変えることは全くありませんでした。
この裁判、42人もの証人尋問が決まっているため、
判決まで長くかかることは避けられそうにありません。
公判前整理手続きが行われ、争点が絞られた裁判としては異例のことです。
さて今回のタビーは、「なんかある?」です。
兄がゴハン食べてる横で、時々のぞき込むものの、
大したものはもらえません。
投稿者 joqr : 2010年1月29日 15:54