2008年5月23日
こんにちは。みなさんもニュースでご存知でしょうが、
中国・四川大地震で派遣された国際緊急援助隊が
21日(水)に帰ってきました。
警視庁でも帰国報告があり、正面玄関で取材。
でも私の目は警備犬にクギ付けでした。
今回は警備犬3頭が派遣されましたが、主役は
新潟県中越地震で5日目に男の子を発見・救出したレスター号。
右の耳がちょこっと折れてるのが特徴。
でもほかの2頭は名前も発表されなかったので可哀相・・・。
今回は経験豊富な隊員でも相当過酷で大変な活動となったそうです。
食事は菓子パンとカップめん。後にお粥もあったそうですが、
メインとなるとカップめん。トイレは小川に板を2本渡した簡易トイレ。
30度を超える気温、ほとんどが遺体の収容という任務。
でも一番大変だったのは長距離移動だったそうです。
ストレスで体調を崩す警備犬もいたそうですし、
崩れたブロックが日本とは質が違うため、足裏=肉球を痛めた犬も。
もちろん人間の隊員も相当つらかったそうです。
崩れた病院で母親が赤ちゃんを守るように死亡していたのを見つけた時は、
ベテラン隊員の目にも涙があふれたそうです。
崩壊した学校でがれきの向こうに生徒の遺体を見つけながらも、
出せないまま撤収となったことへの無念さ。
つらい話が多い中、隊員の奥様が無事出産という明るい話題も。
26日が出産予定だったそうですが、産まれたのは隊員の帰国当日。
朝8時、3166グラムの元気な赤ちゃん誕生。
災害対策課の隊員の方は成田に着いて奥様からのメールを読み、
任務を終えたこととダブルでホッとしたそうです。
世の中には色んな仕事があって、ものすごく大変な思いをしている方も。
「PCばかり見る仕事だから、目の疲れからくる肩凝りが~」とか、
「座りっぱなしが多いから、腰や背中が張って大変~」
みたいな文句を言ってる私は、ぬるま湯ですねえ。
さて今回のタビーは、「ツーショット」です。
前回に続き、甥っ子「龍ちゃん」登場です。
投稿者 joqr : 2008年5月23日 14:39