2008年3月14日
その日は機嫌が悪かったのです。
っていうか、朝から超不快なことがあったため、
不機嫌だったというか厭世的になってたというか。
火曜日、朝5時出社の日。午後になったら帰れるため
夕方明るいうちにタビさんの散歩に行きました。
すると学校を終えた小学生の男の子が声をかけてきました。
「おとうさん!」
・・・私、上下黒っぽい服を着てましたが、お父さんに見えるか?
聞き間違いかと思うと再度、「おとーさん!!」。
思わず周りをキョロキョロする私。ほかに誰もいない。
すると小学生の目線はタビさんに向けられていることがわかり、
ハタと気づきました。上戸家の「おとうさん」、白い犬のことだ。
でもその日は不機嫌だった私。タビーに向かって何度も
「おとーさん!」と叫び続ける小学生にイラッとしました。
「あのね、ソフトバンクは白い犬。このコは茶色だから。」
一瞬ひるんだかに見えた小学生、「でも柴(犬)には変わりないじゃん」。
おっしゃる通りだが。
その後も我々に並走しながら「おとーさん」を連呼。タビさん、おびえ気味。
ついには足で地面をダンダン踏みしめながら、大声で
「や~いっ、おとーさーん!!!」と小学生。 このガキ。
「このコ、怖がりだからビックリしたり怖いって思ったりすると
咬むことがあるから、やめてもらえるかな?」
でもタビーの横っ腹スレスレを歩いてつきまとうことをやめない小学生。
「咬まれてからじゃ遅いでしょ?」 でも口ごたえしながらついてくる。
たまらず道の反対側に横断して回避。でもついてくる。
私、立ち止まって低い声で一言。「やめてくれる? 」
そしてまた反対側に横断。さすがについてこなくなりました。
正直、可哀想な気になりました。 でもでも・・・
万が一のことが起きてからでは遅いのです、タビさん、前科があるし。
言い訳しておきますが、その日は私、機嫌悪かったのです・・・。
本犬はそんなにウザく思ってなかったかもしれないタビさん、
今回の写真は「ジョーズ」です。ダイレクトはがきをクシャッと丸めると、
必ず駆け寄ってきてオモチャ代わりにします。
投稿者 joqr : 2008年3月14日 11:44