文化放送で放送中の『昇々・ぴっかり☆ はまきんっサタデー』。パーソナリティは、落語家の春風亭昇々さんと春風亭ぴっかり☆さんです。
1月23日(土)は、昇々さんの近況トークやリスナーからのおたよりを紹介しました。
ぴっかり☆も見習う、昇々の考え方とは?
昇々さんは、「昨年末にアスファルトでおおこけしてしまった」のだとか。さらにその後、「電球に頭をぶつける」「はさみで指切る」「足が靴擦れする」「首を寝違える」と悪いことが続いたそうで、「呪われてんじゃねぇかと思った」と話します。
ぴっかり☆ そんなに嫌なこといっぱいあるってすごいね。
昇々 そう。いろいろ調べたわけ、厄年じゃないかとか。あと「八方塞がり」って言って、すごい運が悪い年なのかとかね。それに大殺界とかあるじゃん。ああいうの全部調べたら、全部違うわけ。
ぴっかり☆ あら!
昇々 もういい年なんだよ、今年。だから逆にこれはいいことなんじゃないかなと思って。
ぴっかり☆ あー、厄落とし!
昇々 厄落としっていうか、一個のめちゃくちゃ悪いことをちょっとの悪いことに、小凶ぐらいに分散させてるんじゃないかなと思ってる。
ぴっかり☆ いいな、それ願いたいわ。
そんな昇々さんですが、先日「すごくいいこと」があったそうで――
昇々 真打昇進のチケットを落語会の会場で売ったんだよ。そしたら100枚売れたんだよ。
ぴっかり☆ うわぁー!! おめでとう。
昇々 すごくない? 3000円もするんだよ、これ。
ぴっかり☆ 100枚はすごいわ!
昇々 これ全然プラマイじゃなくてプラプラだよね。
ぴっかり☆ うーん。考え方だね、昇々ちゃんのいい所が出てるね。だって、「嫌なこといっぱい」って思わずに「分散させてる」って思うのいいね。見習う。
昇々 ね、逆に悪いことじゃなくて、いい年なんだって思えるからね。
ぴっかり☆さんは、「みなさん、この考え方をぜひ!」とリスナーに呼びかけました。
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うどんをすする音で赤ちゃんが泣き止む!?
第一子が誕生した昇々さん。リスナーから「泣いている赤ちゃんにうどんをすする音を聴かせると泣き止む」という情報が届きました。
落語にはうどんやそばをすする仕草が出てくるということで、リスナーからは「夜泣きしているお子さんの前で『エアうどん』を実践して泣き止むか試してみてください」というリクエストも。
これに対し昇々さんは「これはもう、やらなくてもわかります。泣き止みません」と即答。
ぴっかり☆ どうして?
昇々 もうとにかく泣くからうちは。
ぴっかり☆ でもやってみたら?
昇々 そういうのはいっぱいあるわけ。例えば、反町隆史さんの「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」を流すと泣き止むとか。でも全然! 曲よりも泣く声のほうがでかいんだから。聞こえないんだから。
ぴっかり☆ でもほら、その子に合ったものがあるかもしれない。うどんだけは、ピタッとっていうこともあり得るよ。
昇々 あり得るかね? うどんで泣き止んだ場合、たぶん前世でうどんにまつわるなにかあったんだろうね。
ぴっかり☆ そう? でもこれさ「それはそばだよ」みたいなツッコミがくるかもしれないからさ、ちゃんとうどんやんないと。
昇々 子どもが?
ぴっかり☆ そう。
昇々 喋んないのに?(笑)
ぴっかり☆ (笑)
最初は「やらなくてもわかります」と話していた昇々さんですが、最後は「わかんないけどね、やってみましょうか」と答えました。