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2020.11.12

桜木紫乃 初エッセイ集の帯コメントは壇蜜。理由は愛されているから!? 『大竹まこと ゴールデンラジオ!』

大竹まこと ゴールデンラジオ!

文化放送で生放送中の平日昼ワイド番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』。パーソナリティは大竹まことさん、アシスタントは砂山圭大郎アナウンサーです。


水曜パートナーは壇蜜さん。11月11日の放送は、ゲストに作家の桜木紫乃さんを迎えてお届けしました。

桜木紫乃、エッセイ集の帯コメントは壇蜜に

桜木さんのエッセイ集「おばんでございます」の帯コメントは、壇蜜さんが担当したのだとか。大竹さんが経緯を質問すると、壇蜜さんは「ご指名です!」と回答。


桜木 そうです、ご指名です(笑)

大竹 ご指名。なぜ壇蜜さんをご指名なさったんですか?

桜木 愛しているからです(笑)

壇蜜 愛されてます!

大竹 なぜ、愛することになったんですか?

桜木 なぜ愛する......? 愛に理由はないんです(笑)

大竹 おいっ!(笑) いや、分かるけど、何か理由はあるでしょう?


ここで大竹さんは、壇蜜さんと桜木さんの関係について質問。桜木さんは、2014年に発表した『ブルース』の帯コメントを壇蜜さんにお願いしたのが最初だと話します。


桜木 そうしたら、即答で「はいよ」ということで。

大竹 はい。

桜木 今回も、北海道新聞(※エッセイ出版元)の担当編集さんがですね、私に内緒で壇蜜さんに頼んだんですよね(笑)

大竹 なるほど。

壇蜜 サプライズでした(笑)

桜木 そうなんです、ビックリしました!


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エッセイは「これが最初で最後」!?

番組は、エッセイ集「おばんでございます」の話題で盛り上がります。


壇蜜さんは、エッセイ集を「いろいろな紫乃さんの一面が、この一冊に凝縮されている」と絶賛。「作家として見るよりも、ひとりの女の人がこうやって暮らしているんだ、こういうこと考えているんだってのが、すごくよく分かりました」と話します。


桜木さんは「ありがとうございます」と返しますが、続けて「エッセイはこれが最初で最後にしたい」と発言。大竹さんと壇蜜さんは「どうしてですか!?」と驚きます。


桜木 わりと固いものを書いている気持ちでやってきて、その20年かけて作り上げてきた私が、この一冊でガラガラと崩れていくのを感じているので。

壇蜜 そんなことないですって!(笑)

大竹 「こんな人だったんだ」って?

桜木 うん、バレてる感がイヤですね(笑)

大竹 でも、小説の虚構性は虚構性で、しっかり保っているから。

壇蜜 いや、ホントね、紫乃さんが普段何してるかがよくわかる一冊なんですよ。

大竹 うん、うん。

桜木 でも、あんまりわかられたくないんですよ(笑)


桜木紫乃(さくらぎ しの)プロフィール

1965年、北海道生まれ。2002年に「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞。2013年、「ラブレス」で島清恋愛文学賞。同年、「ホテルローヤル」で第149回直木賞を受賞。同作は累計発行部数が100万部を超え、ベストセラーとなる。2020年には「家族じまい」が第15回中央公論文芸賞を受賞。同年、初エッセイ集「おばんでございます」を上梓。プライベートでは「ゴールデンボンバーの鬼龍院翔の大ファン」を公言。「ホテルローヤル」は映画化し、監督・武正晴、出演・波瑠、松山ケンイチ、安田顕などで2020年11月13日から公開。


大竹まこと ゴールデンラジオ!

放送日:月曜~金曜 13:00~15:30 生放送

出演者:大竹まこと、壇蜜、砂山圭大郎

過去回:Podcast

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