ワークマンの経営が躍進した秘密とは?田村淳、ワークマン・ロンドンブーツ店を開店!?『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』
文化放送で放送中の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』。パーソナリティは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんと、砂山圭大郎アナウンサーです。
8月22日(土)のゲストは、日経クロストレンド記者の酒井大輔さん。酒井さんの著書『ワークマンは 商品を変えずに売り方を変えただけで なぜ2倍売れたのか』の話で盛り上がりました。
ワークマン、どんぶり勘定からデータ経営へ
酒井さんは「この本でいちばん反響のあったのが、データ経営のところ」と話します。
ワークマンは作業服・作業関連商品を専門に扱う、フランチャイズ形態のチェーンストア。酒井さんは、昔のワークマンについて「勘と経験で、これくらい仕入れてこれくらい売れれば、経営は成り立つだろうというどんぶり勘定だった」といいます。
この状況を変えたのは土屋哲雄専務だそうで――
酒井 新業態をやる場合はデータに基づかないと何も判断できないので、土屋さんは「データを見よう」って言ったんですよね。
田村 うん、うん。
酒井 そこでまず、社員に表計算ソフトの講習から始めてもらって。それを地道に続けて、自分で販売データを見て、最低限「これが売れてる」とか分析ができるくらいまでに社員の能力を底上げしたんです。
田村 はい。
酒井 でも、ただ「やれ」って言っても社員はついてこないので、給料を上げるからデータ経営を学ぼうみたいな感じで。
砂山 あー。
酒井 で、学んだことは忘れていくから、幹部陣にも定期的にテストを受けさせたりしたんです。あまり難しいものではなくて。(中略)自信をつけてもらうために。数字に拒否反応がある方もいるので、その苦手意識を取り除いてからデータを見るようになったんです。
その結果、ワークマンは「新商品の開発や店舗への納品量など、何でもデータに基づいて決めるようになった」そうです。
田村さんも「ということは、無駄が無くなっていくということですよね」と感心。
田村 何でも揃ってるワークマンだから、とりあえずたくさん作ってたくさん売ろうよって昔の経営じゃなくなってきて、ちゃんと狙いを定めて「たくさん売ろうよ」だから、そりゃ利益は上がっていきますよね。あー、面白い!!
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田村さんは「いつかどこかとフランチャイズ契約してみたい」と話します。酒井さんの話を聞いて、ワークマンのフランチャイズに興味を持ったようで――
田村 今からワークマンのフランチャイズって、乗り遅れてる感じですか? 今からでもやっていける?
酒井 今、ワークマンはすごい店舗を拡大しているらしいので。
田村 えー!? ロンドンブーツ店やらせてもらえないかな?
酒井 すごい看板店になりそうですね(笑)。(中略)でも、いちおう地元密着を掲げていて。
田村 あ、じゃあそこにいないといけないんですね。
酒井 基本的にはそうですね。
田村 まぁでも、後輩使えばいいんですもんね。
砂山 住みます芸人的なことですね(笑)
酒井 住みます芸人なら、そこにいますからね(笑)
酒井さんは「ワークマンは都心にも出店したいらしい」と話します。田村さんは「夫婦で働くのが夢だったから、(奥さんの)香那ちゃんに『ワークマン一緒にやってくれないか』ってお願いしてみようかな」と言って笑いました。
ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB
放送日:土曜 13:00~14:55 生放送
出演者:田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、砂山圭大郎アナウンサー
過去回:Podcast(タイムフリー終了後から)