文化放送で放送中の『太田英明のMUSIC NEO』。パーソナリティは太田英明アナウンサー。次代のアーティストや音楽関係者を招き、じっくり話を聞く番組です。
8月11日のゲストはアーティストで俳優の寺西優真さん。寺西さんが歌手を目指したきっかけや、新曲「REASON」の話題で盛り上がりました。
芸能界入りのきっかけはカラオケ大会とJUJUのライブ
太田さんが寺西さんに、芸能界入りしたきっかけを質問。寺西さんは「元々、歌うことが好きだった」と話し始め――
寺西 出身は長崎なんですけど、そこでよくカラオケ大会がありまして。それによく出ていたんですよ。そこで尾崎豊さんの「I LOVE YOU」を歌って。
太田 うわぁ、合いそう。ヤラレちゃう、歌われたら。
寺西 はい(笑)。そのとき、目の前にお年寄りの方が座っていたんですけど、ちょっと涙をこぼしてくださって。それを見て、僕は鳥肌が立ったというか。
太田 ええ。
寺西 僕にも歌で人に伝えられるものがあるんじゃないかと思ったことがきっかけで、(芸能界入りを)意識するようになりました。
寺西さんは2017年の東京ボーイズコレクションのオーディションを経て芸能界入り。最初から俳優ではなく「歌をやりたかった」そうです。続けて「JUJUさんのライブに影響を受けた」と明かします。
寺西 (JUJUさんのライブに)行ったときに、会場の空気に鳥肌が立って。
太田 はい。
寺西 歌を聴いて、バラードを人の心に届くように歌える方がいるんだなと思って。僕もそういう歌手になりたいなって、そこで決心がついたんです。
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寺西優真、初作詞の裏話を明かす
話題は寺西さんのメジャーデビュー曲「REASON」へ。この曲は、8月5日に放送が開始された寺西さん初主演のドラマ「彼が僕に恋した理由(わけ)」の主題歌でもあります。
また、「REASON」の作詞は寺西さんが担当。作詞するのは初めてだったそうで、「(やり方が分からず)最初はちょっと迷った」と話します。
寺西 事務所の社長が作詞もやっていたので、(作詞を)やりたいって夢はあったんです。僕にとって初主演のドラマが決まったので、このタイミングで挑戦しようと思いまして。
太田 はい。
寺西 最初はやっぱりサビのフレーズを決めて、それを大事にしようと。まずそれを決めて、あとはドラマを想像しながら。
太田 うんうん。
寺西 (ドラマは)学園モノでもあったので、僕の学生のころの思い出とか、感情とか気持ちを入れつつ、ドラマのストーリーに沿って書きました。
曲を聴いた太田さんは「(優真という名前は)名は体を表すというか、本当に優しい感じの癒し系の声で。しかも、本当の気持ちを歌ってるという真心も伝わってきました」と話しました。