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2020.07.20

江本孟紀、リーグ優勝に導いた原辰徳監督の手腕を評価。元木大介・宮本和知をコーチに起用した裏話も明かす『くにまるジャパン 極』

くにまるジャパン 極

文化放送の平日朝ワイド番組『くにまるジャパン 極』。パーソナリティはフリーアナウンサーの野村邦丸さん、パートナーは西川文野アナウンサーです。


7月14日(火)のゲストは野球解説者の江本孟紀さん。著書『監督 原辰徳研究 この「名将の器」に気付かなかった面々へ』の話題で盛り上がりました。

江本孟紀、原監督の手腕を評価

江本さんは、2019年の読売ジャイアンツをリーグ優勝させた原辰徳監督の手腕を「非常に高く評価している」のだとか。その理由は「2019年のジャイアンツは本当に弱かったから」だそうです。


江本 だって大エースの菅野(智之投手)が9勝しかしてないでしょ?

邦丸 はい。

江本 規定投球回数にも足りていない。ほかのチームがいかに弱かったとはいえ、その中で優勝するのは大変だったと思いますよ。

西川 うんうん。

邦丸 丸(佳浩外野手)をとったからじゃないかって声も聞こえてきますけど?

江本 丸がまた、いいところで打たなかったんですよ!

邦丸 (笑)

江本 丸と菅野の不調でガタガタになったんですから。それを、ああでもない、こうでもないとやりくりしてね。

邦丸 はい。

江本 そこがやっぱり手腕として評価して出さないといけないんです。


この後、江本さんは原監督と野村克也さんの監督成績を比較して話します。


江本 (名将といわれる)野村さんは監督を24年やって、半分Aクラス、半分Bクラスなんです。でも世間の人は、ずーっと優勝してたかのような見方をしている。そこはもうちょっと冷静にみたらどうですかと。

邦丸 うんうん。


江本 それから通算成績(1565勝1563敗)もプラス2しかない。その成績を見ても野村さんを名将と呼ぶのであれば、原辰徳(13シーズンでAクラス12回、Bクラス1回/1024勝776敗)はどうなんだというところですよね。


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タレント活動していた元木・宮本をコーチにした理由は?

江本さんは、原監督がタレント活動をしていた元木大介さん(現ヘッドコーチ)と宮本和知さん(現投手チーフコーチ)を2019年からコーチに起用した理由について言及。


江本さんは2019年のチーム組閣(コーチ陣選び)について、原監督へ直接聞いたそうで――


江本 「組閣で宮本とか元木を入れるらしいじゃないか。世間はそう言ってるけど、どうなの?」って言ったら、「いや江本さん、あいつらは見かけからはそうは見えなくても、めちゃくちゃ野球を勉強してますよ」って。

邦丸 うん、うん。

江本 (原監督が)「そこを見たんですよ」と。「表向きのイメージだけの連中じゃないですよ」と言うんでね。まぁ、丸呑みにはしませんでしたけど(笑)

西川 はい。

江本 「へぇ、そうなのか」と思ってそういう見方をしていると、宮本は女子野球とか、元木は子どもの野球とか、そういうときの(指導の)姿勢がすごいんです。そういうところを(原監督は)見ているんですよ。

邦丸 ほぉ。

江本 そういう新鮮な感覚。それから今いる選手に合う・合わないも、コーチ選びにはあるんですよ。そういうのを総合して、彼ら二人を起用したんじゃないですかね。


くにまるジャパン 極

放送日:月曜~金曜 9:00~13:00 生放送

出演者:野村邦丸、西川文野アナウンサー

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