文化放送で放送中の『レコメン!』。パーソナリティはオテンキのりさんです。
7月13日のゲストは、シンガーソングライターの瑛人(えいと)さん。瑛人さんのデビュー曲「香水」制作の裏話や学生時代の話題で盛り上がりました。
瑛人の楽曲制作方法はフリースタイル
瑛人さんは「『香水』は1ヶ月ちょっとで作った」のだとか。そこでのりさんが楽曲の作り方について質問すると、瑛人さんは「曲を作り始めて間もないのでスタイルがない」と話します。
瑛人 「歌詞から書いて」みたいな、曲の作り方を知らなくて。「香水」ができたのはセッションからで。
のり うんうん。
瑛人 まず友だちが勝手にギターをジャジャンと弾いて。
のり 勝手に? 「香水」の作り方のレシピその1、「勝手に友だちがギターをジャジャジャンとやる」(笑)
瑛人 そうなんです、ジャジャジャンとやって。で、俺はラッパーじゃないですけど、フリースタイルでそのときの調子を歌っていく。
のり 気持ちをぶつけていくんだ。
瑛人 そうです。という遊びを、公園とかでやってるんですよ。
のり すげぇ遊びだね、レベルの高い遊びだね!
続けて、瑛人さんは「香水」の歌詞「ドルチェ&ガッバーナの香水のせいだよ」が浮かんだときの話を披露します。この歌詞は「香水」でも有名なフレーズのひとつ。
もともと瑛人さんがバイトしているところのオーナーが、ドルチェ&ガッバーナの香水をつけていたのだとか。瑛人さんは「この香水をつけたらめっちゃモテんだろうな」と思ったそうで、オーナーの香水を借りてセッション前につけてみたといいます。
瑛人 香水をけっこうつけて、そのままセッションするスタジオに入ったんですよ。で、いつものようにフリースタイルで適当に歌っていて。
のり うん、うん。
瑛人 で、何も意識しなかったのに「君の ドルチェ&ガッバーナの その香水のせいだよ♪」ってフレーズが出てきたんですよ。
のり サーっと出てきたの? 意識するんじゃなく?
瑛人 たぶん(香水の匂いの)インスピレーションで。フリースタイルだから。
話を聞いたのりさんは「このフレーズは本物の香水じゃないけど、耳についたらずーっと残ってる感じがするよね。初めて聴いたとき一発でもってかれました」と話しました。
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瑛人、ダンス部に入った理由は「セクシーダンス」!?
瑛人さんは高校でダンス部に入っていたそうです。のりさんが入部した理由を質問すると――
瑛人 中3のときって高校の文化祭を見に行けるじゃないですか。
のり はいはい。
瑛人 で、別に行きたい高校じゃない高校の文化祭を見に行ったんですね。それで体育館に入ったらダンス部が踊っていて。
のり うんうん。
瑛人 女性の、高校3年生くらいかな? 椅子に座ってセクシーダンスをしてたんですよ(笑)
のり あらまー、高校3年生が! 中3からしたら、もうすごい話だよね! 腰抜かすやつだ。
瑛人 そうなんです、ワーってなって(笑)
のり え、それでその高校に行こうと思ったの?
瑛人 そうです! それで決めました!
しかし、瑛人さんが入部したときには、既に文化祭で見た先輩たちは卒業してしまっていたそうです。のりさんが「すごいね、それも曲にしてもらいたいくらいだね」と言うと、瑛人さんは「できそうですね、これ!」と前向きに返しました。
●瑛人(えいと)
シンガーソングライター。1997年6月3日生まれ、現在23歳。神奈川県出身。
事務所やレコード会社に所属せず、2019年4月に音楽配信サービス限定で1stシングル「香水」をリリースして音楽活動を開始。
「香水」は、キャッチーな歌詞からTikTokのバックミュージックに多用され、4月23日にFANTASTICS from EXILE TRIBEの中島颯太が弾き語り動画を投稿すると一気にヒット。同曲は、オリコン週間合算シングルランキングや、LINE MUSIC月間ランキング、Spotify JapanバイラルTOP50、Billboard JAPAN総合ソング・チャートなど、数々の音楽チャートで1位を獲得。
2020年1月には「HIPHOPは歌えない」、「シングルの彼女」を配信限定でリリースした。