インターネットで今すぐ聴くradiko.jp
2019.07.10

武藤敬司がムーンサルトプレスや膝の手術を語る!『くにまるジャパン 極』

くにまるジャパン 極

文化放送の平日ワイドで、野村邦丸さん、西川文野アナウンサーがパーソナリティを務める『くにまるジャパン 極』。


7月9日の放送では、「極シアター」に"プロレスリング・マスター"との呼び声高い武藤敬司さんが登場しました。武藤さんは昨年3月、膝の人工関節置換手術を行い欠場を続けていましたが、今年6月26日には1年3ヶ月ぶりにリングへ復帰。今回は、武藤さんの技である「ムーンサルトプレス」への思いや、膝の人工関節手術の様子について、たっぷりお話しを伺いました。

武藤さんの登場から聴く(配信終了) radiko.jp ※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。 ※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

杉本医師との出会い

武藤さんは24歳の頃から、膝の故障とずっと闘い続けていた<そうです。邦丸さんは、先日スポーツ報知の福留崇広さんが書かれた「さよならムーンサルトプレス 武藤敬司35年の全記録」冒頭の引用から、武藤さんの膝の人工関節手術への決意を伺いました。


邦丸 いきなり(本の)頭の部分が「2017年の12月。武藤敬司は東京足立区の苑田会人工関節センター病院で、病院長・杉本和隆の診察を受けていた」と、こっから始まるんですよ。この時はもう要するに、人工関節に変えれば普段の生活はなんとかできるんだけど、リングには戻れないっていうことの繰り返しだったわけでしょ?

武藤 あの、その先生にたどり着くまでは、「人工関節にしたら、もうプロレスはできませんよ」ということを言われてて......。で、その先生と出会って初めて「人工関節してもプロレスやっていいよ」って言ってくれたんすよ。で、決意しましたよ。結果、人工関節やってよかったな~って思って


武藤さんは手術後に可動域が広がったことが嬉しくて、術後1ヶ月ほどで思わずスクワットをしてしまい、膝の皿を真っ二つに割って骨折。「先生にすげー怒られた!」と笑って話します。邦丸さんも「"武藤さんらしい"っちゃ"武藤さんらしい"のかもしれない」とコメントしました。



仮面ライダーの延長でプロレス

くにまるジャパン 極

コーナー後半は、「さよならムーンサルトプレス 武藤敬司35年の全記録」の著者であるスポーツ報知の記者・福留崇広さんもスタジオ内にお迎えし、熱いトークに。

福留さん登場から聴く(配信終了) radiko.jp ※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。 ※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

また、ムーンサルトプレスという技が生まれた経緯をお伺いしていくと――


武藤 アメリカに持ち込んで、これでのし上がったんです。この技で。アメリカでやるやついなかったから

邦丸 日本のときも、いざリングで試合をやってるときになんかできそうだなーっていう風に思ってやられたっていう――

武藤 元々バク転とかできてる中で(やれると思った)。ガキの頃(地元の)山梨の田んぼで乾燥したわらとかをクッションにして、バク転とかそういうのを練習したりもしたりして。あの、仮面ライダーになりたかったから。俺の子どもの頃、仮面ライダーは憧れのヒーローで。その仮面ライダーごっこの延長で。まぁまぁその延長でプロレスもやってるんですけども。



やっとみつけた俺の人工関節

くにまるジャパン 極

武藤さんの膝の人工関節を作るにあたっては、意外な苦労があったようで――


武藤 ただね、あの人工関節つくるにあたって、とにかく俺のサイズって日本人にはないらしいんすよ。で、アメリカ人にも俺よりでかい膝の人いなくて。あのオーストラリアのアボリジニーの骨格で作ったとか言ってて


福留さんいわく、人工関節は2ミリずれただけでもだめなんだとか。そのため武藤さんに合うものを探し出すのに2ヶ月かかったそうです。さらに、武藤さんの骨は太くて硬いらしく、削るのも大変だったようです。また、骨を削る刃も高価なものを使用し、普通の人が1枚で削るのに対し、武藤さんは3枚使用したそうです。

人工関節を探して(配信終了) radiko.jp ※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。 ※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

番組概要

●番組名

『くにまるジャパン 極(きわみ)』

●放送時間

毎週月~金曜日 午前9時00分~午後1時00分(生放送)

●パーソナリティ

野村邦丸

●パートナー

西川文野アナウンサー(月-水曜)
水谷加奈アナウンサー(木-金曜)

●Webサイト

http://www.joqr.co.jp/kiwami/

twitter ツイート facebook シェア LINEで送る