文化放送は、局内の最長寿番組『朝の小鳥』(毎週日曜午前5時10分~5時15分)をPodcastにて配信することを決定しました。12月27日(日)に配信を開始します。
『朝の小鳥』は、文化放送が開局した翌年1953年5月から放送がスタートし、日曜朝にふさわしい爽やかな野鳥の声を毎週お届けしている番組です。
高音質な音の魅力にフォーカスした長尺の"ASMR"シリーズを放送している文化放送の、"元祖ASMR番組"で、1958年には民放大会賞(現・日本民間放送連盟賞)ラジオの部で最優秀作品賞を受賞しました。それ以降も国内外に生息する数々の野鳥録音に成功し、67年の歴史の中で紹介してきた鳥は全1,000種以上。まさに、文化放送とともに歴史を積み上げてきたと言える番組です。
2006年7月より収録・構成を担当しているのは松田道生さん。年を追うごとに鳥影が減り、人工的な雑音が増えるという苦境と戦いながら、長年の伝統を守りつつ新たな試みにも意欲的に挑戦していただいています。
松田道生さん
配信は、12月27日(日)午前7時より開始し、以降は毎週日曜日の午前7時に配信します。
このPodcastでの配信を通して、『朝の小鳥』のリスナーはもちろんのこと、日ごろ番組に馴染みのないリスナーに対しても「野鳥の魅力」や「自然保護の大切さ」をお伝えします。
松田道生 プロフィール
1950年東京生まれ。東邦大学理学部生物科卒業。日本鳥類保護連盟事業部長、日本野鳥の会企画室長を経てフリーに。現在、公益財団法人日本野鳥の会理事、日本バードカービング協会理事などのほか、出版、放送、講演、フィールドでの指導を通じて野鳥保護活動を行っている。著書に『野鳥を録る』(東洋館出版社)、共著に『野鳥大鑑鳴き声420』(小学館)など多数。
朝の小鳥
放送時間:日曜 午前5:10~5:15
録音・監修:松田道生
ナレーション:鈴木純子(文化放送アナウンサー)