文化放送で毎週日曜日7時から放送中の『龍角散プレゼンツ 志の輔ラジオ 落語DEデート』。様 々なジャンルからゲストをお迎えしてデート気分でおしゃべりするトーク番組です。パーソナリティは落語家の立川志の輔さん。
12月15日放送は、元乃木坂46で将棋親善大使も務めるタレント・伊藤かりんさんをゲストにお迎えしました。
伊藤かりん、将棋との出会いは物心のつかないとき?
志の輔 将棋番組の司会を4年間していたということですが、まずあなたが初めて将棋を知ったのは何歳のときですか?
伊藤 知ったのは物心つかない、ほんと小さいときに――
志の輔 物心つかない頃から(笑)
伊藤 つかない頃です(笑)
志の輔 すごいね(笑)。それはお父さんが大変好きだったとか?
伊藤 えっと、祖父が好きで、お正月に集まると家族みんなでやるみたいな感じだったんですけど、正直ハマらなかったんですよね。オセロがやりたいってずっと思ってて。
志の輔 そりゃそうだよー。
伊藤 ただルールはそのとき知っていて、乃木坂46に入ってからお仕事で関わることになって。
志の輔 でも乃木坂にいるときに......、あの、なんかいいね、俺もなんかこの年代で「乃木坂にいるときさ」って(笑)
伊藤 (笑)
志の輔 そのとき(乃木坂に将棋の仕事がきたとき)にかりんさんが、将棋に詳しいとか、あるいは将棋のことならついてこれる人だってことは、なんか履歴の趣味のところとかに書いてたの?
伊藤 全然書いてなかったんですけど、乃木坂の誰かに将棋の仕事の依頼が来たんですよ。で、「できる人?」みたいになったときに挙手したのが私しかいなくて、そこからこうやって大きく仕事につながっていったので。
志の輔 あなたの年代の女性で、将棋の駒の並べ方やルールを知ってる人って......
伊藤 ......なかなか。小さいときから知ってるみたいな人はいなくて。ただ今将棋ブームなので、女性で指す人も増えていて。最近は「大人になってから新しく覚えた」っていう女性がたくさんいらっしゃいますね。
志の輔 あれは覚えたら楽しいよね!
伊藤 いやー、そうなんですよ! 覚えるまでがね、なかなか......難しいんですけど(笑)
落語DEデートでもやっぱり将棋!?
番組後半では、五代目古今亭志ん生の「粗忽の使者」を音源でお届け。音源を流す前に、志の輔さんが「慌て者の話ってみんなよく言うんですけど、(主人公は)慌て者とかそそっかしいでくくれないぐらいのすごい面白い人なんです」と紹介します。
続けて「かりんさんは慌て者だったりそそっかしかったりしますか?」と質問すると、「真逆ですね」との答えが。「もう石橋叩きまくって渡る感じ」、「旅行の計画とかも分刻みなタイプなので」と話します。
15分51秒の「粗忽の使者」を聞き終わると、伊藤さんは「落語というものをふんわりとしか知らなかったので、長さがこれだけあるっていうのも知らなかったです」とコメント。志の輔さんから「一番短いといっていいぐらいの落語」と説明を受けると「短いんですね!」「これを暗記されてるってことですよね......?」と驚きます。また中身については――
伊藤 私的には「飛車」。将棋の「飛車」が出てきたんですよね。それがすごい嬉しくて(笑)
志の輔 多分スタッフはそこで使った(キャスティングした)んでしょうね。きっと(笑)
伊藤 (笑)。落語家さんはやっぱすごいですね。長くないのかもしれないですけど、ここまでずっとしゃべってしゃべって、最後にボンっとオチが来るんですね。すごい面白いなって思って。
初めて落語に触れた伊藤さん。最後は「すごい面白い」と話しました。
番組概要
■タイトル
『龍角散プレゼンツ 志の輔ラジオ 落語DEデート』
■放送日時
毎週日曜日午前7時~7時55分
■パーソナリティ
立川志の輔
■メールアドレス
■番組サイト
http://www.joqr.co.jp/blog/rakugo/