鈴村健一、3rdミニアルバム「ROOTS」に込めた自身の“ルーツ”について語る~5月6日放送「内田雄馬 Heart Heat Hop」
文化放送地上波にて毎週土曜日24時30分から放送中の「内田雄馬 Heart Heat Hop」。
パーソナリティは、声優の内田雄馬。
5月6日の放送では、ゲストの鈴村健一が、5月24日に発売される3rdミニアルバム『ROOTS』(ルーツ)制作の裏側を語った。
今回のミニアルバム制作に関して、自身の音楽活動が15年を迎えたことに意味がある、と言う鈴村は…
鈴村「僕の音楽活動ってやっぱり声優をやっていたから出来ていると思うし、自分にとってもルーツがあるから音楽をやれていると思うので、改めて自分というもののルーツを音楽にしてみよう、という事をテーマにして作ったアルバムですね」
内田「僕も先に聴かせて頂いたんですけど、5曲全部違う曲調ですよね。最初聴いた時にすごい試みだと思ったんですけど」
鈴村「今回はけっこうバラエティ色があるね」
内田「そうですよね、これはどういう流れでこういうかたちになりましたか?」
鈴村「今回はルーツということで、僕がお世話になっていたりご縁がある方に楽曲を作ってもらいました。僕が音楽について色々と語るラジオをやっていた時にゲストに来て下さった高橋優さん、ヒャダインさんはその時に「いつか曲を作ってください」と約束して、その後もやりとりをしていたのでお願いしました。森久保祥太郎さんは長年のご縁があって一緒にコラボイベントもやらせてもらっているからぜひ作ってもらいたいと思っていたし。堂島考平さんは僕の奥さん(声優の坂本真綾さん)と楽曲をよく作っていて、僕も横で見ていたの。そんなことを言っていたらうちの制作チームが堂島さんとお知り合いとお話を頂いて、これもまたひとつご縁が繋がるしルーツと言っても良い部分だからお願いをしました。あと宮崎誠さんは僕の曲をいっぱい作ってもらっているしツアーのバンドマスターもやってくれています。本当に僕にとってルーツのアーティストの皆さんです」
内田「本当に多種多様な音楽ジャンルなので聴きごたえあります。それと麻婆茄子が(歌詞の中に)出てくるのが気になります(笑)」
鈴村「そう、(ミニアルバム収録曲『乗り込め 町中華』は)僕の貧乏時代を支えてくれて今でも愛している町中華をテーマにヒャダインさんにお願いしました。僕は自分の音楽は全部作詞しているけど、この曲だけ初めて作詞しなかった」
内田「えー!すごい。堂島さんと制作された『東京』という楽曲の中に“中華”のワードが出て来て、全体が繋がっているようだから鈴さんが書かれたと思ったのですが違うんですね?(笑)」
鈴村「これは曲を発注する時に、麻婆茄子のおかげで偏食を解消して食べるのが好きになったエピソードをしっかり書いてお手紙としてお渡ししたらそれを見事に入れ込んだ歌詞が出来ていて。最初は頂いたものを仮歌詞として自ら書き直そうと思ったけど、書けども書けども僕の言いたいことは全部書いてあると思ったからそのまま採用させて頂きました」
内田「素晴らしいコンビネーションですね。ツアーの時の鈴さんはこういう感じじゃないかなって思いましたよ」
鈴村「美味いもの食いて―!って言ってね(笑)」
内田「ツアーで来たから町中華行くぞー!みたいな感じなんだと思って(笑)」
鈴村「そういう感じの曲になったよね(笑)」
内田「でも、めちゃくちゃ楽しい楽曲になっていると思います」
「内田雄馬 Heart Heat Hop」5月6日放送分はディレクターズカット版のアーカイブがYouTube内田雄馬 OFFICIALチャンネルで配信中。