小原好美、父とのエピソードから生まれた様々な考え方を語る ～4月17日放送「小原好美のココロおきなく」

毎週日曜日20時から文化放送超!A&G+にて放送中の、声優・小原好美がパーソナリティを務める「小原好美のココロおきなく」。

 

最近は昔のことを考える時間が増えたという小原。正月に父と二人で買い物に出かけた時に「昔は楽しかったねぇ」と小さいころ年の近いいとこと遊んでいた思い出話をしながら、今そのいとこは結婚をして子供が生まれていて、小原自身は声優という仕事をしていて、本当に何が起こるか分からないなと思ったと語った。そんな話をしながら嬉しそうに子供の成長を喜んでいる一方で、どこか寂しさも感じているような父の姿を最近ふと思い出し、自身も寂しい気持ちになって泣いてしまい思わず父に連絡をしたというエピソードを披露した。

小原　当たり前のように時間は経っていくけど、今っていうこの時間も二度と戻ってはこないから、いつかきっと「あぁ、この作品やってたな。○○やってたな懐かしいな。」って思う時が来るんだろうなぁ。そういう時に私、結婚しているのだろうか？とか子供はいるんだろうか？とか、はたまた声優がうまくいってなくて実家に戻ってるっていうこともあるかもしれない…とかいろいろ考えちゃったりしてるんですけど、みんなもそういう風に昔のことを振り返ったりすることはありますかね？

と、昔を振り返りながら未来のことを考えている最近の心境を語った。

 

続いてリスナーから届いたメールを紹介。『お付き合いしている人をずっと好きでい続けるのと、好きな人を諦めるのは、どちらの方が難しいと思いますか？』とのメールに対し、すごい質問ですね！と驚きつつも、好きでい続ける方が難しいんだろうなと回答した。よく聞く「付き合う前が一番楽しい」が永遠に続くのは難しいとの理由で、その考えに至ったのは父からの聞いた言葉だという小原。

小原　好きでい続けられる期間って言ってもそんなに延々とはないから、その『好き』っていうところから気持ちがバトンタッチするんだって。何に変わるかっていうと、信頼関係になってくるんだって。いたら安心するとか恋人っていうのを超えて、いるのが当たり前、いるのが当たり前ってなっちゃいけないなってなった時にそばにいてほしい人。家族みたいな人って、情が芽生える期間に入るんだろうね。そこから信頼関係に繋がっていければ。夫婦関係において信頼関係が一番大事だから、そういう風にシフトしていければ…って言ってた。

と話し、なんていいこと言うんだ！と感動したと話した。そう考えると、ネガティブな意味合いだけではなくて「好き」でい続ける方が難しいのではないかと自身の見解を語った。