佐倉綾音 初舞台で感じた役作りの難しさを語る「やばい、私のやつ間違えてるかも」
声優の日笠陽子と佐倉綾音がパーソナリティを務めるラジオ番組「日笠・佐倉は余談を許さない」(文化放送・毎週火曜25時~25時30分)。
5月14日の放送では、佐倉が出演した舞台『劇団ヘロヘロQカムパニー 第41回公演「#悪魔の手毬唄」』で感じたダブルキャストならではの役作りの難しさを明かした。
佐倉「舞台って面白い!」
日笠「舞台をやって、舞台の面白さにハマると抜け出せない人いっぱいいるらしいよね」
佐倉「ですね。でも私、稽古中は『舞台向いてないわ』って思いながら稽古してました(笑)」
日笠「やり終わるときっとね、楽しかった!ってなるんだろうね」
佐倉「セリフを繰り返しているうちに正解が分からなくなっていっちゃうんです。これもいいかも、これもいいな、これもありだな…みたいな感じになっていっちゃって」
日笠「へぇー!」
佐倉「声優っていう職業は、教えてくれる人もいっぱいいるし、音響監督さんとかスタッフさんが、正解、不正解を決めてくれるじゃないですか」
日笠「そうだね。スタッフさん達が選択して『これをください』って言われるからね」
佐倉「特に今回は時間が無かったこともあってほぼ何も指示が飛んでこなかったので、自分で考えなければいけなくて。ダブルキャストの名塚佳織さんと私で、考えてきた役の像が全く違っていて。国民的歌手の役だったんですけど、佳織さんは松田聖子ちゃんで、私は中森明菜さんのイメージで作っていて」
日笠「あー、でも2人とも国民的歌手だよね」
佐倉「国民的歌手だし、2人とも違う強さがあるんだけど、表面に出ているものが少し違うみたいな。だから、『佳織さんはこうやって作ったんだ…やばい、私のやつ間違えてるかも』っていうブレがあったり。でもこれはこれでダブルキャストの面白さかも!と思ってそのままやってみたりとか…」
日笠「そうだよね!多分それを受ける人たちも、やっぱり舞台は生物だからそのときに受けるものも違うだろうし。それが舞台の楽しさなんだろうね」
佐倉「そうかもしれないです!だからすごく面白かったですね!」
毎週火曜日25時00分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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