2013年6月16日

スタッフ放送後記　「似てる人コーナーの直前は　似て非なる言葉が満載のズミスペ」

突然ですが、わたくし

原田マハさん

の小説が好きです。

 

元来

読書量が少ないわたくしが言うのもなんですが

原田マハさんの作品に

心をよく動かされます。

 

カフーを待ちわびて

ナンバーナイン

キネマの神様

楽園のカンヴァス

生きるぼくら

 

どれも大好きですが

一番なのは

本日は、お日柄もよく

です。

 

仕事柄でしょうか。

この作品は

言葉

というツールについて

深く考えさせられます。

 

 

さて

ズミスポです。

 

今回はラジオという媒体ならでは、

わたくしの小さな葛藤をご紹介します。

 

特集コーナー「ズミスペ」で

お送りしているインタビュー、

時間にすると７分～９分です。

 

飲み屋でだべっているのが

２～３時間って考えると

あっという間ｗ

 

ですが

あのインタビューを放送でお届けするまでには

それこそ膨大な時間がかかっています。

 

まず申請。

相手所属団体へインタビューの可否を打診します。

 

可となり、対象、時間、場所

全てが整ってから

インタビュー展開の構成。

そして

インタビュー収録。

 

ここまですべて

ズミＰ

が行っています。

 

この労力を経て

わたくしが音声ファイルの編集。

そして

ＯＮ　ＡＩＲ

を迎えます。

 

作業的には

インタビューを収録した時点で

ほとんどが終了しています。

 

ただし

わたくしの編集次第でインタビューを

台無し

にすることも可能です。

 

 

「ズミスペ」インタビューの編集には

大抵２時間ほどかかります。

 

これは同程度の尺の編集作業からすると

ざっくり２倍の時間がかかっています。

 

理由は第１に

内容が濃い。

 

第２に

言葉　が　声

になると

同じ単語でも

意味が変わったりするケースが多くあるからです。

 

この辺は

あーそうだよね～

と理解していただけるでしょう。

 

理由その３

通常、言いよどんだりした部分は

真っ先に編集されるべきところですが、

音になると

生かすべき真実が

そこにある場合があります。

 

「ん～」

「え～」

「あの～」

 

これらだけでは

な～んの意味もありません。

 

しかし

「ん～・・・あのときは（回顧トーク）」

といった場合の

 

「ん～」は

"ホントは言いたくないけど"

や

"あの時はつらかったよな"

など

 

言葉そのものより多くを語っている場合がある

 

わたくしはそう考えています。

 

 

長くなりましたが

そんなこんなで皆様の心に届くよう

小心者の良心と感性を

フル活動

しながら、ズミスペインタビューの編集をさせていただいています。

 

そうはいっても

ズミＰのインタビュー能力の高さ

そして

対象のお話上手に

おんぶにだっこさせてもらっている

というのが正解ですがｗ

 

 

最後に

似てる人コーナー

「霊能力ストライカー」の防衛は

４４でストップ！

 

「ひた走る中国」は

どこまで防衛できるのか？！

来週以降の放送をお楽しみに♪