アルバイト求人サイト「ジョブセンス」などで知られる企業です。
大学生の時に起業し、史上最年少の25歳で上場を果たした、
若きベンチャー経営者です。
親類の影響もあり、小学生の時から社長になることが夢だったという村上社長。
幼い頃から周りに喜んでもらうことに喜びを感じていたそうで、
もし親類に政治家がいれば、政治家を目指していと思うと分析されていました。
高校生の時にアルバイト探しで感じた不便から、
求人ビジネスを興すことを考えたとのこと。
街行く人や飲食店の方々に自らインタビューを行ったという行動力には
驚かされました。
木田さんとは学生時代に起業したという共通点もあり、
さまざまなお話が飛び交いました。
規模が大きくなると、自分で作業せず、人に任せることも多くなります。
そこに手を出したくならないか、という質問には、
村上社長は、出したくなることもあるが、
任せることもひとつの決断であり、また、現場からの提案が増えてきたと
笑顔でおっしゃっていました。
また、リーダー像などは考えたことはない、
いかにサービスを良くするかが大事とおっしゃる村上社長ですが、
苦労した際、「なぜ自分はこの会社をやっているのか」という原点に立ち返り、
「幸せから生まれる幸せ」という経営理念が生まれたそうです。
そして、これからの夢を聞かれても答えられない大学生が多いとして、
誰もが自分のやりたいことを持ち、それを表現できる社会、
そしてそれを応援できる社会になってほしいとおっしゃっていました。
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さて、次回のゲストは
株式会社ライフコーポレーションの代表取締役社長、岩崎高治さんです。
首都圏や近畿圏で200店舗以上を展開するスーパー、
「ライフ」はご存知でしょうか。
三菱商事出身の岩崎さんには
スーパーの経営はもちろんのこと、
ヘッドハンティングされた際のお話や経営手法のあり方など、
幅広くお話を伺います。
お楽しみに!
「ファッションセンターしまむら」はおなじみでしょう。
全身をコーディネートした「しまラー」という言葉も生まれました。
なぜ、流行のファッションを安く買えるのか。
それは、メーカーとの付き合い方や物流に答えがありました。
メーカーに対して、返品の禁止、再値引の要求の禁止、
販売応援の要求禁止という「三悪追放」を実施。
そして物流網を整備し、各店舗間で商品の移動を容易にしました。
「三悪追放」は今までのやり方が大きく変わる出来事で、
野中社長はその当時はとても驚いたと振り返っていました。
また、商品をどのお店にどれくらい置くのか、移動させるのかを決めるのが
コントローラーという役割で、これはしまむら独特とのこと。
売り切る方策を考える、とても重要な役割ですね。
その一方で、店舗の作業はとにかく単純化されています。
野中社長は繰り返し「仕事は単純な方がいい」とおっしゃり、
「仕組み化」の重要性を強調されていました。
その最たるものがマニュアルです。
マニュアルは現場からの声を取り入れ、常に進化しています。
アイデアひとつにつき、500円を貰えるということで、
全店舗から毎月4000件の提案があるそうです。
野中社長が力説されていたのが「社員にとっていい会社」を目指すこと。
マニュアルの更新や残業の禁止はその具体例ですね。
また、残業は禁止で、19時にお店が閉店すれば、20時には帰宅できる、
そうすれば家族と一緒にご飯を食べられるともおっしゃっていました。
そして、野中社長は社員が「しまむらはいい会社」と言えるようにしたい、
自分はワンマン型は向いていないので、機関車型ではなく、
多くの社員のモーターによる、電車型の経営を目指すとおっしゃっていました。
それは日本全体でも同じで、
日本はいい国なのに、それを自慢する人が少ない、
もっと自慢できるようになってほしいと希望を持たれていました。
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さて、次回のゲストは
株式会社リブセンスの代表取締役社長、村上太一さんです。
アルバイト求人サイト「ジョブセンス」などで知られる企業です。
大学生の時に起業し、史上最年少の25歳で上場を果たした、
若きベンチャー経営者です。
起業の理由や経営方針など、幅広くお話を伺います。
お楽しみに!
井上雄彦さんの『バガボンド』、三田紀房さんの『ドラゴン桜』、
小山宙哉さんの『宇宙兄弟』・・・ご存知でしょうか?
これらの作品に講談社で編集者として携わった方です。
敏腕編集者として知られた佐渡島社長が立ち上げたのが
作家さんのエージェント会社、コルク。
日本ではまだ一般的ではない作家エージェント業ですが、
タレント事務所に近いものがあります。
ただ、タレント事務所との違いは、人をマネジメントするのではなく、
作品をマネジメントするところ。
メディアに所属する編集者は、そのメディアを中心に組み立てます。
たとえば『週刊モーニング』の編集者は、
『モーニング』の読者に合った作品を作家さんと手掛けますが、
コルクでは、作家さんとまず作品を手掛け、
その作品をメディアに売り込む、という考え方をしています。
つまり、「メディアに作品を合わせる」のと
「作品にメディアを合わせる」の違いがあるとおっしゃっていました。
その具体例が、三田紀房さんの『インベスターZ』。
三田さんと佐渡島社長が投資をテーマにすることを決定。
その後、さまざまなメディアに連載を持ちかけて
結果的に『モーニング』に落ち着いたとのこと。
『週刊少年ジャンプ』にも提案をしたということで、
もしかしたら全く別の雑誌に載っていたのかもしれません。
編集者でもある佐渡島さんは、
作家さんの才能は「観察力」だと断言され、
その判断はあくまで読者目線だとおっしゃっていました。
その上で、才能を感じれば、
「当たらないではなく、当たるまでやる」という言葉には
力強さを感じられました。
灘高校から東京大学に入学、講談社に入社という素晴らしい経歴ですが、
今の考え方を10年前に持っていれば、
大学にも行かずとも良かったとおっしゃっていました。
そして、10年後の自分が今の自分を振り返った時、
「あのころの自分はまだこの程度だったのか」と思えるような、
新しい考え方をする人物になっていたいともおっしゃっていました。
10年後の佐渡島社長はどんなことをお考えになっているでしょうか。
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さて、次回のゲストは
株式会社しまむらの代表取締役社長、野中正人さんです。
「ファッションセンターしまむら」でお馴染みですね。
全身をしまむらでコーディネートした「しまラー」という言葉も生まれました。
流行のファッションを安く買える秘訣や
経営方針など、幅広くお話を伺います。
お楽しみに!
第18回のゲストは
株式会社にんべんの髙津克幸社長です。
にんべんと言えば、かつおぶしやおだしですね。
髙津社長は300年以上の歴史を持つ老舗の第13代当主です。
もともとは干物や乾物を扱っていたにんべんは、
1720年に日本橋室町に移転して、かつおぶしの問屋を始めます。
そこから、かつおぶしとの付き合いが始まるわけですね。
戦後には化学調味料の普及で売上が激減する中、
「つゆの素」「フレッシュパック」が大ヒットします。
かつおぶしを使う機会を増やすためのアイデアだったそうです。
そして、髙津社長が就任されてからは、
江戸時代の調味料「煎り酒」をリニューアルした「江戸レッシング」や
おだしを気軽に楽しむことができる「日本橋だし場」など、
新たな取り組みも始められました。
小さい頃から工場などを見たり、周囲から「会社を継ぐんだね」と言われたり、
後を継ぐことを意識させられていたとのこと。
高校を卒業する前に、「後を継がないなら家を出ていけ」と言われ、
なんとなく大学進学を選び、後を継ぐことを決断したそうです。
伝統を守る難しさは老舗ならではだと思いますが、
髙津社長は「守るべきものは守る。本流は変えないが、
いかにPRしていくのかは考える必要がある」というお考えをお持ちでした。
その具体例が「だし場」なんですね。
和食がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に
登録されたこともあり、今後は世界に和食が広がることを期待されていました。
海外の一般家庭にも「スシ」が登場するように、
「ダシ」も市民権を得て欲しいともおっしゃっていました。
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さて、次回のゲストは
株式会社コルクの代表取締役社長、佐渡島庸平さんです。
佐渡島さんと言えば、
週刊モーニングで「バガボンド」や「宇宙兄弟」を手掛けたスター編集者。
その佐渡島さんが作家さんのエージェント会社を設立しました。
設立の経緯や出版業界についてもお話を伺います。
お楽しみに!