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番組紹介

#24 株式会社ケイエンジン 喜久川政樹代表取締役

0320kengine.jpg第24回のゲストは
株式会社ケイエンジン代表取締役社長の喜久川政樹さんです。

家を1棟建てるのに、いったい何枚のFAXがやり取りされるのか。
その数なんと、およそ250枚。
図面や見積もりなど、なんとなく想像はつくにせよ、それにしても多いですよね。

その理由は、木造住宅に携わる業者の多くが中小企業だからだと
喜久川さんは分析されていました。
寡占が進む他の業界なら、規模が大きいこともあり、
IT化などを社内で進めることができますが、この業界はそれが難しいとのこと。
また、扱う部品も多く、そのデータベースを作ることも要因だそうです。

そこで、見積もりやデザインを
インターネットを使うことで簡単にできるようにしたのが、喜久川さんのビジネス。
1週間かかっていた見積もりが5分でできる、というのは画期的ですね。


もともと、喜久川さんは当時できたばかりの第二電電に入社され、
その後、住宅業界に転身された方です。

第二電電では山の上に電波塔を建てる仕事をしていたそうで、
クマの寝床に入ってしまったことがあるというのは驚きでした。
そこで、インフラの重要性を実感したとおっしゃっていました。


喜久川さんは「自分の人生は何のためにあるのか」を考え、
「世の中に付加価値をつけること」という答えに行きついたそうです。

その上で、インフラは世の中を変えるという考えや、
いろいろな人の縁などもあり、住宅業界に飛び込んだそうです。
通信から住宅という、まったくの畑違いの業界ですが、
ギャップがあるからこそ、イノベーションが生まれるとおっしゃっていました。


喜久川さんは、イノベーションを経て、
日本がもっと笑顔で過ごせるようになってほしいと希望を持たれていました。
これまでにお越しいただいたゲストの方でも、
明るさや笑顔はよく言及されるキーワードでした。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
さて、この番組は今回をもって終了となります。
さまざまな業界のゲストの方に、幅広く貴重なお話を伺ってまいりました。

再びお会いできる機会を楽しみにしています。
半年間、ありがとうございました!

【木田裕士 ジパングの黄金】2015年3月20日 20:00

#23 ライフビデオ株式会社 土屋敏男代表取締役ディレクター

0313ライフビデオ.jpg第23回のゲストは
ライフビデオ株式会社代表取締役ディレクターの土屋敏男さんです。

日本テレビ「電波少年」の「T部長」と言えばわかる方も多いことでしょう。
現在は日本テレビが立ち上げた新会社で
個人向けの映像作品の制作などに携わっていらっしゃいます。


「代表取締役ディレクター」とは珍しい肩書きですね。
土屋さんはいつまでも「一ディレクター」でありたい、とおっしゃっていました。
そして、土屋さんといえば、「電波少年」です。
萩本欽一さんやテリー伊藤さんに番組作りを学んだ土屋さんは
新しいものを追い続ける姿勢に感銘を受けられたそうです。
「電波少年」の猿岩石の企画はとある芸人のドキュメンタリーであり、
「剥き出しの人生の面白さ」だと表現されていました。

現在携わっていらっしゃるのは、個人個人の人生に着目した映像を作る事業。
もともとのテレビのバラエティは、たくさんの人のためのものですが、
決して、誰かの人生に必ず必要なものではない。
であるなら、誰かひとりのためのTVを作ってもいいはずだと思いついたそうです。
自らの過去を振り返ることで、新たな発見があり、
毎日のように自分の映像を見ている人もいるとのことでした。

そしてもうひとつ、土屋さんが携わっているのが「鎌倉今昔写真」
鎌倉の同じ場所の過去の写真と今の写真を見比べることで、
世代を越えたコミュニケーションを生み出す、というもの。
ライフビデオ同様、個人の記憶の面白さに注目されていますね。


さて、近年ではメディアのあり方などが問われていますが、
土屋さんはインターネットの台頭で、よりテレビは公的なものになり、
やってはいけないことが増えた、と分析されていました。
今までは出来たものが「なんとなく止めとこう」の繰り返しで
「しない」から「出来ない」に後退していく、
そして一度出来なくなると、それを出来るようにするのは難しい。
このことを作り手は意識する必要がある、と力説されていました。


そして、日本のバラエティはとてもレベルが高く、
インターネットを通じたコンテンツはもちろんのこと
最初から英語で企画を立ち上げるなど、
さまざまなことに携わりたいとおっしゃっていました。

「一ディレクター」であり続ける土屋さんがどのような作品を生み出すのか、
今後も目が離せません。


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さて、次回のゲストは
株式会社K-engine代表取締役社長の喜久川政樹さんです。

第二電電に入社され、後のウィルコムに出向。
その後、住宅設備機器業界に転身された方です。

建築現場のIT化を目指す喜久川さんに
現場の現状や、今後の展望など、幅広くお話を伺います。

お楽しみに!

【木田裕士 ジパングの黄金】2015年3月13日 20:00

#22 株式会社ライフコーポレーション 岩崎高治社長

0306ライフ.jpg第22回のゲストは
株式会社ライフコーポレーションの代表取締役社長、岩崎高治さんです。

首都圏や近畿圏で200店舗以上を展開するスーパー、
「ライフ」をご存知でしょうか。四つ葉がトレードマークです。

岩崎さんは、三菱商事出身。
出向先のイギリスで当時社長だった清水信次さん(現会長)と出会い、
清水さんの要望もあり、ライフへ出向。
そして社長に就任されました。

スーパーの経営のコツは、店長の裁量が大きいとおっしゃっていました。
正確なデータがあるわけではないものの、
店長によって売り上げは10%変わる、とのこと。
新日本スーパーマーケット協会が選定する第7回ベスト店長大賞では
大阪の店舗の店長さんが選ばれました。
この店長さんは「楽しいスーパー」にこだわっているそうです。

また、お客さんの意見を聞き、
それを反映させることも重要だとおっしゃっていました。
「トイレで荷物を置くスペースがない」という女性客の意見など、
言われれば気付く簡単なポイントこそ、
社内では見えにくい部分なのではないでしょうか。
そういった意見をひとつひとつ解決することで、
他の店舗との差が生まれていくのだと分析されていました。


子どもの頃は身体が小さく、おとなしかったという岩崎さん。
大学のバスケットボール部の先輩の紹介もあり、
縁を感じて三菱商事に入社されたそうです。
ライフの清水会長との出会いと出向も縁なので、
その縁を大切にしてきたとおっしゃっていました。


また、岩崎さんはリーダー像として、現場に赴くのではなく、
方向性を示し、現場が動きやすいようにシステムを作ること、
そして何かトラブルがあればそれに対処することが重要だと
おっしゃっていました。
だからこそ、各店舗の店長さんの活躍もあるのではないでしょうか。


インターネットの発展で自分の部屋にいるだけで買い物をすることができます。
しかし、岩崎さんは人と人のふれあいを重要視し、
皆が笑顔でふれあえる社会になってほしいと希望を持たれていました。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
さて、次回のゲストは
ライフビデオ株式会社代表取締役ディレクターの土屋敏男さんです。

日本テレビ「電波少年」の「T部長」と言えばわかる方も多いことでしょう。
現在は日本テレビが立ち上げたLIFE VIDEOという新会社で
個人向けの映像作品の制作などに携わっていらっしゃいます。


「T部長」時代のことや、メディアの話、
そして現在の事業のことなど幅広くお話を伺います。

お楽しみに!

【木田裕士 ジパングの黄金】2015年3月 6日 20:00

#21 株式会社リブセンス 村上太一社長

0227リブセンス.jpg第21回のゲストは
株式会社リブセンスの村上太一社長です。

アルバイト求人サイト「ジョブセンス」などで知られる企業です。
大学生の時に起業し、史上最年少の25歳で上場を果たした、
若きベンチャー経営者です。

親類の影響もあり、小学生の時から社長になることが夢だったという村上社長。
幼い頃から周りに喜んでもらうことに喜びを感じていたそうで、
もし親類に政治家がいれば、政治家を目指していと思うと分析されていました。

高校生の時にアルバイト探しで感じた不便から、
求人ビジネスを興すことを考えたとのこと。
街行く人や飲食店の方々に自らインタビューを行ったという行動力には
驚かされました。

木田さんとは学生時代に起業したという共通点もあり、
さまざまなお話が飛び交いました。
規模が大きくなると、自分で作業せず、人に任せることも多くなります。
そこに手を出したくならないか、という質問には、
村上社長は、出したくなることもあるが、
任せることもひとつの決断であり、また、現場からの提案が増えてきたと
笑顔でおっしゃっていました。

また、リーダー像などは考えたことはない、
いかにサービスを良くするかが大事とおっしゃる村上社長ですが、
苦労した際、「なぜ自分はこの会社をやっているのか」という原点に立ち返り、
「幸せから生まれる幸せ」という経営理念が生まれたそうです。


そして、これからの夢を聞かれても答えられない大学生が多いとして、
誰もが自分のやりたいことを持ち、それを表現できる社会、
そしてそれを応援できる社会になってほしいとおっしゃっていました。

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さて、次回のゲストは
株式会社ライフコーポレーションの代表取締役社長、岩崎高治さんです。

首都圏や近畿圏で200店舗以上を展開するスーパー、
「ライフ」はご存知でしょうか。

三菱商事出身の岩崎さんには
スーパーの経営はもちろんのこと、
ヘッドハンティングされた際のお話や経営手法のあり方など、
幅広くお話を伺います。

お楽しみに!

【木田裕士 ジパングの黄金】2015年2月27日 20:00

#20 株式会社しまむら 野中正人社長

0220しまむら.jpg第20回のゲストは
株式会社しまむらの野中正人社長です。

「ファッションセンターしまむら」はおなじみでしょう。
全身をコーディネートした「しまラー」という言葉も生まれました。

なぜ、流行のファッションを安く買えるのか。
それは、メーカーとの付き合い方や物流に答えがありました。
メーカーに対して、返品の禁止、再値引の要求の禁止、
販売応援の要求禁止という「三悪追放」を実施。
そして物流網を整備し、各店舗間で商品の移動を容易にしました。
  
「三悪追放」は今までのやり方が大きく変わる出来事で、
野中社長はその当時はとても驚いたと振り返っていました。
また、商品をどのお店にどれくらい置くのか、移動させるのかを決めるのが
コントローラーという役割で、これはしまむら独特とのこと。
売り切る方策を考える、とても重要な役割ですね。
   
その一方で、店舗の作業はとにかく単純化されています。
野中社長は繰り返し「仕事は単純な方がいい」とおっしゃり、
「仕組み化」の重要性を強調されていました。
その最たるものがマニュアルです。
マニュアルは現場からの声を取り入れ、常に進化しています。
アイデアひとつにつき、500円を貰えるということで、
全店舗から毎月4000件の提案があるそうです。


野中社長が力説されていたのが「社員にとっていい会社」を目指すこと。
マニュアルの更新や残業の禁止はその具体例ですね。
また、残業は禁止で、19時にお店が閉店すれば、20時には帰宅できる、
そうすれば家族と一緒にご飯を食べられるともおっしゃっていました。

そして、野中社長は社員が「しまむらはいい会社」と言えるようにしたい、
自分はワンマン型は向いていないので、機関車型ではなく、
多くの社員のモーターによる、電車型の経営を目指すとおっしゃっていました。

それは日本全体でも同じで、
日本はいい国なのに、それを自慢する人が少ない、
もっと自慢できるようになってほしいと希望を持たれていました。


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さて、次回のゲストは
株式会社リブセンスの代表取締役社長、村上太一さんです。

アルバイト求人サイト「ジョブセンス」などで知られる企業です。
大学生の時に起業し、史上最年少の25歳で上場を果たした、
若きベンチャー経営者です。

起業の理由や経営方針など、幅広くお話を伺います。

お楽しみに!

【木田裕士 ジパングの黄金】2015年2月20日 20:00

パーソナリティ


木田裕士 1968年、東京生まれ、クリエイティブプランナー、事業家
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石田紗英子 1980年5月12日、奈良県生まれ、
フリーキャスター・ラジオパーソナリティー
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