今週も、原田知世さんにお話を伺いました。
先週は、デビューにまつわる話や、デビュー40周年記念オリジナル・アルバム『fruitful days』に収録されているカバー曲についてお話を伺いました。
今週は、カバー曲以外の作品についてのお話を・・・
オリジナルアルバムとしては、3年振りのリリースになります。高橋幸宏さんや高野寛さんや、ムーンライダーズの鈴木慶一さんといった40年の音楽キャリアを支えてきた音楽仲間からゲスの極み乙女。の川谷絵音さんといった初タッグとなる豪華作家陣が名前を連ねていますが、このアルバムはどのような経緯で作られたのでしょうか?
40周年なので、ファンの方に喜んでもらいたいという気持ち。だけど、回顧的にしなくても良いかなと。今までご縁のあった方、自分より下の世代にお願いして、うまくバランスの取れた過去・今・未来を予感してもらえるものが良いのかなと思って、ステキなメンバーに参加してもらいました。
書下ろしの曲がほとんどで、「私のイメージをそのまま書いて下さい」ってお任せしました。それぞれ違う表現の曲ばかりで、歌うのも楽しかったし、最近歌ってないタイプの曲もあって今まで聞いていなかった声が引き出されていたりする感覚があって、とても楽しかったですね。
イメージ的に優しい、ピュアな透明感のある曲が多いんだけど、違うイメージの原田さんが見えたと感じた右京さん、実際に作ってもらった曲を(原田さんが)聞いて、「私ってこんなイメージ?!」って感じた曲があるのか気になった様子。
これに対して、原田さんは・・・。
それはそれで面白いと思います。こんな風に見られているのかと発見にもなります。との回答。
しかし、アップテンポな曲を作られる方はいらっしゃらなかったそうです。
女優と歌手として、「演じること」と「歌う事」のすみ分けをしているのか気になる坂口ANの質問には・・・
今はもう、すみ分けの必要がなくなってきた、と言うか、女優の仕事だけだったらもっと早く辞めていたと思います。との、衝撃な回答が!音楽の仕事をやってきたおかげで、仕事の鮮度が落ちなかったそうです。
誰かと共に作り上げて、それが完成した時の喜びやそれが誰かに届いてその人たちから言葉が返ってきたときの嬉しさっていうのは、苦しさを超えていったりするんでしょうかね。と、原田さん。
今回のスタジオの雰囲気もいつもと違って、柔らかい穏やかな時間でした。
原田さんのニューアルバム『fruitful days』から
M 一番に教えたい / 原田知世
中々会えない友達や、本当に会えなくなってしまった誰かに対しての想いがつづられていて胸に響く1曲です。
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