2月14日(月)ONAIR 片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2022/02/17 00:30

今月のゲスト、パルクールアスリートの朝倉聖(あさくら せい)さんをお迎えしてお送りしました。
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【朝倉聖さんプロフィール】
横浜市のご出身。
13歳でパルクールと出会い、独学で練習に励み、高校卒業後、日本トップのパルクールチームmonsterpk crewに加入。
プロアスリートとして活動を始め、2019年ドイツ・シュトゥットガルトで行われた世界大会で日本人初優勝すると、続く第1回パルクール日本選手権でも第1回フリースタイルチャンピオンに輝くなど、日本を超え世界にその名と実力を示す。
場所を選ばずどんな場所でもパルクールを魅せることが出来る独自スタイル "SAINTKOUR"を武器に今後の活躍が期待される次世代アスリート


パルクールとは・・・
フランス発祥の軍事的なトレーニング。周りの環境(障害物)を使って走る・跳ぶ・登るといった移動に重点を置く動作を通じて、心身を鍛えるスポーツ(運動方法)

右京さんのイメージでは、映画のスタントマンが危険なシーンでやっているものが競技になった感じだそうですが・・・
実際は、派手なことばかりではなくて競技としても注目されています。

パルクールは怪我をしない為のトレーニング方法で、例えば、崖をどうやって乗り越えていくか、崖からを降りた時にどう受け身を取るか、無謀な挑戦ではなく自分の体をコントロールして出来ることをトレーニングしていくという朝倉さん。
*競技は主に3種類あるのですが、その中で2種について説明していただきました。
スピードラン⇒スタート地点からゴール地点までに設置された障害物を最速で超え、タイムを競う競技
フリースタイル⇒会場に設置された障害物を利用して自由演技を行い、難易度・技の流れ・バランスなどその得点を競う競技
朝倉さんはフリースタイルに出ています。

坂口ANは、「無重力な感じ。音もしない・優雅・カッコいい、スパイダーマンみたい」と。朝倉さんもスパイダーマン、好きだそうですよ。笑


右京さんから、フリークライミングみたいに、上に登っていく事はあるの?という質問には・・・

「ウォールラン」と言う、壁を走る動きについて・・・。
壁を1,2回蹴り上げて、自分の身長の2倍、それ以上の部分をつかみに行ってよじ登る。後は効率よく障害物を超えられるかという部分もあります。


身体的な能力や素質が優先されてしまうの??

パルクールは、自分の体をコントロールするのが目的なので、例えばビルからビルへ飛び移るのも自分の飛べる距離を把握して行います。


この競技を始めたきっかけは?

中学2年生の時に見た、パルクールを起用したテレビCMがきっかっけ。その時に見入ってしまった、気が付いたら始めていたという、朝倉さん。
怖い、危ないとは思わなくて、そのCMに出ていた日本人の体の動きの綺麗さに魅かれて、体で表現する方法があるんだなと思ったそうです。
しかし、スポーツをやっていたのかと、坂口ANに聞かれると、そうでもない様子。動くのは好きだったけど、球技は苦手で、部活も中学時代は美術部。書道もやっていたインドア派。
ただ、パルクールの中で意識しているのは、書道で例えるなら「余白」の部分。技を形として見るのではなく、技の外側の空間(余白)を見ると同じようで違うように見える。足の感覚とか体全体の動きも分かりやすい、そういった感性はあると思います。と話してくださいました。

単純に筋力やだけじゃなくて、総合的なイメージと表現したい事など、奥が深いスポーツだな~と言う右京さん。

朝倉さんは、独学で技を習得したそうなんですが、その話はまた次回伺います。

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