8月23日(月)ONAIR 片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2021/08/25 14:48

今週も、北京オリンピック男子400メートルリレー銀メダリストの末續慎吾さんを
ゲストにお迎えしておおくりしました。

自分が走る事でアイデンティティを持つ末續さんが、「プロになって空回りをした」という話の続きから始まりました。

結果が出なかったし、走るのが面白くなくなった・・・。走ることを磨くより、走る姿を見て感動してくれる人がいる、そちらを想う気持ちが大きくなったそうで。
右京さんも、F1レーサーの時リタイヤを繰り返した時期があり、スポンサーに
「ゴールまで行ってテレビに映ることが仕事ですよ」と言われたことがあるそうで。
「プロ・職業」としての立場から見ると、「好きで走る」だけではだめなんですね。

だからこそ、今は勝利至上主義ではない「EAGLERUN(イーグルラン)」
勝ち負けに捕らわれない走りを見せる事で、何も知らない子供が笑っている顔が見れる。
僕らは(自分が)感動したくて走っているし、自分の心が動くように走っているし、それを見た人も心が動いてくれれば・・・それがスポーツ選手の仕事と考えたときに、勝つことだけでは人を感動させきれる事はできないと。プロセスが大事なんだと、最近感じてきているそうです。


怪我についても伺いました・・・。

無茶な動きが多かったので、ぎっくり腰をやったり、26~28歳に出た世界大会前では大体怪我をして、痛み止めを飲んで参加することが多かったです。と・・・。

早さを追求したけど、早ければいいってもんじゃない。
今は、自分で速く走ろうと思わない。思うとだめで。もっと試合から遠いところで感じる何かを積み重ねて行ってるので、試合に対して負担がない。試合も選んで出る。選択の能力が身についた。
それが通用しない感性の領域があって、後はそこに任せて直感的に拾っていくという世界感に入っていく。

末續さんの様々な思いが、「EAGLERUN(イーグルラン)」にもつながっているそうなんですが、その話はまた来週伺います。


リクエスト曲

M vintage/米倉 利紀

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