今週も、日本初のプロ・ラクロスプレイヤー、山田幸代さんをお迎えします。
なお、山田幸代さんには、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモート出演となります。
・山田幸代さんのプロフィール
山田幸代さんは滋賀県出身出身。(1982年8月18日生まれの37歳)
中学、高校時代はバスケットボール部に所属。滋賀県立長浜北星高校では1年時からレギュラーとして活躍し、3年連続で全国大会に出場します。
京都産業大学に進学後、ラクロスに出会い、ラクロスの魅力にとりつかれます。
そして、ラクロス歴1年で年代別の日本代表に選出され、2005年には日本代表としてワールドカップに出場し、5位入賞の原動力となります。
大学卒業後、某大手通信会社に就職し、営業職とラクロスを両立しますが、2007年9月にプロ宣言。日本初のプロラクロスプレーヤーとなり、2008年~2009年にオーストラリア・リーグでプレー。
2017年7月のワールドカップでオーストラリア代表に選出され、翌月のワールドゲームズで、アジア人初のメダリストになります。
現在は競技者として活躍する一方、日本ラクロス女子全国強化指定選手団のアシスタントコーチも務めるなど、日本のラクロス界を牽引しています。
最初は選手生活の苦労の話題からスタート。
ラクロスを辞めたいと思ったことが一度もない山田さん。その中でも大きな挫折はいくつもありました。
言葉の壁、環境の違い、様々な物が襲い掛かってきます。海外でプレイしている中で『帰りたい』と思ったことが何度もありましたが、踏みとどまります。その理由は『お金がないから』。本当にお金がなく、一度帰ったらオーストラリアに戻ってくることができなくなってしまうので、逃げずに頑張った理由の一つとなっています。
2011年からオーストラリアの代表になります。ラクロスでは、代表の国を変えることは一度しかできないため、日本代表でプレイする機会はその時なくなりました。
そして2013年のワールドカップを迎えますが、最後の選考で漏れてしまいます。その時オーストラリアのコーチに言われたのは『選手としての能力はあなたが上。でも言葉の面で考えると相手のほうが上だったので選びませんでした』。山田さんにとっての大きな挫折。しかし明確に「言葉の問題さえクリアできれば代表入りできる」という目的ができたのでポジティブに考えられました。
次は今後の展望について伺いました
日本ラクロス女子全国強化指定選手団のアシスタントコーチも務める山田さん。これまで培ってきたすべての物を選手たちに注ぎ込むために活動されています。そして2028年のロサンゼルスオリンピックに向けて既に動き出しています。その時には『監督になる』と山田さんは意気込みます。
最後に、このラジオを聴いている夢を追いかけているリスナーに向けての一言メッセージを伺いました
夢というのは、口にして、人に伝えて、そうすると自分に拍車がかかると思います。やりたいと思ったことは、やってみることで力になってくきます。皆さんと一緒に日本を元気にしていきたいです。
今月は、日本初のプロ・ラクロスプレーヤー、山田幸代さんをゲストにお迎えしてお送りしました。
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