今週も、ほけんの窓口グループ株式会社所属のパラリンピアン、高田千明選手にゲスト出演して頂いていますが、片山右京さんと高田選手は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモート出演となります。
・高田千明選手のプロフィール
高田千明さんは東京都大田区出身(1984年10月14日生まれの35歳)
ほけんの窓口グループ株式会社所属のパラリンピアンです。
全盲クラスの走り幅跳びで2016年リオデジャネイロ・パラリンピック8位入賞、2017年の世界選手権で銀メダルを獲得。
去年11月、ドバイで開催された世界パラ陸上選手権で、リオの記録を24センチも上回る4メートル69センチを記録し、4位に入賞、東京パラリンピック大会代表に内定しました。走り幅跳びのほかに、100メートルの日本記録保持者でもあります。
最初は「陸上を始めたきっかけ」からスタート。
高田選手が陸上を始めたきっかけは小さい頃。
じっとしていられないほど体を動かすのが大好きな小学生でした。その頃から中心は見えていなかったので、球技は参加するのは難しい状態。しかし『走る』ことはできるので、周りの子たちと同じように走っていました。
中学は盲学校に通い始めると球技の楽しさに目覚めます。しかし徐々に視力は落ちていき運動ができない状態になってしまいます。
そこで「運動できないのは嫌だ...」と思い盲学校の先生に相談。すると「パートナーがいればまた走れるよ」とおすすめされます。そして現在のコーチに出会うことができました。
次は高田選手の現在のモチベーションについて伺いました
本来だとスパイクを履き、幅跳びの練習を始めないといけない時期。しかし現状はそれができなくなってしまいました。
そこで今現時点で家でできることは『子供と色々できることをやる』でした。今は特にトランプの大富豪にはまっていて親子3人で夜中まであそんでいます。
右京さんも大富豪が得意なようなのでリモートでの対戦を約束しました(笑)
「今しかできないことがあると思うので、普段家でできないことを探して楽しみたいと思います。」と話しました。
次は『コーラー』について
手拍子と声で助走や踏切のタイミングを知らせる「コーラー」と呼ばれるガイドがいます。
全盲の走り幅跳びは一般の選手と同じ助走路と砂場があります。パートナーに助走路まで連れて行ってもらい、進む方向もアシストしてもらいます。砂場の1mて前に白い粉が巻いてある助走エリアがあり、そのエリアで踏み切った際の足形と、最後に着地した足形の距離を競います。その時に「コーラー」はどちらに走るか。助走エリアの位置などを声でサポートします。そこには信頼関係がないと安心して飛ぶことはできません。
最後に、このラジオを聴いている夢を追いかけているリスナーに一言メッセージを伺いました
「今コロナの影響で、家からほとんど出られず悶々としている方がたくさんいると思いますけど、今しかできないことがたくさんあると思うので、その中で楽しみをたくさん見つけて、たくさん笑って、自分の免疫をあげて、終息した後元気に外で運動できるように今はたくさん楽しみを見つけてほしいと思います。」
今月はほけんの窓口グループ株式会社所属のパラリンピアン、高田千明選手をゲストにお迎えしました。
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