2月10日(月)ONAIR  片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2020/02/12 00:58

今週も東京オリンピック・パラリンピックの話題からスタート。


東京オリンピックまであと165日となりました。
右京さんは東京五輪・パラリンピックの自転車競技の運営責任者ということで、自転車競技について解説して頂きたいと思います。
右京さんは「ほんとに光栄なこと」と感謝しています。
オリンピックの自転車競技は、一般公道を走るロードレース、すり鉢状の傾斜がついた競技場を走るトラックレース、採点種目のBMXフリースタイルと起伏に富んだコースを走るマウンテンバイクとBMXレーシングがあります。

今回もロードレースについて伺いました。
ロードレースは、主に舗装された公道を自転車で走る、陸上競技でいうところのマラソンみたいなもの。
ロードレースには個人ロードレースと個人タイムトライアルの種目があります。
東京オリンピックの出場選手数は男子ロードレースが130、女子が67。日本の出場枠は、ロードレースが男子・女子ともに2枠で、個人タイムトライアルは女子1枠となっています。
世界との実力の差がここで出てしまっています。しかしこれを変えてやると様々なレガシーイベントをおこなったり頑張っています。
ちなみに男子で最大となる5枠を獲得したのは、ベルギー、イタリア、コロンビア、スペイン、フランス、オランダの6カ国。女子最大の4枠を獲得したのは、オーストラリア、ドイツ、オランダ、アメリカ、イタリアの5カ国となっています。
自転車はヨーロッパでは国技として行っています。アテネオリンピックのはるか前から自転車レースは存在しています。

日本代表選考については、2019年シーズンから熾烈な代表選考争いが繰り広げられています。
代表選考は、JCFが策定した「オリンピック競技大会の選手選考基準」に従って、2020年5月31日までに獲得したUCIポイントに係数をかけた選考ポイントの合計点が多い2人が日本代表としてオリンピックに出場できます。
今現在まだまだ母国のオリンピックに出場するために、ヨーロッパのレースに出場している選手もいます。
「ただ何よりも怪我しないように頑張ってもらいたい」と右京さんはエールを送ります。


メールのご紹介

ラジオネーム:「匿名希望」さんからのメール

いつも楽しみにしてます。今回、初メールさせて頂きました。
私の現在の職業はパーソナルフィットネストレーナーという、各個人様のご希望に合わせて食事・筋トレ・その他をお伝えする仕事です。
右京さんに質問です。
レーシングドライバーは、どの様なトレーニングをされているのですか?また、右京さんがF1ドライバー時代にこなしていたトレーニング等がありましたら教えて下さい。
今後、レーシングドライバーに対してパーソナルトレーニングをしていく予定です。宜しくお願い致します。


右京さんの答え

右京)難しい質問だよね(笑)心拍数が高い時には息止めているから、基本的には有酸素系のトレーニングが必要かな。ジョギング、水泳、自転車がベース。当然筋力も必要だから、筋力トレーニングもするんだけど、筋力つけすぎると反射神経が落ちるから必要な筋力だけつけます。最終的にはイメージトレーニングして自信をつけるトレーニングが必要かな。
ソーンに入ると音が消えて、色が消えてすべてがスローモーションに見えるの。その位集中力を出すためには自信をつけないとダメで、自信を持つためには練習をしないといけない。それの繰り返しで自分の弱さを乗り越えていくことが大事かな。
だからレーサーに必要なのは基本的な運動をすることが必要かな(笑)
今のF-1マシーンは2ペダルでブレーキとアクセルしかないから、左足で凄いペダルを踏みます。なので現役時代は左足だけで屈伸したりしていました。そう思うと特殊な筋力が多いからね(笑)
もしF-1ドライバーのパーソナルトレーナーになりたい場合は私に連絡ください(笑)

川崎市のラジオネーム「ナッティ」さんからリクエスト    

プリテンダー / Offical髭男dism


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