今週もラグビー女子日本代表の鈴木実沙紀選手をお迎えします。
・鈴木実沙紀選手のプロフィール
鈴木選手は神奈川県横浜市の出身。(1992年4月9日生まれの27歳)
小学生の時にタグラグビーを始め、中学1年から本格的にラグビーを始めます。
千葉の市立船橋高校でラグビーの腕を磨き、関東学院大学に進学。
関東学院大学では初の女性部員として、ラグビー部に所属し、男子部員と共に汗を流し、7人制ラグビー、15人制ラグビーの日本代表に選出。
2012年には最年少キャプテンに抜擢されます。
2017年、女子15人制日本代表として女子ラグビーワールドカップに出場します。
現在は東京山九フェニックスに所属し、東京オリンピックに出場して、メダル獲得、そして、2021年の女子ラグビーワールドカップに出場してベスト8を目標に日々励んでいます。
今週の最初の話題は『昨年行ったラグビー留学』のお話。
ニュージーランドにラグビー留学を行った鈴木選手。
周りの選手と比べると身体のサイズが明らかに小さかったため、やりたいポジションができませんでした。そこから信頼を勝ち取るために苦労したそうです。
実際に「スクラムを組んだら体重差がありすぎると勝てないのでは?」という質問には「一対一だとやはり勝てないですけど、3人4人と増えていくと技術でカバーできます」と話しました。
次に「ラグビーに一番大切な物は?」という質問。
鈴木選手は「やはり気持ち」と即答。選手同士もスタッフとも信頼関係が大事で、少しでも信じられない気持ちが入ってしまうとそこからほころびが生まれてきます。「フィールド外でも選手やスタッフとのかかわりが大事」と話しました。
次に「トレーニング」についての質問。
グラウンドではランやスキルのトレーニング。そして体を大きくしないといけないので一日2時間ほどウェイトトレーニングをされています。さらに『食事』もかなりの量をしないといけないので、友人と食事に行った際もかなり食べるそうです。
次に「辞めたいと思ったことはありましたか?」という質問。
トレーニングや試合の辛さで「辞めたい」と思ったことはないですが、自分の目標に届かなかったときは辞めたいまではいかなくても、今後を考えてしまうこともあるそう。
練習のモチベーションが上がらないときがあっても、グラウンドでチームメイトを見ると「このメンバーが好きでやってるんだな」とモチベーションが回復するそうです。
次に「2017年ワールドカップ」について伺いました。
2017年のアイルランドで行われたワールドカップに4大会ぶりに出場し、『男子より先にベスト8』という目標を掲げて大会に出場しました。予選プールは3戦全敗、1勝4敗という結果で11位で大会を終えました。
鈴木さんはこの時に「世界はこんだけ強いんだ」と改めて痛感。この時ニュージーランドに留学する決意を決めたそうです。
次の目標は2021年に開催される『ラグビーワールドカップ2021 ニュージーランド大会』
「前回のワールドカップで勝つことができなかったので、目の前の一戦一戦を大事に勝っていき、一つでも上の順位を目指したいです。世界で優勝することを目指してそれに向けてトレーニングに励んいます。」と話してくれました。
最後に、「このラジオを聴いている夢を追いかけているリスナーに一言メッセージ」を伺いました。
「私自身夢を追いかけているときに苦しい時がありましたが、必ず自分がなりたいビジョンを公言することで助けてくれる人や支えてくれる人がいます。目標を恥じずに言葉にしていくことでみんな応援してくれるので夢を大きく持ってもらいたいです。」と鈴木選手からエールをいただきました。
今月はラグビー女子日本代表の鈴木実沙紀選手をゲストにお迎えしました。
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