文化放送
毎週月曜日 21:30~22:00 ONAIR! FM 91.6MHz/AM 1134kHz

2020年11月23日(月)第35回

今回はこだわりの趣味を持つ人をゲストにお招きする「タノシビト」
お客様は、ためしがきニストの寺井広樹さんでした。


寺井さんは、離婚する夫婦のためのセレモニー「離婚式」の発案や
泣くことで癒しを感じられる「涙活」などのイベントを手掛けるなど
マルチに活躍されているプロデューサーでもあります。


長年の趣味として続けているのが、文具店などに置いてある「試し書き」の
収集。書かれた文字や言葉から「どんな人が書いたのかな」と妄想するのが
楽しいそうです。日本だけでなく海外でも試し書きを集めてきたそうで
その数は4万枚を超えるとか。見ているうちに書いている人の人物像も
だいだい想像できるそうです。


これまでの統計から熱い言葉と書く人ほど内面は冷めていていることが多いとか。
由真さん、山田くんの二人もしっかり分的してもらいました。
今年「ソーシャルディスタンス」などの言葉が多く、試し書きはその時の流行りや
世の中の空気を表すことが多いでそうですよ。


中にはアート作品のようなものもあって、なかなかの見ごたえです。
ぜひ、みなさんも文具売り場でチェックしてみてください。


今回の放送はradikoのタイムフリー機能で
1週間以内なら聞くことができます。


ueji_201123.jpg

2020年11月16日(月)第34回

今回は夜のヨムリエ。


今回は人気書店員の新井 見枝香 さんにおすすめを教えて頂きました。
新井さんは以前にもゲストで来ていただきましたがその時は、本業の
書店員さんの話よりも、踊り子さんのお仕事のお話を中心に聞きました。


今回は選書して頂いた本は
「クラスで一番可愛い子」山中ヒコと
「アル中ワンダーランド」まんきつ
の2冊。どちらもコミックで読みやすいのですが、中身はかなりディープ。
クラスで一番可愛い子」は、外見のコンプレックスから整形依存になって
しまった女の子の話。


女性なら気持ちは理解できる部分もありつつ、「こわい...」
と思う部分も。鮮やかな"オチ"とともに読み応えのある一冊です。


もう一冊のまんきつさんの「アル中ワンダーランド」。
アルコール依存症になり、そこから回復した経験を
赤裸々に描いています。
記憶がない、酔っている時にとんでもないことをする...
お酒を飲む人にとっては人ごとではないエピソードが掲載されています。
つらい出来事なのにクスッと笑える部分もあるのは
まんきつさんの個性かなと思いました。


新井さんならではの視点でこの2冊の面白さを
解説してくれていますので
ぜひ、参考にしてみてください。


今回の放送はradikoのタイムフリー機能で
1週間以内なら聞くことができます。


ueji_201116.jpg

2020年11月9日(月)第33回

今回はちょっときわどいお話が聞ける「スナック由真」
お客様は旅行ライターの窪咲子さん。
旅をしながら各国のイケメンを見つける「イケメンハンター」という企画で
世界一周を経験した窪さん。その経験をまとめた著書「世界イケメンハンター」窪咲子のGIRL'S・TRAVELも出版されています。


どの国のイケメンが好みか、本に掲載された写真を見て盛り上がりまくり。
とにかくイケメンが多いヨーロッパや安定のアジアなど、窪さんのイケメン考察や
大好きなベッカムに会うために何日も出待ちした話など、面白エピソード満載です。


楚々とした外見とは違い行動派の窪さん。片言の英語でイケメンに話しかける勇気は
関心させられます。女子旅におすすめのスポットなども紹介して頂いています。


そして、2年以上アシスタントを務めてくれていた砂山アナウンサーが今回で
卒業となりました。由真さんとのやりとりも息があってきたところだったので
残念ですが、また遊びに来てくれると思います!


今回の放送はradikoのタイムフリー機能で
1週間以内なら聞くことができます。


ueji_201109.jpg

2020年11月2日(月)第32回

今回は月に1回の映画特集でした
オープニングでは、大ヒット中の「鬼滅の刃」の話題で盛り上がりました。
観ていない人は「キメハラ」されるほどの人気ですが、乗り遅れてしまった人もアニメを1,2回見れば、映画にもついていけるそうですよ。


さて、今回もさゆみん、荒木さん、由真さんのそれぞれの一押しを紹介しています。
さゆみんさんは、本広克行(もとひろ かつゆき)監督の「ビューティフルドリーマー」
映画を撮ったことがないダメな映画研究会が初めての映画制作に挑戦し、いわくつき台本に苦労しながらも映画を作り上げていくという青春ストーリー。
セリフの中に数々の映画タイトルがちりばめられているそうで、映画好きにはたまらない内容。演技上手な出演者にも注目です。


そして、映画評論家荒木さんのおすすめは「ホテルローヤル」。舞台は北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテルで、主人公は受験に失敗し仕方なく家業のラブホテルを手伝っている女性。
様々な事情を抱えてラブホテルに訪れる人を見ながら、次第に人生を見つめなおす主人公の心の動きを描いています。
波留さんが演じる主人公の女性をはじめ、キャストも豪華。演技派として注目されている若手女優、伊藤沙莉さんや余貴美子さん、波留さんが思いを寄せるアダルトグッズ会社の社員を松山ケンイチさんが演じています。
巧みなストーリーと演技派ぞろいのキャストで見ごたえのある作品になっています。


そして、由真さんがおすすめするのは「さくら」
北村匠海さん、小松菜奈さん、吉沢亮さんという気俳優をそろえた話題作。
家族をテーマにした、直木賞作家・西加奈子のベストセラー小説『さくら』を映画化したもので、物語では一家のヒーロー的存在である吉沢亮さん演じる長男の交通事故をきっかけに運命が大きく変わっていく長谷川家の3兄妹と、どんな時も変わらずに家族に寄り添う愛犬の"さくら"の姿を描いています。
少し重いテーマですが、家族や思い通りにはいかない自分の人生について考えさせられます。


そして、この映画回の内容がシネマログが書き下しの文章記事になって
「プラス アルファ トゥディ」https://plusalpha-today.jp/index.htmlで
毎月掲載されます。 途中から番組を聞いた方とか、もう一度確認したいという方、私たちがしゃべったことが全部文章になって掲載されるので是非こちらもご覧になってください。
また、スポーツ報知の紙面でも毎月第4週に、この番組での今月の推薦映画というタイトルで掲載されます。こちらにも注目してください。


今回の放送はradikoのタイムフリー機能で
1週間以内なら聞くことができます。


ueji_201102.jpg