【放送第12回 秋田 銀線細工】
そして今回、番組第12回目に登場した住みます芸人は・・・
秋田県の桂三河さんです!!
まだ秋田在住歴は短い桂さん、しかし秋田を愛する気持ちは人一倍!
そんな桂さんが今回オススメしてくれた伝統工芸品は・・・
【秋田銀線細工】です!
【秋田銀線細工】というのは、
純銀の線を組み合せて作られた、ブローチやイヤリング、
ペンダント、ネクタイバーなどの装飾品のことです!
銀を用いた装飾品は多数存在しますが、
この【秋田銀線細工】は、言ってみれば、
『1ミリ以下の"銀の線から生み出される"唯一の装飾品』なんです!
銀線細工は、銀を細い線にして、
【手作業】によって複雑で綿密な形を紡いでいきます。
これは機械的な作業では不可能なことで、
花や蝶々などの立体的な表現ができ、
他にはない世界に一つだけの装飾品が生まれるそうです!
繊細で気品のある美しさは美術品とも言われ、
その完成度と美しさから、
秋田県の伝統工芸品に指定されています!
さらに!!
秋田銀線細工は、技術の希少価値の高さから、
秋田市指定無形文化財にもなっているんです!
昭和30年には、
天皇、皇后両陛下も、バックル、ブローチ、イヤリングを、
秋田駅前にございます、
株式会社竹谷本店様からお買い上げになっているそう!
今回、竹谷本店様で勤務する銀線細工の職人さんにも
インタビューさせていただき、その魅力をうかがいました!
やはり繊細な制作過程は苦しい点もあるそうですが、
お客様の喜ぶ顔をみることで、新たな創作意欲に繋がっているとのことでした!
それだけ、職人さんたちが制作に真摯に向き合って、
目を見張るほど美しい【秋田銀線細工】を、
私たちの元へ届けようとしてくれているんですね!
ぜひとも秋田に行かれる際には、
銀線細工をその目で見てもらいたいと思います。
美術品のように目を惹きつけられること、
間違いなしですよ!
次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!
【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!
【放送第11回 宮城 白石和紙】
第11回目の放送となった今回登場した住みます芸人は
宮城県・爆笑コメディアンズ!!
今回ご紹介いただいた宮城県の伝統工芸品は
白石和紙です!!
提供:白石市商工観光課 様
白石和紙とは
宮城県南部にある白石市で作られる和紙のことで、
主に財布や名刺入れなどの製品が作られています。
その特徴は、カジノキという繊維が長く強靭な植物を原料に使うことで得られる
強度と耐久性にあります。
そのため和紙でありながら、衣服の素材としても使えるそうです!
千原さんも紙の衣服と聞いて「洗えるの?」と疑問を持たれていましたが、
「紙布(しふ)」という和紙を2㎜ほどに裁断して糸にして織るものは洗えて、
「紙衣(かみこ)」という和紙をそのまま衣服にするものは
防水加工を施すため、洗うと防水効果が薄れるので洗えないそうです。
以上の説明を受けて千原さんは「防水はダメになるけど洗えるってことね!」
と、洗えるかどうかにこだわりを見せていました!
白石和紙は江戸時代に幕府や朝廷に献上されるほどの高級品でしたが
明治時代以降、パルプによる紙の生産に押されて
和紙自体の生産が衰退の一途をたどりました。
白石市では昭和初期頃に、和紙作りの伝統を大切にしようと復興運動がおこり、
その手間暇かけて作られる白石和紙が再び注目を集め、
宮内庁の記録文書や重要文化財の修復に用いられるほどになりました。
そんな白石和紙ですが、昨年に和紙を作っていた唯一の工房が閉まり、
生産は行われていません。
現在は白石和紙の存続を目指し市や市民グループが活動をしているそうです。
千原さんは厳しい現状を聞き、収録の最後には
「(白石和紙を)作れや!」と お二人に修行をすすめる場面がありましたが、
白石和紙の良さが お二人によって見直されるかもしれませんね!
今回のご紹介でご興味を持たれた方は、
ぜひ検索してみてくださいね!
次回も東北の伝統工芸品を各県の住みます芸人が
魂を込めてプレゼンいたします。
ご期待ください!!
【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!
【放送第10回 青森 津軽びいどろ】
この番組は、吉本興業所属の大人気お笑い芸人、
千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住のよしもと住みます芸人が各地で見つけてきた
伝統工芸品の魅力や技をとことんPRしていく番組です!
番組のアシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野さんが務めます!
そして今回、番組第10回目に登場した住みます芸人は・・・
青森県のスーパースター・キューティブロンズ!!
紹介してくれた伝統工芸品は・・・
青森県・北洋硝子社様の【津軽びいどろ】です!!
「津軽びいどろ」というのは、簡単に説明すると、
職人の手によるハンドメイドのガラス細工です!
グラス、さかずき、大小のお皿や、箸置きと食卓を彩るものから、
一輪挿しや花瓶などの花器、オイルランプなどの
インテリアまで多種多様なガラス細工が存在しています!
津軽びいどろのコンセプトは、
【四季を感じるハンドメイドガラス】!
日本の春夏秋冬を表現する、彩色をガラスに入れてお届けしたい、
そんな想いから生み出されています!
例えば、春の季節には、桜を連想させる、
透き通ったピンク色の美しいグラス。
夏には、生い茂る森林をイメージした緑や、
8月の大祭、青森ねぶた祭りを絵付けによって表現したカラフルな和食器。
様々な木々が色づく秋ならば、淡い黄金色のさかずき。
冬は、雪をイメージした白色の斑点があるオイルランプなど、
それぞれの季節にマッチした楽しみ方ができます!
そうして津軽びいどろの存在が確立したあとも、
職人さんたちは技術開発に力を注ぎ、
美しい色ガラスの調合や、
高い技術を要する技法をほぼ独学で習得するなど、
常に新しい技へのたゆまぬ努力を続けました。
その努力の結果、
現在、多種多様な津軽びいどろが生まれ、
青森県の伝統工芸品指定を受けるまでになっています!!
1つ1つの値段も既製品の値段と大差ありませんので、
ぜひ、ご家庭の色んな場所で活用し、
日常を華やかなものにしてほしいですね!
そんな青森の宝、津軽びいどろを今回、
先川さんが特別に制作体験をさせてもらったそうです!
1400℃の窯の近くという過酷な環境の中、
千原さんのために作った津軽びいどろがこちら!!
*なかなかの出来に誇らしげな先川さん!
このプレゼントに、
千原さんもこの後の収録に持っていくには・・・と、少々困りながらも、
後輩芸人さんの愛を喜んでくださいました!
*グラスは少し歪んでいましたが、後輩のまっすぐな愛を喜んでくれるせいじさん!
次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!
【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!
【放送第9回 東北6県入魂!ストリート イベントレポート】
人気お笑い芸人、千原せいじさんをパーソナリティに迎え
東北在住のよしもと住みます芸人が見つけてきた
伝統工芸品の魅力・技をPRしていく番組
「千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!」
アシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野が務めます!
第9回の放送では、
11月5日・6日に行われた神奈川県横浜市にある赤レンガ倉庫での
「全国ふるさとフェア2016 -ぐぅうま横濱-」の会場内に作られた
当番組初のイベント「東北6県入魂!ストリート」に訪れた
西川アナウンサーのレポートをお届けしました!
*実際に自身で制作しただるまをオススメする西川アナ。
「東北6県入魂!ストリート」は、
東北6県各県から合計10の伝統工芸品のブースが出展し、
伝統工芸品販売の他、実際に職人さんが制作しているところを見れたり、
実際に制作を体験できたり、
貴重な経験ができる場所でした!
西川さんは、秋田県の川連漆器のブースを訪ね、
以前の桂三河さんのプレゼン通り、その価格帯にびっくり!
ブースで売られていた川連漆器のお箸は1脚5000円!(20年ほど使えるとか!)
また、漆器にも様々な色があり、
珍しいピンク色の漆器が気に入ったそうです。
そして、福島県の白河だるまのブースでは絵付け体験をし、
実際に西川さんが絵付けしただるまを お子様へと千原さんにプレゼント!
絵付けされただるまを見て千原さんは
「あなた、絵心あるのね!」と感心するほどの出来栄え!
職人さんも西川さんをスカウトするほどの作品でした!
そんな完成度の高いだるまはスタジオにて、
千原さんにプレゼント!
千原さんは「次の仕事があるので...」と、放送では遠慮がちでしたが、
収録後にはしっかりと受け取ってくださいましたよ!
また併設されたステージでは6日に
千原さんと住みます芸人によるトークショーも開催され、大変な盛り上がりでした!
当日はとても風が強かったそうですが、
お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
トークショーでは、千原さんに各県の住みます芸人が県の商品を売り込みました。
千原さんは、その中で好評を得ていた
「明かりこけし」を家族用に2本ご購入になったそうです!
この明かりこけしについてですが、
こけしの底にLEDライトがついている防災グッズで、
震度4以上の揺れにこけしが倒れて底のライトが点灯する仕組みになっています。
参考までに画像はこちらです!
提供:こけしのしまぬき 様
千原さんは、実際に伝統工芸品を見てみると、
イメージとは違った新たな発見をすることが多い、と、
語ってくださいました!
皆さんもぜひ一度、お店に足を運んでみて、
まだ見ぬ伝統工芸品の魅力を感じてみてくださいね!
次回の放送も、
伝統工芸品に宿る東北の技を、魂込めてご紹介いたします。
ご期待ください!!
【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分!