【放送第3回 宮城県 こけし】
この番組は、吉本興業所属の大人気お笑い芸人、
千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住のよしもと住みます芸人が各地で見つけてきた
伝統工芸品の魅力や技をとことんPRしていく番組です!
番組のアシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野さんが務めます!
そして今回、番組第3回目に登場した住みます芸人は・・・
宮城県・爆笑コメディアンズ!!
紹介してくれた東北の伝統工芸品は・・・
宮城県の【こけし】です!!
こけしは元々江戸時代末期に温泉地の子供の土産として誕生しました。
その簡略化された造形美、清楚で可憐な姿・そしてあの独特な形に、
魅せられている若い女性の方も多く、最近では「こけ女(じょ)」という言葉もあるそうです!
宮城県では「宮城伝統こけし」として国の伝統工芸品の指定を受けており、
系統は主に五つあります。
それぞれ、
遠刈田系(とおがった)・弥治郎系(やじろう)・鳴子系(なるこ)
・作並系(さくなみ)・肘折系(ひじおり)という名称が付けられて、
違った表情、違った魅力を醸し出しています!
人がそうであるように、
魂を込めて作られたこけしの顔も、それぞれ違いがあるんですね!
さらに宮城県では、こけしの"伝統工芸品"のお堅いイメージを抜け出そうと、
新しいこけしの形が続々提案されています!
一部例を挙げると、こけしの底がLEDライトになっている「明かりこけし」!
このこけしは倒れると自動で光る機能を搭載しています!
これは特許も取得した技術なんです!
また、缶詰の中にちいさな一体のこけしが木屑に包まれて入っている、
「こけし缶」、こけしの胴体に主翼や尾翼を付けた「こけし飛行機」など、
可能性は留まることを知りません!
また、仙台にある地方紙河北新報(かほくしんぽう)のPR大使もつとめる、
こけしのゆるキャラ「仙台弁こけし」も注目を集めています!
見かけた際は、その仙台弁にも注目ですよ!
こうした世の中のトレンドに合わせた柔軟な展開も、宮城のこけしならではですね!
様々な魅力がある宮城伝統こけしですが、
番組内だけではお伝えできなかった魅力もまだまだありますので、
「宮城伝統こけし」のキーワードでネット検索してみてくださいね!
次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!