5月28日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、
「神保美喜・ビューティ・ラボ~私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは「壁紙」。新年度を迎えて早2か月、
違う環境で の生活も慣れてきた頃でしょうか?
落ち着いてくると、もっと自分の住まいを整えたい、
おしゃれにしたいという思いがわいてきますよね。
そこでわたしが注目しているのが「壁紙」なんです。
壁を変えるというと大々的なリフォームを想像してしまいますが、
簡単に貼れて、はがす時も、
元の壁を傷つけない壁紙があることを知りました。
リビングの壁を木目調にしてみる、
子供部屋を雲が浮かんでいる空の絵にしてみる、
他にも花柄、ストライプ、アンティークなど
お部屋の目的と雰囲気に合わせて変えられる、
実にたくさんのパターンがあるんです。じっくり時間をかけて選んでみたいですね。
最近では、「プチ・リノべーション」といって、
壁紙で作り上げる新しいお部屋作りのために、
壁紙の選び方や、カットのしかた、貼り方などを教えてくれるセミナーもあり、
好評だそうです。
お部屋全体に貼るのは無理...と思われる方は、
あえて全体を貼らずに、好きな大きさにカットして、
デザインしながら貼っていくというアイデアを。
わたしからのおすすめです。
楽しくて、見慣れた壁がとても新鮮に感じられますよ。
お気に入りの壁紙で、
お部屋をもっとお気に入りにしてはいかがでしょうか?
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2016.05.28
4月30日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ
~私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「公園」。日本中、世界中に様々な姿を持つ公園があります。
地域に必ずと言っていいほど存在しているのが、自分の家から歩いて気軽に寄ることのできる公園。
人々の憩いの場所になっています。
ブランコ、シーソー、滑り台などのある公園は、子供たちが安心して遊べます。
その都市や地域の象徴となる公園もたくさんありますね。
植物や、動物と触れ合える公園、自然や地形を保護するために指定された公園など、
私たちと公園との関わりがとても深いことを改めて感じます。
イベント会場だったり、災害の時の避難場所になったりと、
その広さと位置によって役目がさらに広がっていくのも公園です。
私にとって公園は思い出の場所でもあります。
幼い頃よく連れて行ってもらった遊び場の公園。
縄跳びや、鉄棒の練習をしたのも、公園でした。
今は、買い物や散歩の途中での一休みに、ちょうどいい場所になっています。
ベンチに座っていると、吹く風や、そよぐ木々に季節の美しさを感じます。
新しい季節の訪れを公園で知るといってもいいかもしれません。
これからも 色々な所へ足を延ばして、「お気に入りの公園」を
見つけてみたいと思います。
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2016.04.30
3月26日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、
「神保美喜・ビューティ・ラボ~私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは「指輪」。
どの指にはめるかによって意味を持つとされる代表的な指輪は、
貞節と誠実を表す左手の薬指にはめる結婚指輪。
17世紀のローマで決められたこのお約束は現在もずっと守られていますね。
一説によると、親指は権力、人差し指は集中力、中指の指輪はトラブルを回避する効果、
小指は表現力アップの力があるといわれています。
他にも様々な意味を持つといわれている指輪ですが、
最近では、はめる指の場所によってもバリエーションに富んでいるんです。
例えばチップリングといって、爪のあたりにはめる指輪。
ネイルカラーと合わせたおしゃれで、指先を飾る楽しみが増えます。
また、指の第一関節と第二関節の間にはめるファランジリングは、
指の動きで、存在感を出せる指輪です。
さらに、指輪の範囲は、手の甲や、指先から手首までを飾る、
パームリング、ブレスリングと広がっています。
古代エジプトや、ローマ時代には、両手のほとんどの指に指輪をはめていたそうですから、
歴史は繰り返すのかもしれませんね。
私は、一つでも指にはまっていると安心します。
幼いころ、「魔法の指輪」といっておもちゃの指輪を大切にしていた頃から、
気持ちは変わっていないと思います。
おしゃれと不思議な世界感をもつ「指輪」。
これからもずっと私のお気に入りです。
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2016.03.26
2月27日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ~私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは「散歩」。
私は、歩くことが好きです。
特にこれといった目的もなしに「お出かけ」するのが大好き。
いろんなことを素直に受け止められる自分を再発見するのが、
散歩の醍醐味だと思っています。
季節ごとに移り変わる風景は、いつも歩き慣れた道が新鮮なものに感じられ、
どの道を通るか決めるのも楽しい。
咲いている花、育っている木、それらを見ているだけでも、
生命の不思議とともに歩いている喜びに浸れます。
「今日はあそこへ行こう」と目的を決めて行く散歩は、
そこで出逢いの素晴らしさを体験できます。
人、お店、様々な場所で出逢った喜びは、私の日々の貴重な宝物です。
さらに散歩は、一緒に歩く相手や仲間によっても楽しみが広がります。
ペットも大切な散歩のパートナーですよね。
そして健康維持ための散歩、「ウオーキング」。
時間を決めて、歩数を数えて...。
その効果は心肺機能を高めるため、良い睡眠をとるためなど、
年齢を問わず勧められる習慣でもあります。
さらに、歩きながらものを考えることは、脳にも有効なのだそうです。
私は最近、姪に教わって、パソコンとリンクできる
ウエアラブル端末を利用して歩数の管理などをするようになりました。
シューズ、ウエアを選ぶということにも向上心があらわれてくるそうですよ。
身体と心が前向きになる「散歩」。もっともっとお気に入りになっていくと思います。
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2016.02.27
1月30日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ~私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「ステンドグラス」。
光が当たると、まるで違う世界を体験しているような美しさを持つ
ステンドグラスに出会ったのは、幼い時に母の故郷長崎にある教会でした。
あまりの美しさに、その場を立ち去りたくなかったことをよく憶えています。
のちにその場所が、国宝である大浦天主堂だったことを知りました。
ステンドグラスは金属の枠に、色を付けたガラスをはめ込んで、
それらを組み合わせて作ります。
教会を始めとする様々な建物に使われる建築材料としての役割、
部屋のインテリアのための美術工芸品としての役割と、
その価値は千年以上の歴史を作ってきました。
そこまでスケールは大きくなくても、ステンドグラスの美しさに変わりはありません。
手軽にステンドグラスの美が楽しめるいろいろなアイテムがあります。
窓に、簡単にステンドグラスのパーツを取り付けられるもの、
ランプシェードやガーデンライト、小物入れや写真立てなどの小物も充実しています。
最近では、パズルがステンドグラスのパーツになっていて、
完成させた後、光の当たる場所に置いて楽しむというアイテムも登場。
美しさを身近に味わえることは素敵だと思います。
先日、下から照明のあたるテーブルに置かれた、
ステンドグラスのお皿に盛りつけられたお料理を頂きました。
味も、美しさも堪能してほしいというシェフのおもてなし心に感動。
色と光は心を和ませてくれますね。
今年は、ステンドグラスの魅力、探してみませんか?
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2016.01.30
12月26日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ~私のお気に入り」です。
大掃除の計画は進んでいますか?今週のお気に入りは、「たわし」。
もともとのたわしの原料となっていたシュロは、
弘法大師が中国、唐から持ち帰ったとされています。
繊維を束ねてくくり、こすって汚れを落とすという使い方は、
たわしが作られた当初から変わっていません。
様々な場所やものを洗う道具として、日常生活になくてはならない存在になっています。
私が中学生の頃、学校で履いた運動靴を週末に持ち帰り、
母に習ってたわしで一生懸命に洗った覚えがあります。
食器を洗うのは、スポンジ状のたわし、お鍋の焦げ付きには金属のたわし、
ハンドルつきのものは、素材によって靴やお手洗い、お風呂、車のお掃除に活躍します。
身体を洗うヘチマもたわしの仲間、見渡すとたくさんの「たわし」に囲まれて暮らしているのですね。
最近では、アクリル繊維を使った、「洗剤を使わずによごれを落とす」
エコたわしが注目されています。
アクリル毛糸で、おしゃれなたわし作りのテキストも出ていて、
お気に入りの幅がさらに広がります。
年末の大掃除、お気に入りのたわしでしっかり一年の汚れを落としましょう。
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2015.12.26
11月28日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ~私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「お米」。
私達の食生活に欠かせない「お米」。作られたのは縄文時代。
中国から九州へとお米作りの技術が伝わったのは、約3000年以上も前なんです。
機械や技術の進歩により、仕事の内容は歴史とともに変化してきましたが、
初夏に稲を植え、秋に刈り取るという実りの時期のサイクルは変わっていません。
それは雨の多い梅雨と雨が少なく暑い夏がある、日本の気候に支えられています。
おいしくて、保存も聞く「お米」。食べ物としての存在は勿論、
儀式や風習など日本の生活様式に深く関係している存在でもあるのです。
生まれたこどもが一生食べ物に困らないように行う「お食い初め」の儀式にかかせないのもお米。
お米が沢山とれることを祈り、各地で行われるお祭り。
喜びや感謝の気持ちは、私達が暮していくうえでの精神的なよりどころでもあると思います。
おいしくいただくための工夫は、作り手の方たちの品質へのこだわりに始まり、
精米機や炊飯器、お水から、料理のレパートリー、頂く器やお箸などに至るまで、
その広がりには限りがありません。
私は、お気に入りのお茶碗で炊きたてのご飯を頂く時、食べる幸せを感じます。
そしてお米を使った様々なお料理を頂く時、食べる喜びを感じます。
私たちの命、そして心と結びついている「お米」。
大切な私のお気に入りです。
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2015.11.28
10月31日 ビューティー・ラボ 神保美喜の私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ~私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「図書館」。
現在のイラクの一部、古代メソポタミアの歴史を探る上で大きなはたらきをしたのが、
紀元前7世紀に存在していた「図書館」に保存されていた文献。
人類の進歩とともに「図書館」のあゆみがあったのですね。
重要な資料を集めた施設として、学者や、貴族以外の人は利用できない
特別な場所だったということも、歴史の事実の一コマです。
日本では、英語のlibraryからの和訳で、地図の「図」書籍の「書」をとって「図書」(ずしょ)と読み、
「図書を保存する建物」という意味でした。
その価値は、メディアが活躍する現代にも、変わることはありません。
さまざまな公共の場所の図書館をはじめ、車による移動図書館が、
大切な知識の普及となっている海外の国々もたくさんあります。
そんな知識の宝庫「図書館」。
本を探す楽しみや、面白い本に出合った喜びを経験した幼いころ。
大学の論文のための文献探しに、足しげく通った思い出もあります。
現在は、姪の通っている学校の図書館が興味深い場所です。
足を踏み入れると、静けさとともに独特の空気が、
癒しと落ち着きをもたらしてくれる図書館。
ゆっくり、じっくり知識と向かい合える、私のお気にいりです。
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2015.10.31
9月26日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、
「神保美喜・ビューティ・ラボ~私のお気に入り」です。
今週の「お気に入り」は「しょうゆ」。
先日姪っ子が「しょうゆの歴史と作り方について学習していたのがきっかけで、
改めてその素晴らしさと美味しさに感動しています。
最も古い「しょうゆ」の歴史は弥生時代から。
その後の文献には、豆を使って「しょうゆ」を作ることが記録されています。
現在の「しょうゆ」の種類は「たまり」「こいくち」
「うすくち」「さいしこみ」「しろ」の5種類が基本。
最近では、「減塩」「だししょうゆ」なども作られるようになりました。
大豆、麦、米などを発酵させて作る「しょうゆ」は、
単独でも、またほかの調味料と合わせても、美味しさが変わらないという、
不思議さを持っていますね。
煮物、揚げ物、ごはん、麺類、どんな食材との相性もいい。
地方ごとのお料理の味わいの違い、多彩な特色にも、
その地方ならではの「しょうゆ」の力が大きいことがわかります。
日本の食文化を歴史とともに支えてきたのですね。
食卓で身近な存在の「しょうゆ」。
現在、100か国以上に輸出されています。
この味で世界とつながっていると思うと、嬉しくなります。
日本を代表する調味料「しょうゆ」、
日本料理の基礎、そして世界の料理を支える、私の「お気に入り」です。
神保美喜
カテゴリ:Favorite 2015.09.26