9月29日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは「キッチン用品」。
私はお料理をいただくのは勿論、作ることも大好きです。
買い物に行くと、必ず足を運ぶのが「キッチン用品売り場」です。
調理器具、調理道具、お鍋にフライパン、包丁やまな板を始め、お料理に関するあらゆるアイテムは、素材やデザインなど進化をし続けていますね。
見ているだけでも楽しい。
目下のお気に入りは、シリコン素材の調理器具。おたまやフライ返しはお鍋などを傷つけず、お料理を残さずきれいにすくいとることができます。
お値段も様々なキッチン用品、数万円もする道具から百円ショップで手に入るものまで、使い方とアイデア次第で価値が決まるのも、キッチン用品の不思議な魅力です。
最近見つけたものは、ドレッシングを作るための食材と分量が記載されている容器。
その通りに作ったら、それは美味しいドレッシングができあがりました。
まだまだキッチン用品の世界は、広がり続けているんですね。
最近ぐっと増えてきた日本を訪れる外国の方々。
興味があるのは「キッチン用品」だそうです。例えばおさしみのつまを作る道具は、とても珍しいもので、野菜をおしゃれにカットできると好評だそうです。
お料理を美味しくいただくために工夫されているキッチン用品。
世界に向けて、日本の代表的なアイテムのひとつかもしれませんね。
皆さんのお気に入りキッチン用品は、何ですか？
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.09.29
8月25日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは「絵葉書」。
先日、片付けをしていたら、「絵葉書」と書かれた箱を見つけました。
開けると溢れんばかりの絵葉書が、箱から飛び出すように出てきました。差出人は友人、知人、家族と様々。
内容は、季節のご挨拶、旅先からのメッセージ、お礼、お祝い、ご案内とこれまた様々でした。
読み返し、イラストや写真などを見ているうちに、いつしか心はタイムマシンに乗ったようでした。
年月を経て、確かに存在した人との絆。
こんなに充実した時を過ごしてきたんだという嬉しさと。
相手への感謝。改めて「絵葉書」の素晴らしさを感じたひと時でした。
絵や写真をハガキの裏面につけた「絵葉書」は、１８７０年頃のドイツで誕生したそうです。
日本に渡ってきたのは明治時代。
通信手段として、コレクションとして「絵葉書」の存在は価値あるものとなっていきました。
メッセージに加えて、絵や写真に込められている差出人の思い、旅先でお気に入りの風景や、いろいろなアイテムがプリントされた絵葉書を大切にする自分自身の思いが溢れていること、オンタイムでも感じるけれど。
しばらくたって、随分たって感じる特別なものを絵葉書は伝えてくれると思います。
最近は、素材を選び、自分で絵とメッセージを書いた「絵手紙」と
呼ばれる絵葉書が静かなブーム。
思いを大切にし、絆を感じる「絵葉書」。大切なお気に入りです。
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.08.25
7月28日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ
～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「パスタ」。
子供の時から大好きでした。その頃は、スパゲティーとマカロニしか知らず、
イタリア語で麺類を意味する「パスタ」という言葉や、
スパゲティーやマカロニは、「パスタ」の種類の一つだということ、
細長いものや、穴の開いたものだけが「パスタ」ではないことなど
「パスタ」に関する知識を得たのは、ずっと後だったと記憶しています。
平たく四角いラザーニャが「パスタ」だなんてどうもピンと来なかったというのが正直なところですが、
そんなこととはお構い無しに、文句なく美味しい「パスタ」。
今では２０種類くらいは味わったと思っているのですが、
本場イタリアでは、なんと６００種類以上のパスタがあるというので、驚きと納得。
紀元前４世紀ぐらいから、作られて食卓に登っていた
という歴史をみれば、イタリア料理にはなくてはならない食材ですね。
そんな「パスタ」は、世界各国で食べられています。茹でて、好みの味付けでいただくというシンプルで奥の深い「パスタ」の世界。
原材料は主に小麦粉ですが、そば粉や米粉など、嗜好や健康上の理由にも行き届いた「パスタ」の存在も嬉しいですね。
先日、半世紀近く親しまれてきたレストランが閉店することに。
お店の看板メニューの一つは「パスタ」。
最後の一皿になった、感激の味。私にとって、思い出を作ってくれたお気に入り、「パスタ」です。
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.07.28
6月30日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ
～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「座椅子」。
床から近くて、足を伸ばすことができる座椅子。
背もたれはリクライニングになっていて、
好きな角度で体を支えることができる。
最近、私は座椅子に注目しています。
中でも私のお気に入りの座椅子は、クッションが長いマットレスの
ようになるタイプ。
背もたれの角度を低くして、足を伸ばしてしばし読書。
誘われた眠気に抵抗することなく、背もたれを倒してゆっくりと
眠りの世界へ。極上のリラックスが味わえます。
クッションを伸ばしたまま、収納にも困らないことが便利さの
ひとつ。和室、洋室どちらにも合う雰囲気を持つ座椅子。
最近では、そのままベッドのようになる座椅子もあることを知り、
驚きです。クッションの種類も、硬めからふんわり柔らかめまで様々。
選ぶ楽しみもありますよ。
ぐったりのんびりリラックスできる座椅子の魅力は、
すっかり私の「お気に入り」になっています。
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.06.30
5月26日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「ハンモック」。
試してみたいけど、勇気がない。イメージは持っていても、
具体的にセッティングや使い方、その他いろいろ考えてここまで来てしまいました。
そんなアイテム、身の回りには探すとたくさんあるのでしょうが、まず、ハンモックはそのひとつでした。
ある日、姪が「ハンモックでお昼寝したら気持ちいいだろうね」と言ったことで興味を持ちました。
ハンモックは南米の先住民の寝具として使われ始め、いまでは、キャンプ用品として、アウトドアライフを充実させるアイテムになっています。
そのハンモックが最近では、室内でもしつらええられるように、しっかりした枠組みがあることを知りました。
折りたたみ式で、収納も簡単。
主役のハンモックは一枚仕立ての布製がお気に入り。
使うたびに身体に馴染んで来るそうです。編み込んであるネットのものは通気性が良く、これからの季節にピッタリ。ベッドタイプ、椅子タイプとインテリアにこだわったハンモックは、まさに家具の一部です。
ゆっくりお茶を飲みながら、アロマとともにヒーリーングタイムを過ごすのもハンモックの素敵な使い方ですね。
ゆらゆらと揺れながら寝ることのできるハンモックは、寝つきが良く、質の高い睡眠を得られるという効果もあるそうです。
「ああ、こんな世界があったんだ」と日々の生活に新鮮な驚き。
お気に入りの仲間入りをした素敵なアイテム。ハンモックです。
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.05.26
4月28日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「ぬいぐるみ」
物心つく前からそばにいて、別れと出会いを繰り返し、仲間が増え、
大切な「お気に入り」になっていく‥。ぬいぐるみは数あるアイテムの中でも、珍しい存在だと思っています。
ぬいぐるみというと真っ先に思い浮かぶのが、テディベア。
アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトのニックネーム「テディ」にちなんだこのクマのぬいぐるみは、約150年の歴史を持つドイツのシュタイフ社で1902年に誕生しました。
今や世界中で愛されています。月日を経て、ぬいぐるみは単なるおもちゃや趣味の域を超え、持ち主の心が伝わる特別なものとしての存在価値を持つようになりました。たった一つを大切にすることもあり、家族、仲間と呼んで数の多さに楽しみを求めたり、飾ったり、持ち歩いたり、その人の生活、ひいては人生にまで大きな影響を与えていると言っても言い過ぎではないと思います。
種類、素材、大きさも様々なぬいぐるみ。最近の私のお気に入りは、おなかの部分にカイロや保冷剤を入れられるもの。抱きしめると暖かく、ひんやり。抱き心地とともに安眠のお供です。ぬいぐるみの持ち主は子供や女性ばかりではありません。
ローワン・アトキンソン主演の「ミスター・ビーン」、大好きなのはクマのぬいぐるみ。映画「テッド」では成人した男性が子供の頃からそばにいるテディ・ベアが主人公。どちらも男性のお気に入りアイテムになっています。
先日お亡くなりになった、日本を代表する有名な作曲家の愛用品は、クマのぬいぐるみ。仕事先で見つけたそのぬいぐるみを、数十年間どこへ行くにも手放さず、語りかけ、可愛がっていたそうです。
「お前にしかわからないよなあ」というやりとりが聞こえてきそうですね。
ぬいぐるみ、優しい心と癒しを与えてくれる「お気に入り」です。
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.04.28
3月31日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
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～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「植物インテリア」。
部屋を美しく、癒しの空間にすることができる植物インテリア。
人の心を落ち着かせるパワーを持っている、植物。華やかさや、
お洒落な雰囲気もかもし出すことのできる植物インテリアは、
さまざまな種類が楽しめます。
メンテナンスに気を配るのがお好きな方には鉢植えの観葉植物を、
お気に入りのアレンジを永く飾っておきたいという方には、ドライを。
花やグリーンの自然な彩りもそのままです。
プリザーブドフラワーはその代表格。
美しさと共に思い出も色褪せることなく残り続けるので、
記念日に飾り始める方も多いようです。
人工のフェイクグリーンやアーティフィシャルフラワーは、
組み合わせで独特の趣を。水やり、肥料の手間をかけず、
フレッシュな雰囲気を楽しみたいという方には、
空気中の水分を吸収するエアプランツがオススメです。
サボテンや苔などを小さなガラスのポットや鉢に入れて、
ちょっとした空間のアクセントにするのも素敵だと思います。
私の最近のお気に入りは、ミネラルオイルを入れたガラス瓶に、
ハーブや花を入れた「ハーバリウム」。
みずみずしさと不思議な存在感が見ているだけで癒しのひと時を
与えてくれます。植物インテリアは、サイズと並べ方、置き方で、
部屋の間仕切り、目隠し、アクセントにとその空間に素敵な演出を
してくれます。
お気に入りの植物インテリアで、
お気に入りの場所を作ってみませんか？
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.03.31
2月24日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
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～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「着物」。元々は「着る物」の意味でしたが、
時代や生活様式が変わっていくにつれて、日本独自の和装文化を
表す言葉となりました。
海外ではkimonoという言葉で理解されている日本のファッションです。
一枚の布を身体に沿うようにまとい紐で結ぶ、太古から伝わる着物の基本。
歴史を紐解けば、社会のあり方、人々の生き方を着物から知ることができます。
現代のおしゃれの仕方に応用されているスタイルも、色々ありますね。
着物だけで日常生活を送ることは今殆どなくなりましたが、
お正月に始まって、成人式、ひな祭り、入学式に卒業式、七五三に、お祭り、
結婚式など、日本の大切な行事には、着物はなくては
ならない装いです。
私は女優という仕事柄、着物を着る機会が多いです。着物ほど、
様々な色彩を取り入れて、装いを完成させるファッションは
他にないのではと思うくらいのヴァリエーションに富んだ組み合わせ。
人生でその時期しか着ることができない着物もあります。
お芝居で何度も着た経験はありますが、自分自身に照らし合わせて
みると感慨深いものがあります。日本を訪れる、たくさんの海外からの
旅行者の方達がkimonoを着ることを楽しみにしているそうです。
知恵の装いから生まれた美しい「着物」。
世界へ羽ばたく素晴らしい日本文化です。
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.02.24
1月20日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
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～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「ニット」。
ニットと聞くと、ウールなどのセーター類を思い浮かべますが、
元々は、「編む」という意味の英語。素材はウールに限らず
コットンやナイロンなど様々な繊維を編んで作られたもので、
布そのものもニットと呼びます。
捜せば、身の回りにたくさんあるニットの製品。
カーディガン、ベスト、ワンピース、スカート、パンツに
ジャケット、帽子に手袋、靴下と頭から足先までの装いに、
ニットはなくてはならないものとして存在しています。
さらにインテリア小物、バッグに至るまで生活を彩ってくれる
ニットの数々。実はスポーツウェアに使われる伸縮性に富んだ
ジャージー生地もニットの一部だという事、最近知りました。
ニット素材のものは、不思議な心地良さがありますね。
特に手編みのニットには、肌触り、手触りに安心感が漂っています。
作り手の心が感じられるからでしょうか、
身につけると包まれているような感覚があります。
最近では、冷え防止のためのレッグウオーマー、ネックウオーマー
をお気に入りのアイテムとして集めています。
きれいな色のカーディガンを見つけると、つい手に取ってしまう。
可愛いニットの編みぐるみの動物たちに癒される‥。
ニットの魅力にすっかりハマって「お気に入り」を見つける毎日を
過ごしています。
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2018.01.20
12月23日 ビューティー・ラボ 神保美喜 私のお気に入り
このコーナー、毎月最後の週は、「神保美喜・ビューティ・ラボ
～私のお気に入り」です。
今週のお気に入りは、「日めくり」。
私の祖父母の家には、大きな日めくりがありました。
幼い頃、夏休みで遊びに行くとお座敷の太い柱のところに
日めくりがかかっていたのを覚えています。
その日めくりを朝新しい日付にするのが、夏休みの私のお手伝いでした。
日付を表す大きな数字は、子供心に月日のたつことの不思議さを
感じさせてくれました。
さらに祝日に描かれた国旗、毎日の格言や、大安、仏滅などの
六曜と、その日一日には、いろんな意味が込められているんだと
思いながら日めくりをめくっていたことを思い出します。
今ではさまざまな種類のカレンダーが登場、その日の予定を
書き込めるものが主流ですね。
日めくりのデザインも、バラエティに富んだものが出ています。
でも、私はどうしても気になる昔ながらの「日めくり」。
思えば１００年近くデザインやレイアウトはほとんど変わっていないのではないでしょうか。
つい買ってしまいます。
明日は大晦日。
今日を入れてあと２枚の日めくり。
明後日からまたお気に入りの「日めくり」が、
新しい時を告げてくれます。
神保美喜
カテゴリ：Favorite 2017.12.23
