番組紹介
土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。
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2018年1月 7日
1/6 Radio Koguuu! レポート!
レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
右京)おはようございます。新年1回目だから、明けましておめでとうございますですね。
玉)おはようございます。今年もよろしくお願いいたします。
右京)でも去年のクリスマスくらいもそうだったし、年末もそうだったけど、30日まで普通に仕事でした。
玉)おぉ。普通にそのまま仕事していたんですね。
右京)大晦日の日だけ唯一自分のことができました。でも2日から仕事の付き合いで出かけなきゃいけなかったからね。
玉)本当に年越しの2日間だけお休みがいただけたんですね。
右京)クリスマスとお正月が楽しみなのは子供の頃だけですね。毎年毎年新しい目標に向かって頑張らなきゃいけない責任もありますからね。
玉)年末の年の瀬を迎える前に「チームUKYO」の新体制のお披露目があったので一区切りにはなっているとは思うんですけど。
右京)去年はアジアにUCIでチャンピオンを獲ったり、日本チャンピオンを獲ったり、GTまで獲れたから今年も同じようにやろうという気持ちもあるんだけど、もっと大切な目標があります。今2018年で2年後には東京オリンピックが始まります。そこに向かって2つ大きな目標があって「グラン・ツール」に出るために一歩ずつ駒を進める。それと同時に今年チームに入った選手は東京オリンピックに出す。もし出れたら前を走らせるために強い日本人を育てなくてはいけない。そう意味では粛々とやるだけ。
コースも大体出来上がってきていて、登りが凄いコースなの。うちの合宿所の近くも走るから、毎日練習する超地元のコースも走ります。他にもゴール付近の富士スピードウェイはその周辺もアップダウンが激しいから今はとにかく「登れ!登れ!」と言っています。今年チームに入った3人の選手とか去年からいる徳田 優選手なんかは20代前半だからね。
玉)現時点で23歳が3人、24歳が1人いますもんね。
右京)世界で日本人と外国の選手の絶対的な差がある部分は「登り坂」なんだよね。トラック競技を見ても進歩しているように見えるし、スプリンターは駆け引きがあってもしかしたらという部分はあるけど、ロードは距離は長いし登り坂の実力差があるともうどうにもならないからどうやって練習させようかなと。炎上して怒られちゃうかもしれないけど、すごい登り坂の上に千円札でも置いておこうかなと(笑)
玉)地味に金額的にもリアルな金額ですね(笑)
右京)でも10回登ったら日当位にはなるし、毎日登ったら基本給くらいにはなるでしょ。
玉)いい感じですね!私も登ろうかな(笑)
右京)例えがリアルすぎてボケにならなくなってきたな(笑)でもそれで選手として頑張ったら賞金も入るし、ポイント獲ったらインセンティブも入るからね。
玉)あとは個人的に自分のモチベーションを上げるアイテムもあるでしょうしね。全てが具体的に発表していかなくてはいけない時期になりましたね。
右京)スケジュールも段々出てきたしね。でもまだアシストをしろという時期ではないので、どんどんパフォーマンスをしてもらって「俺がエースになるんだ」というアピールを絶賛見せてもらいたいですね。
玉)やっぱり競技でも場数を踏むってことは大事ですもんね。
右京)特に今年の選手たちは、ある意味でエリートではあるけど、小さい頃からコツコツとやってきたという感じじゃないんですよ。マンガみたいに「2年前に自転車を始めました」とかで「1年間やってすぐにジャパンツアーで勝ちました」という感じで才能はあると思うんですよ。でも戦っていてヨーロッパの実力もあるしパワーもある人達に気持ちで負けてはいけないから「戦う」という経験が必要だよね。
玉)持っている才能をただの才能ではなく、確固たる自分の力にするために場数を踏んでもらうわけですね。
右京)かわいそうだけどそこでやられちゃうようだと世界では戦えないからね。だから正念場だね。
玉)楽しみですね!
右京)土壇場、修羅場、正念場で磨かれていくから。言ってることがおっさん臭いな(笑)
玉)いやいや!春には輝いてくれるでしょう!
今週のお便りのコーナー
栃木県佐野市の46歳の「プレミアムるいこ」さんからのお便り
右京さん、おはようございます。こう寒くては、全く自転車に乗れませんね。
数年前のこの時期「ブリッツェンを破って、日本一を目指して下さい!でも簡単には渡さないよって広瀬GMは言ってましたよ」と勝手にチーム右京の総括メールを読まれたオッサンライダーです。あれからわずか2年で日本一のチームからアジアナンバーワンに。夢に向かってステップアップしてゆくチーム右京。そう夢はグランツール出場!数年前は日本一なんてまだ無理でしょうって思っていましたが、スミマセンでした。強くなるにつれて、どこか遠くへ行ってしまいそうな寂しさもありますが、今季も微力ながら応援させて頂きます。(個人的には特に畑中キャプテン)
右京さんのお答え
右京)そういうこともありましたね。超上から目線(笑)今僕大林素子ばりの上から目線でしたね(笑)
玉)登ってきた山の上から言いましたね(笑)今年も大林素子さんよろしくお願いいたします(笑)
右京)全然アジアチャンピオンなんか獲っても、この先の事を考えたらやらなくてはいけないことがありすぎて、全然そういうことにこだわっているわけではないんですよ。真ん中にある核は何だろうと考えた時にもちろん競技も大切なんだけど、何度もこの番組で言っているようにお母さんたちが子供たちを乗っけて電動アシストでも安全に走れる道作りとかね。自転車がモビリティとして子供たちが免許もなくて最初に乗る車なんですよ。そこでマナーとかモラルも身に着けてもらって、その先で競技で世界と争う厳しさを知ったりしてもらうことが本当に必要な、みんなが「ハピリー」になってもらわないとね。
玉)それもすべてひっくるめて「チームUKYO」がいろんなものを見せてくれていると我々は思わないといけないですね。
右京)それをやるために、経済効果があったり、みんなが潤ったり、自転車が前に進むためにはそういうことも必要だし作らないといけないからね。
玉)まずは皆さんにこっちを向いてもらうことから入らなくてはいけないですからね。
右京)僕らが勝って目立つというのは本当に入り口。自転車が自分の力で登ったりもできるし、健康にも環境にもいいから、最後は周りの人にも優しくなっていてほしいなと思います。
玉)本当に広い意味での「自転車」「バイク」というツールをみんなに感じてもらえるように環境づくりっていうのはこれからも引き続きやっていきたいですね。
右京)そのためには「ヒーロー」や「スター」が必要ですから、今年も八王子出身チームUKYOキャプテン「畑中選手」には頑張ってもらわないと。これだけのメンバーにアシストしてもらって勝てなかったら、来年から俺の代わりに用務員になってもらわないと(笑)
玉)はっぱかけられてる(笑)畑中さん頑張ってください!応援しています!
右京)皆さん楽しみにしていてください。来年用務員になるか、今年の全日本で光り輝くか(笑)
玉)皆さんから畑中選手はじめ「チームUKYO」の選手たちへの応援メッセージも送っていただけると嬉しいです。
片山右京さんでしたどうもありがとうございました。
右京)ありがとうございました。
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
今週の一曲
M 灰色と青 / 米津玄師&菅田将暉