文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2017年10月 1日

    9/30 Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。

     
    右京)おはようございます。


    玉)おはようございます。そして今月のゲストはプロサーファーの水野亜彩子さんです。


    水野)よろしくお願いします。


    玉)今週もよろしくお願いします。あっという間に3週目になってしまいました。


    右京)そうだね。サーフィンは東京オリンピックに向けて、ショートボードでジャンプしたり、フィギュアスケートのような競技と聞いてイメージが全然変わりました。


    玉)まさに水野さんがやられているのがショートボード。あらためて紹介させていただきますと、15歳高校1年生の時にプロ入りされて、2年後の2011年にJPSA(Japan Pro Surfing Association)第3戦で初優勝されたのが18歳の時。その後は年間ランキング2位になるなど、そうそうたる経歴をお持ちです。


    右京)すごい!リザルトから言ったらかなり凄いですよ。


    玉)しかも小学生の時にフラダンサーとして日本人で初めてハワイの大会に出ていますからね。


    右京)そうだ!その延長だったら普通は常磐ハワイアンセンターに就職しようとか思いそうだけどね(笑)


    玉)でもそこでサーフィンに出会い、サーフィンで頂点を目指してプロになり10年目ですよ。


    右京)月並みだけど、サーフィンをやっていて悩みはないですか?


    水野)サーフィン自体の技術面は、他のスポーツと違って自然の波を使うので毎日違う状況でやる分スランプになりづらいんですよ。


    右京)同じシュチュエーエションがないからか。


    玉)そうですね。自分が得意な波の時はできるので、苦手な波の時にできるような練習をすることはあります。他のスポーツのようにタイムだったりが伸び悩むことは少ないと思うんですけど、試合に対してのスランプは感じることはありますね。


    右京)イメージしていたことができないという部分かな?


    水野)そうですね。あとは制限時間で自分が狙っていた波に乗れないとかですね。


    右京)どっちにしても自然の中でやるスポーツだから、自分でどうしようもないとこもあるし、その中でできる技術を上げなくてはいけないジレンマもあるしね。難しいけど自然の中でやるから楽しいっていうのもあるよね。モータースポーツだって計算されているように見えるけど自然の中でやるから違ってくる。俺なんかゴルフやっててOB杭にも感謝するくらい自然に感謝している。あれがないと自分がOBかどうかわからなくなっちゃうから感謝しているっていうのを真面目に話しているのに、みんな馬鹿にしてくるんだよね(笑)


    玉)してないですよ(笑)先週、先々週とお話を伺って、競技として観るポイントも難しいでしょうし、自分が観ていて野球やサッカーのように点数が入ったかどうかわからないし、勝敗がわかりにくい競技なんだなとちょっと思いました。


    右京)でも本当は、ツウになったらフィギュアスケートのようにショートボードもライブで観たら一目瞭然にわかるんじゃないかな。


    水野)深い所を追求すればするほど難しかったりはします。フィギュアスケートもそうなんですけどジャンプするまでの入りがサーフィンでも重要なんです。やっぱりそういう部分も観ていくと結構面白くなってくるとは思います。


    玉)芸術点につながるのかもしれないですけど、会場の空気を作るとか、掴むとかもあるんですか?


    右京)そういうのあるのかな?陸上の選手でも拍手したりするしね。


    水野)どうしても海に入ってしまうので、結構応援が聞こえない状況があって自分の世界に入ってしまいますね。


    玉)距離がありますもんね。


    右京)魅せるスポーツなんだけど、狙ってイメージしていた波と違った時のメンタルな部分のほうが結果に影響するから難しいだろうね。


    水野)潮の満ち引きを見て自分が待つと決めたポイントで波が来ない状況が続くと、移動したほうがいいのか、もうちょっと粘ったほうがいいのかの決断を早く決めないといけくて難しいですね。早く移動したら元居た場所にいい波が来たり、変に粘りすぎて制限時間が迫ってきて焦ってしまったりすることもよくあります。


    右京)波って難しいよね。モータースポーツの感覚で物理的に考えちゃう。例えば地形を把握して風を把握して、同じ場所に同じ時間で何時間もいてデータを取れば大体わかるんだけど、波は全然違うんだろうね。


    水野)前日から試合に入ったりすると潮の満ち引きでどういう波が来るかは一応見るんですけど、当日の天気によって波のうねりの向きが変わっていて前日と波が全く違うことがすごいよくあるんですよ。


    玉)そういう競技に向かう為に、技術は置いといてどんなトレーニングに重きを置いているんですか?


    水野)どんな波にも対応できるような下半身のトレーニングが陸では重要ですね。波に乗っている時間は、ものの数十秒だと思うので、その時に使う下半身の筋肉や体幹は大事です。その数十秒を繰り返しても筋肉はつかないので、先に筋力を作ってどういう波の状況でも技の成功率を上げるほうが、どの状況でも技を決められる自信に繋がっていくので大事になってきますね。


    右京)聞いているとF-1と一緒だと思った。F-1もコース歩いたり気温とか路面上のデータはあるけど、実際にコースインしてみないと前日の雨や砂で路面のグリップ力が違うから、その瞬間の為にコーナーのGに耐えられる筋力をつけたりイメージトレーニングもするからね。どんなスポーツも一緒なんだ。これからオリンピックの競技になって、何年後かには本番が来るから本当に緊張するだろうね。


    玉)2020年はあっという間に来るんでしょうしね。


    水野)本当にあっという間ですね。


    玉)ちなみにサーフィンの競技会場は千葉の釣ヶ崎海岸というところが決定しています。この3週の中で千葉は比較的に波が安定していていいという話が出ましたね。


    水野)そうですね。太平洋に面しているので、コンスタントにどの方角のうねりも拾えるので地方のプロサーファーも千葉に移り住んで拠点にされている選手も多いです。湘南で波がないと千葉に移動して練習する事もあるような場所なので凄いレベルが高い場所ですね。


    玉)今回お話を伺って皆さんがサーフィンという競技に興味を持っていただいて、ちょっと見てみようかとなってくれたらいいですね。


    右京)こうやって知り合うと他人事にならないから、当日に「頑張れよ、頑張れよ。朝練しただろ」ってなるからね(笑)


    玉)波に乗っている姿の後ろで走っている右京さんが目に浮かびますね(笑)みんながサーフィンに触れたり、見たりする機会がオリンピックの競技に決まったというのをきっかけに上がってきたらいいですね。


    水野)是非いい方向に向かってもらいたいです。


    右京)せっかく日本でやるオリンピックだから、ぜひメダルを目指して頑張ってもらいたいですね。


    水野)刺激にもなるので。


    右京)でも自然の中でやるスポーツだから気をつけて頑張ってください。


    玉)水野さん3週にわたってありがとうございました。


    水野)ありがとうございました。



     
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    今週の一曲 

    M  MIZUWARI   /  JAMBO LACQUER×DUSTY HUSKY  

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