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2017年7月 9日
7/8 Radio Koguuu! レポート!
レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
右京)おはようございます。
玉)おはようございます。さて右京さんここで「マウント・富士・ヒルクライム」のお話を聞きたいのですがいかがでしょう。
右京)やっぱり聞きますか。みんな忘れているだろうから、いいかと思ったんですけどはっきり言って惨敗です。惜敗とかではなく惨敗です。シュミレーションで3回登って10秒とかしか変わらないから、本番になったら気合入るし機材も変わるから大丈夫だろうと思っていたら15分とか20分ぐらい遅かった。
玉)ちょっと単位が違いますね。
右京)だからチームのドクターに聞いたら「それはおかしいですね。」「もう一回登ってみてください。客観的に見ると寝不足とかちょっとした怪我でパフォーマンスが20%も30%も落ちるのは考えられない。あるとしたら他のちゃんとした病気とかが考えられる」と言われた。だけど自分としてはそれにしてもおかしいと思ってて、いろいろ考えた。イタリアに行っていたんだけど、その時に転んで擦り傷と打ち身ができたけど仕事があるから金曜日に帰ってきたの。そのままフォーミュラEの解説して夜の0時半とか1時に終わって、移動して3時くらいに富士について4時からウォームアップしてお昼ごろまでヒルクライムやって終わってまたフォーミュラEの解説に行くようなスケジュールでした。
一つ分かったのは僕はここまでの人間だったってこと。たった3日間寝ない位でそんなパフォーマンスしか出せないんだ。
玉)いや「たった3日間寝ない」はたったじゃないですよ(笑)
右京)最初は歳かな?って思ってたんですよ。走っている間は下向きながら走っていても、グリコさんのおかげで息が全く上がらなかったけど、パフォーマンスが低いんじゃなくて自分の中にハングリーさがなかったかな。今回練習があんまりできていないから今中さんに負けてもしょうがないなという感じで、アドレナリンが1CCも出ていなかった。それイコール丸くなって歳をとったんだなと感じた。カートで子供に勝てないとか、先をよむ年齢になったのかなと思っていたんだけど、3日経ち、4日経ちと、気が付いたら全日本の大会に行く前の日に1人で150キロとか走っていた。
玉)ぜんぜん歳をとっていないですね(笑)
右京)自分が寝不足で悪かったとかのマネージング不足は反省しているけど、それ以前にそういう片山右京という生き方を裏切っちゃいけない。結果はどうなるかわからないけど、チャレンジしなきゃいけないし努力するのを前提に生きているから、来年にむけて今からチャレンジします。
玉)かっこいい!さすがです!
右京)もう一回失敗するかもしれない。だけど少なくともとも1年という時間をかけていくので、今朝も走ってきました。
玉)その準備ももちろんですけど、来年はなんとかハードスケジュールは無しで当日迎えることはできないものでしょうか(笑)
右京)さすがにうちのマネージャーも「悪かった。その時にブレーキをかければよかったな」って言ってた(笑)
でも俺が「俺を誰だと思っているんだ。1週間位食べなくても、寝なくても全く大丈夫」って言っちゃったの(笑)そしたら先生たちに「あほか」って言われました。
玉)おもしろい(笑)1年後だそうですよ!みなさん!来年の富士・ヒルクライムに期待しましょう!
右京)オーバーに言えば一生ですよ。
玉)きっと毎年のようにこの話をするでしょう。報告ありがとうございます。
右京)絶対ベストタイムを出します!そのためにはやっぱり走りこまないとだめだね。
玉)すでに再スタートを切っている右京さん。9月に行われるヒルクライムも右京さんが走るんですか?
右京)これもゲストという形で出場します。
玉)これも出るんですね!10月にはツール・ド・三陸もありますよね。
右京)これも復興支援という形で始まって、6年とか経っています。ちょっと疑問があったのが、現実的にいくら集まって、いくらチャリティーできてますか?っていうところ。言い方が悪いけどそれが目に見えている形でないのであれば、僕たちがやっている意味はあるんでしょうか。むしろ形を変えて違うチャレンジをして応援するべきではないんでしょうか?ということを話し合いました。でも去年知り合った方たちが家に泊めてくれたりして、そういうのも含めて続けていくことで生まれるものとか創られる大切なものがあるでしょ?だからお金だけがすべてじゃないし。やっぱりとにかくやって感じたり、その中で変化を加えたり新しい事も必要だけど、とにかくやってみようということになりました。
玉)行って走らないとわからないこともきっとありますからね。10/1に開催される「ツール・ド・三陸~サイクリングチャレンジ2017~in りくぜんたかた・おおふなと」受付もスタートしています。
右京)みなさんぜひ参加して盛り上げていきましょう。
今週のお便りのコーナー
八千代市の女性 RN「しぃちゅん」さん(63歳)
おはようございます。
「インディ500」で佐藤琢磨さんが、日本人で初優勝しましたね。初優勝おめでとうございます。これはすごいことなんですよね。右京さんは、「インディ500」に参加されたことがあるのですか。
右京さんのお答え
右京)何回もゲームセンターではありますよ。
玉)その話は置いといて(笑)琢磨さんすごかったですね!
右京)本当にね!その時はライブで観れなくて、朝どうなったかなと思いつつ結果を見たんだけど後でちゃんと見直しました。最後の10週は結果がわかっているのに興奮しちゃって、解説の人も言っていたんだけど本当に信じられなくてね。残念なのは他のニュースは出るけど、あまりニュースにならなかったからね。いかに凄いことなのかが伝わってないよね。日本は自動車産業は凄いんだけどモータースポーツの立場はなかなかね。
玉)好きな方はリアルタイムで盛り上がっていて、夜中に「なんでこんなに日本中は盛り上がってないんだ!」という声もありましたからね。
右京)本当だったら国民栄誉賞ものだとおもうよ。世界3大レース「ル・マン24時間」「インディ500」「モナコグランプリ」だからね。琢磨が勝ってくれたみたいに日本人のドライバーは劣っていないんですよ。ル・マンでもモナコでも勝っている若い人がいっぱいいる。でもそういうチャレンジできる橋をかけたり、チャレンジできるチームを作ってあげられない日本の体質は課題があるけど、1個1個こういう歴史的事実を作っていってほしいですね。
玉)みなさん言うことも大事ですよ。「知っているか?インディ500というレースで勝った佐藤琢磨選手はこんなに凄いんだぞ!」てね。
右京)少なくてもこれで園遊会くらい呼んでほしいですね。自動車関係で呼ばれた人はいまだかつていないんだもん。
なんで?と思いますよ。テレビでやっているスポーツだけがすごいって感じになりますからね。マイナー競技にも光を(笑)
玉)マイナーっていう言葉に「キッ!」てなりますけどね(笑)他にも琢磨選手に関するメールもいっぱい頂きました!
右京)一つ言い忘れたけど、琢磨選手も自転車やっていたんですよ。インカレで勝ったりもしていて、今回、今中大介には負けたけど琢磨になら勝てるかもしれないです(笑)
玉)本当に全く歳なんかとっていないですね(笑)
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
今週の一曲
M 深呼吸 / ハナレグミ
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2017年7月 8日
7/8 夏冷え
暑い!気温も30度台になってきましたね...
しかし、外は暑くても屋内に入ると「冷房で寒い!」という方、多いのではないでしょうか?
文化放送のスタジオ内は機械がたくさんあるので、冷房の温度も少し低めに設定されています。
スタジオ内の女性の方は冷房対策完璧でした。
そんなわけで今日のテーマは『さらば!冷え』
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1つ目では色々な方の声をご紹介!
まずは2つ目・3つ目で登場していただく麻布ミューズクリニックの渡邉賀子さんにフライングでコメントをいただきました。
そして街頭インタビュー。
「あなたが夏に寒いと感じる場所は?」という質問に対して、群を抜いて多かったのが『電車』!
続いて『スーパー』と答えていただいた方が多かったです。
そこで電車の冷房事情を京急電鉄の車両に関する全般をご担当されている
「京浜急行電鉄株式会社 鉄道本部 運転車両部 車両課」の菅原さんにインタビューさせていただきました!
普段知ることができない車両の冷房事情・どこの冷房機を導入しているかなど、
とても興味深いお話をたくさん伺いました!
■ウィングキッチン京急鶴見
ほかにも食品専門スーパー「シミズヤ 烏山店」の店長・片山さんもコメントをしてくださいました!
出先では、夏でも服装で温度調整できるようにした方がいいですよ!!!
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そして、みなさんお待ちかね『ハピリーくらしっく』
今日はショパン作曲「ノクターン第2番」
宮川先生の生演奏とともに、「ノクターン第2番」を細かく紐解いていきました!
今回はとても貴重な宮川先生のシャウトも!
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今日の2つ目・3つ目、麻布ミューズクリニックの渡邉賀子さんにスタジオにお越しいただきました!
渡邉さんのお話で「現代人の方はパソコン操作などで、手を上げて作業することが少ない。
なので手や肩に血が巡りにくく冷えやすくなってしまう。」というお話に番組チーム一同「たしかに!」と声が漏れてしまいました。
ドキッとしたあなた!空いた時間があれば手を上げたり、肩を動かす運動をしてくださいね!
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そして4つ目では全国冷え症研究所・所長の山口勝利さんにお越しいただきました!
20年以上冷え症を研究されている山口さんが勧める、冷え対策の最新トレンドは『防水の傷口用テープ(絆創膏ではありません!)』
冷えが気になる箇所に名刺ほどの大きさに切ったテープを貼ると「一枚皮膚が増す感覚」で暖かくなる!
注意点は大きすぎてはダメ!今から貼っておくと秋には違いを実感できるそうです!
ぜひ、冷えが気になる方におススメです!
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だんだん暑くなってきましたので、体調にお気をつけて素敵な週末をお過ごしください!
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2017年7月 2日
7/1 Radio Koguuu! レポート!
レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
右京)おはようございます。
玉)おはようございます。夢を持って、夢をかなえる事の大切さ、チャレンジすることの大切さをお届けしていきます。
右京)今月から3週目以降、チャレンジしたり夢をかなえてきた人たちをゲストに呼んでいきますね。
玉)ゲストトークですね。
右京)この「Radio Koguuu!」も進化していきますからね。そんな夢をかなえた中の一人でうちのキャプテン畑中が青森の日本選手権で優勝してね。
玉)畑中勇介選手!青森県階上町(はしかみちょう)で開催された「全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」で、チーム右京のチームキャプテン、畑中勇介選手が念願の初優勝を飾りました。
右京)そうなんです。チームのリリースですぐに出したんですけど、誤字で「無念の初優勝」と書いてあって色んな人からツッコミが入りました(笑)
玉)悲願のですね(笑)
右京)僕は彼と凄い古くて、絶対にいつ勝ってもおかしくない選手だった。突風で他の選手が煽られてぶつかって転んでしまったりとかで運がね。それで結果を出せなくて、ジャパンプロツアーとかは3回も年間タイトルは獲ってるのに、これだけが勝てないって言っていた。
玉)なるほど「全日本」だけはって感じですね。
右京)だから本当の意味で「悲願」だったし、ゴールした後も座り込んで、小学生みたく顔の汗を拭きながら「勝てました!勝った!勝った!」って泣きながらしゃっくりする勢いで言ってるからこっちにも伝わる物があった。しかも当日は娘さんの誕生日だったの。
玉)すばらしいドラマチックですね!
右京)お父さんとしては最高のプレゼントをできたよね。でも「やりました!」って歓喜の言葉を言った後のちゃんとした最初の言葉が「おれすごくないですか?」だったの。
玉)かわいいじゃないですか(笑)
右京)たしかに「凄い」ってなったけど、ん?あれ?とも思わされたからね(笑)
玉)監督としては一言言っておかなくてはいけないと(笑)
右京)でも彼のキャラではあるけどもね(笑)凄いのも本当だし、自転車は一人では勝てないからね。スタートすぐに去年のチャンピオンが大怪我する落車事故があったりして、素直に手放しで「よかった」というより心配な部分があるしね。でもみんながアタック合戦をしている中で、チーム全員がしっかりやってくれた。「チームUKYOなんてツアー・オブ・ジャパン勝っても、外国人が勝ってるだけで日本人は強くないじゃん」と言われているんだけど、みんな一緒に走ってレベルが上がっていることを見せればいい。ただ結果は時の運だから勝てるか負けるかはわからないから「楽しんでやりな」としか言うことがなかった。毎年全日本があちこちで行われてそのレースは応援にも言っているんだけど、青森ではゆっくりできなくて十和田湖にも行けなかったな。
玉)なんの愚痴ですか?
右京)観光できなかった(笑)
玉)それが愚痴ですか(笑)
畑中選手が正式にコメントされていて、ちゃんと言ってました。
「チームメイトが動いてくれたお陰で追走との差を開くことが出来ました。やっと欲しかった日本一のタイトルが取れて本当に良かった。ありがとうございます。」
右京)本当に最後の30キロ以上1人で逃げた時は、飛び出した時「あっ!まだ早い!オスカルの時と一緒だ!」みたいにこんな時に行ったらダメだと思ったけど、周りの選手は「畑中選手の実力を舐めてました」みたいに、畑中君がこの時のために絞ってきてたからね。
玉)素晴らしかったです。
右京)また次のレースからは彼は日本代表の日の丸ジャージで走ります。
玉)あらためましておめでとうございます!初優勝!チームUKYOのFacebookとかでも写真や動画がございますのでよかったら見てみてください。
右京)あれ僕が撮ったんですよ。それをそのままスクリーンショットでやったら、バッテリー残量とかが出てるは素人丸出しの編集でした(笑)
玉)編集しないでやったんですね(笑)「やったー!」の瞬間もありますのでぜひ!
今週のお便りのコーナー
伊勢原市の男性 RN「甘海老王子」さんからのお便り
右京さん、おはようございます。
右京さん、6月3日、海老名文化会館に行きましたよ。自転車の話は非常に勉強になりました。
右京さんのお答え
玉)海老名環境フェスティバルのことですね。
右京)そうですね。「片山右京が語る環境問題」という普通ではあまり無いタイトルでお話を頂いて、専門家でもないし有識者でもない中で「素直に正直に僕が感じてきたことをお話していいですか?」と言ったら「ぜひ!」ということだったので行かせていただきました。
たとえば山登りをしていて本当だったら雪が降る所で雨が降ってきたり、子供たちが夏休みで書くように北極や南極の氷が割れそうで、すぐではないけど溶けたら海面が10㎝上がることがわかってたりね。そうすると台風がどれくらい巨大化するかとかをスーパーコンピューターがシュミレーションしている中でみんなが考えなきゃいけない。そういう提案の中に自転車っていうのはモビリティとしては最小限のエネルギーで、原始的で健康にもいいし環境にもいいということで皆さんの前で自転車の話もさせていただきました。
玉)日本はどうしても若い方も含めて現状を見る視点がちょっと小さくなってきているという話ですからね。
右京)でもしょうがないのかもしれない。自分たちも親になったり、歳をとった時にやっと振り返ってみて、小さい子ども達に歩かせる道とか、渡せるものを想像して責任感が感じるのは50歳位を過ぎてからじゃないと持てないのかなと反省もしていますね。
玉)その反省の気持ちを持ってどう伝えていくか、残していくかということですね。そういう風な場所が増えていますよね右京さんは。
右京)ますます「おじいちゃん化」しているというか、自分が先輩たちを見た時に、責任ある言葉でそういう姿勢をたくさん見せてくれた爺さんたちがいたから、自分もそうやって歳を重ねながらブレないでやっていかなきゃなと思うんですけどまだおっちょこちょいです(笑)
玉)右京さんはそういうじいちゃんになるチャレンジをしているんですね。右京さんにとっては「環境問題について語ってください」もチャレンジですよね(笑)
右京)そうだね(笑)
この前小学生の日本チャンピオンとカートで競争する企画があったんだけど、タイムはコンマ2秒しか変わらないんだけど、レースになると(体重差で)ボコボコにやられるわけなんですよ。それで家に帰ったら奥さんに「勝った?またなんか貰えた?」みたく安易に聞いてくるわけですよ。
玉)無邪気ですね(笑)
右京)そうすると50歳も半ばにきているから、「そろそろ許してくれよ俺を」という感じになってきて。どこかのディズニー映画みたいに「いつまで走り続けなきゃいけないんだ」ていう状態になってるの(笑)
玉)カーズこの夏公開!さすがですね右京さん(笑)
右京)でもそれを言ったら「ちがうの。若い時からずっと横にいて応援してるファン1号として信じているの」て言われたから、「じゃわかった。あきらめないでもう一回小学生やっつけてくる!」って言った(笑)
玉)もう一回(笑)右京さんはチャレンジを続けていますね!
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
今週の一曲
M さよならCOLOR / 小泉今日子
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