2017年7月22日
この夏、これをやらずに夏を終わらせないで
水曜日に梅雨明けした関東地方ですが、その前日は大きな雹の塊が降るなど
不安定な天気の1週間でした。
今年は空梅雨で水不足の心配がありますが、世の中的には夏休みもスタートして、いよいよ夏本番。
今日は、夏休みスタート企画ということで「この夏、これをやらずにどうするの?」ということで、
この夏是非ともやってほしいオススメの提案をさせてもらいました。
まずは、「富士登山」。
街頭インタビューでも5合目まではいったことがあるけど登ったことがない、
毎年登ろうとしているけど、いつの間にかシーズンを逃して持ち越している人も多いはず。
ということで、富士山に魅せられて写真家になり、夏山シーズンだけ
富士山の山小屋に住み込んで写真を撮り続けているという
小岩井大輔さんに電話を繋ぎました。
小岩井さんから今朝の富士山のご来光の写真も送っていただき、気分も盛り上がったのですが、
このようなキレイな朝焼けが見られるのも年に数回だそうです。
初めは山登りなんてといっていた小岩井さんが今や18年も登り続いているという日本一の名峰、
富士山。
魅力たっぷりですが、夏でも山頂は5度という低温になり、東京の35度の猛暑から
一気に30度も下がるという気温差もあるので、しっかりした装備で富士登山を楽しんで下さい。
今年は9月10日までです。
今日の「ハピリーくらしっく」では今日から新展開、最近の藤井聡太四段に便乗する形で
将棋の駒一つ一つをその動きからキャラクター立てて、曲を作ってみました。
題して、即興組曲「駒」。
今日は「歩」「香車」「桂馬」「金」「銀」のテーマを聞いてもらいました。
来週は「飛車」「角行」「王将」のテーマの予定です。
果たして「穴熊」という攻め方へたどり着けるかどうか非常に楽しみです。
8時台は子供の夏休みの自由研究にも最適な「アリの飼育&観察」。
ヒアリが日本に上陸したというニュースが報道されていることもあってタイムリーなゲストとして
首都大学東京でアリの研究をしている江口克之准教授がスタジオに来てくれました。
ヒアリについては我々を怖がらせるような健康被害のニュースが報じられていることが、
日本の医療機関であれば、対処が出来るのであまり心配はないということでした。
それよりもヒアリによる経済的な被害やヒアリを駆除するために在来種まで一緒に駆除する方が
心配だそうです。
アリの観察キットは、これからのシーズン、書店に並ぶと思うので、
この夏の自由研究のテーマにするのであれば、早めに購入して、
観察日記をつけることをオススメします。
そして女王アリを見つけて観察キットの中に入れると、アリの社会性を観察することが出来ます。
アリは飼育したくないという方は、8月19日に首都大学東京南大沢キャンパスで行われる
大学説明会で、展示されるアリを含む昆虫の展示を見に行って下さい。
そして、9時台は最強料理芸人「ツインクル」のクック井上。さんが
約1年ぶりにスタジオに来てくれて、
この夏、オススメの料理を教えてくれました。
それは、「冷やしカレーそうめん」。レトルトのカレーを凍らせて、
薄めの白だしをかけたそうめんの上に
おろしがねで削った凍らせカレーをのせるというモノ。
本当に美味しいのかと半信半疑で食べてみたのですが、非常に美味しくて、
お代わりしてしまいました。
レトルトカレーも美味しかったのですが、缶詰のタイカレーをジップロックに入れて
凍らせた「冷やしカレーそうめん」の方がピリ辛で、暑い夏にはピッタリの一品でした。
その他にもクックさんが提案してくれた「冷やしスンドゥブ」「冷やし麻婆豆腐」も
美味しそうでした。
この夏、是非とも食べてみて下さい。
クック井上さん。が監修の肉専用ソース、レオニオンソースも是非お試しあれ。
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2017年7月15日
7/15 Radio Koguuu! レポート!
レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
右京)おはようございます。
玉)おはようございます。そして今週からはゲストの方が登場してくださいます。今月は競泳で4大会連続オリンピックに出場し、4個のメダルを獲得した松田丈志さんです。よろしくお願いいたします。
松田)よろしくお願いいたします。
右京)よろしくお願いいたします。光栄です。
松田)こちらこそ初めてのゲストに呼んでいただいて光栄です。
右京)僕が番組でいい加減くだらないことばかり言っていたから、「頑張っている人を呼んで、世の中の為になる話をしたほうがいいよね」という企画が通りました(笑)
玉)今回、晴れて松田さんに来ていただきました(笑)
松田)光栄です。ありがとうございます。
右京)単純にオリンピック4回ってすごいですよね。
玉)2004年の20歳の時が初めてですよね。
松田)そうですね。2004年のアテネが初めてで、最後が2016年の32歳の時ですね。
玉)まだこの間ですよね。
松田)まだ1年たたないくらいですからね。
玉)ご自身の中でこの1年で、オリンピックに出ていた自分と引退した自分は変わりましたか?
松田)凄く変わりましたね。ちょうど1か月前が誕生日だったんですけど、1年前の誕生日はオリンピックに向けてどんどん研ぎ澄ましていった時なので、1年変わるとこんなにも違うものかとしみじみ思いましたね。
玉)なるほど。プロフィールを拝見すると4歳から「水泳」の世界に入られていて、32歳までの28年間ですものね。
右京)オリンピックに出ているその12年間だけじゃなくて、目指している期間を入れたらどれくらいのハードなトレーニングをして、モチベーションは何だったのか。夢を持ち続けることは簡単なことじゃないし負けることだってあるけど、4歳から始めたと聞いてびっくりしました。
でも正直4歳のころに「夢は?」って聞かれても、「オリンピックで金メダルです」とは言っていないですよね。
松田)言ってないですね。なんとなく水の中にいることが好きで、プールに行くことが好きでやっていたのが始めたころですね。でも8歳の時に、バルセロナオリンピックで岩崎恭子さんが金メダルを獲った瞬間をテレビで見ていて「自分が今好きでやっている水泳にはこんな世界があるんだ」と思って、それからはオリンピックに行きたいと思っていましたね。
玉&右京)へ~!
右京)小学校の頃ですよ。
玉)8歳の男の子からみて岩崎恭子さんはすごくお姉さんだと思っていました?
松田)中学生のお姉さんが金メダルを獲っていたので、僕はそれに勝ちたいと思っていました。岩崎恭子さんが14歳なら次のオリンピックの時、僕が12歳になるときに金メダルを獲らないと勝てないと思っていました。
玉)すごい!現実では取れないとしてもですね。
松田)子供の本当に抱く夢ですよね(笑)ただなりたいとだけは思っていましたね。
右京)普通だったらそんなことを口にすると「そんな環境があるのか」とか「スポーツやるにもお金がかかるんだ」とか。
玉)親としてそう思います(笑)
右京)ね(笑)そうなっちゃう。でも現実に近所にスイミングクラブがなくビニールハウスみたいなプールに通われていましたもんね。ビニールハウスって言ったら怒られちゃうか(笑)
松田)そうですね(笑)ビニールハウスでずっと水泳やってきました。ただ幸運だったのは、そこの先輩がバルセロナオリンピックに水泳で出ていたんですよ。あのビニールハウスで泳いでいた先輩が出ていたので、なんとなく身近に感じましたね。
右京)環境じゃないってことですよね。
松田)この環境でも頑張ったらできるかもしれないという可能性みたいのは感じていましたね。
右京)凄い近代的なオリンピックの研修センターは今の時代では当たり前ですけど、僕の若い時はロッキーみたく石もってトレーニングしたり、エアコンだってなかったからね。
松田)僕の通っていた場所はそもそも水を温めるボイラーがなかったですからね。僕が高校生になるまで冬は冷たいままです。
右京)マジで!?
玉)えっ!?でも休むわけにはいかないですよね?
松田)はい。だからランニングしたり陸上トレーニングをして、少しだけ泳いだりでしたね。土日は隣町の温水プールに行ったりはしていましたけどね。
玉)今あるもので努力をして、いかに自分の力を試して方法を見つけていくかをその頃から実践されてるわけですよね。
松田)実践というか生きる道がそれしかない感じですかね。
右京)みんなよく聞いておけ。僕はレースやりたいっていう人たちに言うんだけど、みんな「お金がないから」とか「コネがない」とか言って、みんな「ない」から始まる。今の話聞いていたら一緒ですもんね。
松田)ある意味自分で道を切り開いていくしかないですからね。
右京)それで結果を出したら誰か見ていてくれるからね。
玉)今週から3週にわたって松田さんにお話を伺うんですけど、すべて教えてくれると思います!
右京)まずは子供のころからの話を聞いて、次は現役のころの話も伺います。
玉)先に予告をしますが、松田さんはスポンサー探しもすべて自分で行っています!
松田)苦労しましたね。
右京)水泳ってそんなにお金かかるものなんですか?
松田)意外とかかるんですよ。
右京)パンツ一枚でやっているから(笑)エンジンをオーバーホールしなくていいし、タイヤ交換もしないから(笑)
玉)いやいやいや!あの水着にも開発秘話あるんですから(笑)
右京)本当に!?水泳連盟に怒られちゃうな(笑)
玉)そういうのも全部教えていただけると思うので、みんなの言い訳を打ち砕いていく回になると思います。
松田)そうですね(笑)そういう回にしたいですね。
右京)ぜひぜひ!
玉)チャレンジのプロとしてみんなへのアドバイスとか希望を持てるような言葉を頂けたらありがたいです。
右京)みんなが勇気を持てればね。みんな信じられない話だからね。でも引退した後の次のチャレンジも聞きたいですね。
玉)引退した後からはまだ1年ですから初心者ですもんね。
松田)本当ですよ。僕の第2の人生という点ではね。右京さんにアドバイスをいただきたいと思います。
右京)俺には聞かないほうがいいかも(笑)
玉)あとはここでは自転車の話もしているんですけど、松田さんは自転車にも興味があるそうですね。
右京)もう乗っているんですか?
松田)まだクロスバイクみたいのしか乗っていないです。水泳選手だったので、マラソンも経験していますし、あとは自転車さえ経験すればトライアスロンもやれるかなと思っています。
右京)アスリートはみんな変態だからね(笑)自分を追い込む癖がね。でもそういうのも必要なんですよ。そこから時間が経って自分を俯瞰で見れるようになるには、いくつになっても走り続けないといけないからね。心配なら僕に聞いてくれればね。僕を反面教師にしてください(笑)
玉)新しいことにチャレンジするモチベーションだったり、失敗した自分を奮い立たせる時の気持ちの持って行き方とか、そういうのも是非聞きたいですね。
右京)特に今夢見ている子供たちのお父さんお母さんも聞いているだろうし、みんな素朴な疑問や悩みはいっぱいあるだろうから、そういう人たちに「頑張ることは恥ずかしくないんだ」とか「結果より大切なものがあるんだ」と言い続けてみんなに元気になってもらいたいですね。僕は時間が経ちすぎちゃってそろそろ忘れてきているから、去年まで最前線で戦っていて世界の頂点に立っている人の言葉をぜひ届けてください。
松田)はい。よろしくお願いします。
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、チャレンジしたいこと、チャレンジしていること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
今週の一曲
M 笑えれば / ウルフルズ
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7/15 トクする言葉遣いを教えて!
今週も気温がぐんぐん上がって、35度を超えるところもチラホラ。
早くも夏バテが心配になりますが、皆さんは大丈夫ですか?
外は朝から暑いですが、文化放送のスタジオではショパンの調べで
優雅な時間が流れていました。
『ハピリーくらしっく』では、ショパンの「英雄ポロネーズ」の魅力を徹底解説!
宮川先生曰く、こちらの曲は先週の「ノクターン第2番」よりも難易度が高いので、
弾きながらの顔芸(?)を披露することができないとのこと。
来週もショパン特集かと思いきや、「もう弾ける曲がない」(??)ので、
ショパンは一旦お休みだそうです。
そして、今日のテーマは「損する言葉遣い トクする言葉遣い」
「もっと幸せになれる言葉遣いを知ろう!」ということで、
1つ目では「学歴よりも語彙力が大事!」という驚きのデータを紹介!
語彙力が生涯年収にも影響するという、驚きの内容でした。
2つ目・3つ目では、コミュニケーション総合研究所の松橋良紀さんに
スタジオにお越しいただきました。
「最近ゴルフ始めたんですよ、と言われた時にどう答えますか?」
という松橋さんの質問に、玉川さんが回答して、まさかの撃沈。
「エーーーッ!」と大きくのけぞっていました!
松橋さん曰く、リアクションは100点満点だそうです!
そのやり取りはポッドキャストで是非!
皆さんも「会話泥棒」にならないように要注意です!!
他にも上手な褒め方のコツを紹介していて、番組終了後に玉川さんが早速使っていました。
4つ目では、英語音声学者で女子大での教員歴が長い小川直樹さんにご出演いただきました。
小川さんには、その経験に基づいた「女性を味方につけるための」言葉遣いについて伺いました。
「男性は結論を求めるので、女性の話の途中で要点を先に言ってしまう」
これが一番ダメなんだそうです。
男性ばかりのスタッフブースでは、みんな身につまされる思いで聞き入っていました。
また、オネエ言葉も女性には有効だそうです。
「オネエ言葉のMCがいたら、女性のリスナーが増えたりするのかな」
とスタッフの間で盛り上がっていました。
小川さんからは、女子大生に人気のお菓子を差し入れでいただきました。
甘いお菓子に加えて、梅こんぶの人気が高いそうです。
来週も暑いそうですが、塩分と言葉遣いに気をつけながらハッピーにお過ごしください!
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