番組紹介
土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。
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2017年6月 4日
6/3 Radio Koguuu! レポート!
レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
右京)おはようございます。
玉)おはようございます。ようやく6月に入りましたね。今日は言わなくてはいけないことが2つございます!
右京さんお誕生日おめでとうございました!
右京)ありがとうございます。そんなにおめでたい事ではないですけどね(笑)
玉)今週の初めでしたね。
右京)たくさんの人からお祝いの言葉をいただきました。さっきも番組が始まる前にまさかのケーキが登場しましたね。マウント富士ヒルクライムに向けて甘いものを断って体重を落としている僕に向かってね(笑)
玉)ちょっとした嫌がらせのような(笑)
右京)でも本当においしかった!ありがとうございます。
玉)そして何と言っても「ツアー・オブ・ジャパン」優勝おめでとうございます。
右京)本当にたくさんの方のおかげです。選手にも言っていたんだけど、「僕たちは将来ツール・ド・フランスを目指しているけど、僕たちは日本の登録チームで、いろいろな課題はあるけど現時点で最も重要なレースなんだ」って。未来が一番大切だけど、未来を作る今が一番大切だってことを外国の選手にもみんなに伝えてわかってもらえた。でも外で見ているより結構色々あったんですよ。
玉)そうなんですか?
右京)スペインの選手とかオーストラリアの選手とか来て、みんな4番バッターでみんな横綱みたいな感じで強い。アシストを人のためにするっていう、誰かのために一生懸命やるのは大変なことで中々難しい。だから喧嘩になって怒鳴りあいになったりもして夜ミーティングしたりもするのよ。でもやっぱり選手はアドレナリンが出ちゃうものだから、本当は総合1位2位だったからハッピーだったんだけどね。終わってからホテルの部屋でミーティングしていたら1位のオスカルが2位のネイサンの所に行って「ごめんな。ちょっと熱くなり過ぎた」と言って二人でハグして。でもそこでB級映画みたいに僕が入っていって「よかった、よかった」と言ってもそこは変わる物じゃないし、二人がちゃんとわかっていればいいからね。結果的にそのおかげで全員で総合も個人もタイトル獲ってるから、賞金もいっぱい入っています(笑)
玉)それも言いますか(笑)大事なことですよね。
右京)でもそれでもみんなたくさんレースに出て、たくさんアジアとかでもポイント獲ってくれているからね。
でもどうも赤字なんだよな(笑)
玉)それだけなかなかバランスがうまくいかない物なんですか(笑)
右京)でもそんなことは、また会社の床に泊まって穴の開いた靴下をはいたりして節約すればいいですからね。
玉)右京さん。皆さんどのくらいまでその話が本当なのかと思って聞いていると思うんですけど。結構本当なんですか(笑)
右京)一つ皆にいい事を教えてあげる。もし右の靴下に穴が開いている状態でお客さんとして人の家に御呼ばれしたとき。左に履き替えてください。穴が中指の方にいって見えなくなります。
そういう話をしてそういう生活を本当にしていると、二つの現象が起きていて。一つは誕生日に友達がネクタイや靴下を使い込んでいるだろうとプレゼントしてくれたりね。もう一つの現象は奥さんが「恥ずかしいからそういうこと言わないでよ。ちゃんと買ってるじゃない!」とかって言われています(笑)
玉)そりゃそう言われますよ(笑)
たくさんの方から「応援行きました」とか「優勝おめでとうございます」というメッセージが届きました。
右京)本当にたくさんの人たちが応援してくれて、どうもありがとうございます。
玉)5/21(日)大阪・堺市を皮切りに先週の日曜日5/28の東京ステージの8日間に渡って開催された「ツアー・オブ・ジャパン」でチーム右京は総合優勝。オスカル・プジョル選手は6日目の富士山ステージでのリードを守って、2年連続の個人総合優勝に輝きました。
右京)マルコカノラっていうイタリア人の選手が超早くて、第2ステージは逃げて勝ったり、第3ステージも連続して勝ったりしていた。でも振り返るとその時に2位だったのがうちのチームのジョンで、逃げ切りはされたけど集団が最後捕まえていたら、ジョンがその集団のトップだったから勝っていたかな。第3ステージでカノラが勝った時もジョンが3位に着けていたり、飯田の南信州ステージでまたカノラが勝った時、同着で同タイムで2位だったのがネイサンだったりと本当だったらうちが4勝とかできたかもしれない。
玉)常に射程圏内だったんですね。
右京)残念だったのが、総合の順位で8位につけていたベンジャミン。伊豆のステージでアシストに徹してくれていたんだけど、ゴールまであと500mくらいの所でオスカルとネイサンと3人で絡んで転倒しちゃった。ゴールはしたんだけどそのあとすぐに病院に連れて行ったり、ネイサンもあちこち擦過傷で血だらけになっていたんだけど、アシストがいなくなってしまうから頑張ってくれて、東京ではしっかりアシストしてくれた。
玉)すんなりとは言い切れないかもしれないですが、しっかり結果を出してくれたレースなわけですね。
右京)そういう一つ一つのことが、たぶんその時には大きな問題になっていく。でもそれをみんなが話し合ったり解決していくかで変わる。本人たちが言うんだけど、少し冷静になったところでオスカルが「僕たちは本当に強くなったと思う」と言っていたの。今チーム内では英語のみの会話にしているの。スペイン人がスペイン語だけだとグループが出来てしまうから。日本人も英語のみにしてみんなたどたどしくてもいいから共通の言語でやろうと決めている。それでみんなが「強くなった」って言ってくれたから、言葉でしか解決できない物もあるから大切だなって感じたよ。僕たちが世界を目指すなら本当のグローバルな感覚を持つ事が重要だなと思います。
玉)何か気持ちを伝えあうツールと言う意味で色々持つべきですね。
右京)僕もF-1とか行ってた時に、背中の大きなスポンサーのワッペンの下に日の丸を背負って君が代を歌ってました。その僕が外から見た時に、島国根性と言い方は変だけど、そうなっていくのは21世紀ではちょっと滑稽だからね。
玉)どこで戦っているのかっていう事をちゃんと見ていないといけませんね。選手たちは今、熊野ですか?
右京)熊野に入ってプロローグも始まってやっています。ベンジャミンとネイサンはケガをしてしまったので、その分キャプテンの畑中君とか徳田優は最初から出る予定だったけど、そこに平塚君とかロドリゴっていう地味にレースをいつも前で引っ張ってくれる選手を残してそっちも連覇を狙っています。
玉)6月4日までがツール・ド・熊野になります。
今週のお便りのコーナー
板橋の男性 RN「高齢ライダー」さんからのお便り
美沙さん、右京さん、おはようございます。
右京さん、ツアー・オブ・ジャパン。総合優勝おめでとうございます。小生は、大井ふ頭周回コースの自主警備でツアー・オブ・ジャパンに参加しました。警備なので、選手の走りを見ることは出来なかったのですが、背中で選手の風を感じて楽しみました。
これからのチーム右京のご活躍と選手のみなさんが事故や怪我のないことを祈っています。
右京さんのお答え
右京)祈ってくれていたのにやってしまいました。
警備の人たちはいっぱいいて、何千人っていて成り立っているのね。そういいう人たちはお客さんに向かって立っているからレースは見れないわけですからね。それで後ろに風の音だけが聴こえるわけですね。
玉)だから背中で選手たちの風を感じていたんですね。
右京)そう意味では距離感的にはすごいスピードがあるから危ないですよね。でも本当にありがたいことですね。
玉)好きだからお手伝いをっていう方も非常に多いでしょうから、本当だったら振り返ってみたい気持ちもあるでしょうね。
右京)両方注意してもらわないと危ないのは危ないですからね。来週もよろしくお願いいたします。
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
今週の一曲
M BEAUTIFUL NOW / ZEDD