番組紹介
土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。
バックナンバー
2017年5月 7日
5/6 Radio Koguuu! レポート!
レーシングドライバー、登山家、自転車大好き! 片山右京さんの登場です。
右京)おはようございます。
玉)おはようございます。世間はゴールデンウィーク残り2日ですね。
右京)毎年のことですがスーパーGTに、チャレンジスクールと、僕にはゴールデンウイークはないです。
玉)5月7日は今年最初のチャレンジスクールですね。
右京)そうですね。「ボルダリング」を行います。
去年は自転車が忙しくて回数が減ってしまったけど、今年はボルダリングに夏のキャンプに秋の登山に冬はスノーハイクとばっちり予定しています。
チャレンジスクールで思い出したんだけど最近いいことがあって、名前は変わってしまったんだけど20年位続けていて、最初の頃に参加していた人からお手紙を頂きました。お礼の手紙みたいな感じで、「チャレンジスクールで教わったおかげで、つらいことがあったけど立ち直れました。」という内容と一緒に写真が送られてきて、僕と一緒に写った写真と僕が書いたメッセージをずっと持っていてくれたんです。
玉)しかもこれは額縁に入っていますね!ちゃんと取っておいてくれて、写真に写して送ってくれたんですね。
右京さんのメッセージ読んでもいいですか?「挑戦すること、あきらめないこと、頑張ることは恥ずかしくないこと、体は心が動かしていること」
右京)そういう幼稚園で教わるようなことで、誰でも当たり前のことだけど忘れてしまうから皆で応援しあいましょうって感じですね。
玉)素晴らしい。20年前に小学生になった方ですから、もしかして社会人としてなにか挫折があったのかもしれないですが、その時にこれを思い出してくれたんですね。
右京)これを持っててくれるなんて、本当にやっててよかったなと思いました。単純な「頑張れ」っていう言葉は無責任にも聞こえるから難しい言葉ですけど、みんな「頑張りましょう」って今自分に言っている気がします(笑)
玉)5月7日はどんな子達が来てくれるんでしょうね。楽しみですね。
話は変わって、右京さんは現在忙しいです。
右京)忙しいって言っちゃいけないんだよ(笑)
玉)心を亡くすって書きますもんね(笑)ただそんな忙しい中でちゃんと報告したいのはチームUKYOがかなり好調であること。
「ツール・ド・台湾」で優勝しました。右京さんが監督として参戦した「ツール・ド・栃木」は第1ステージ優勝しまして、第3ステージでワン・ツゥーフィニッシュしました。「ツール・ド・タイランド」では、第3ステージを獲ってポイント賞のリーダー・ジャケットをゲット、ネイサンが山岳賞を獲得。インドネシアで開催された「ツール・ド・ロンボク」は個人総合、ポイント、山岳賞のすべてで1位という完全優勝。
今年は右京さんが行くと勝つ!
右京)皆は僕が来るとプレッシャーもかかるから、いい意味で来てくださいって言ってくれます。僕は全部勝つ必要ないんだけど、勝てるレースを落とすことはいただけない。台湾もインドネシアも勝って完全優勝を喜ぶより、むしろ栃木とかタイで失敗した件です。1日目に運もあってリーダー・ジャージをゲットしたのに、うちを負かすために他のチームが波状攻撃でアタックしてきて、その時チェックに入るときにエースが自分で動かずにアシストに「追っかけろ」と言ったの。
エースだから当たり前の行動と思われるけど、勝たなきゃいけないプレッシャーがある人間は人と協力する時に自分から動かなくてはいけない。その勇気がなかったから残念で、タイも言い方は変かもしれないけど同じ理由で守ったの。だから負けてもいいからその時にリーダーとして見せてほしかった。いつも言っているけど、9回裏2アウト満塁の時に見逃し三振だけはするな。空振りでも負けてもいいけど振って来いって言っているんだよね。
玉)今後はそういうところを見せてほしいという監督のリクエストですね。
右京)失敗して負けちゃったけど、ツール・ド・栃木のダイジェストがFacebookとかでアップされていてカッコよく編集してもらっているのでぜひ見てみてください。
玉)チームUKYOのHPにいくとダイジェストムービーが見られます。右京さんが監督カーを運転しているところや優勝して喜んでいる姿など。
右京)素で喜んじゃって。勝つと思っていなかったから(笑)
玉)言っちゃいましたね(笑)ぜひチェックしてみてくださいね。
今週のお便りのコーナー
栃木県那須郡の男性 RN「那須のツッキー」さんからのお便り
たまちゃん、右京さん、おはようございます。
ハピリーの後、ツールドとちぎの2日目に行ってきました。(2日目の土曜日)ゴール50メートル前でものすごい速さで駆け抜けていく選手たちに大興奮!そして、ゴールとなった「道の駅・友愛(ゆうあい)の森(もり)」に戻るとなんとレース直後の右京さんがいるではないですか。右京さんに声掛けて、一緒に写真を撮らせて頂きました。カミカゼウキョウと一緒に写真も撮れて、最高に興奮した1日になりました。ありがとうございました。
右京さんのお答え
右京)こちらこそありがとう。
玉)他にもいっぱいツール・ド・栃木で右京さん見た!というメールをいただきました。
右京)自転車の競技のいいところは、F1と違ってすぐに選手とも監督とも一緒に居れて「よかったですね」とか写真撮ったりできるとか身近なところだよね。
玉)みんな勝って帰ってきた選手たちとハイタッチしたりしてますもんね。
右京)だからヨーロッパとかでも盛り上がりますよね。F1のこと言うと怒られるかもしれませんけど、すごい高いパスでパドックとか行くのに金属探知機とかあったりね、僕がやってた頃はジャーナリストの人とかスポンサーの人とかメカの人とかとサーキットに入ったら特に作戦会議とかではなくみんなでご飯食べて「明日から頑張ろうね」みたいな感じでやっていたね。それで世界中転戦していたから「F1サーカス」みたいに言われていました。今はちょっと物々しい雰囲気になってきてるね。
玉)やっぱりマシンの付近は危険だからっていうことももちろんあるでしょうし、精密機械だからっていうこともあるでしょうね。
右京)応援してくれている人たちとの距離感を少し考えてほしいね。
玉)色んな形でファンミーティングっていう物が設けられているのかもしれないですけど、距離感というのは自転車レースと比べるとあるかもしれませんね。ぜひみなさん臨場感を味わってみたい方は自転車レースを一度見に行ってみてください。
右京)栃木のこの大会は初めて行われたのに凄いオーガナイズがしっかりしていて、道路も全面封鎖してくれているし、パトカーとかヘリが飛んで会場もしっかりしていて凄いなって感じました。日本でもツール・ド・フランスのようにラインレースという毎日違う場所で違うスタート、違うゴールのレースができるんだと思いました。
玉)ちゃんとした準備とそこにかけるスタッフの方の情熱ももちろんでしょうし、責任感がそういう形で現れますもんね。
右京)ボランティアをやってくれた栃木の立哨員という審判も、交差点ごとに立ってくれている人やお巡りさんなど関わってくれた方皆さんに感謝です。
玉)来年もいいレースなることでしょう。楽しみですね。
番組では皆さんからの質問を受け付けています。
自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
メールの方は、 tama@joqr.net
ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguuu】までどうぞ!
今週の一曲
M 見たことのない景色 / 菅田将暉