文化放送

番組紹介

土曜朝ワイド「ハピリー」パーソナリティを務めた玉川美沙が心機一転、新たに取組む音楽プログラム~「玉川美沙 MUSIC SELECTION」。毎週、様々な角度から特定のテーマを設定し、テーマにこだわったMUSIC SELECTIONをお届けします。玉川美沙自らが選曲に係わり、選曲した1曲1曲に込められた「想い」や「背景」を紹介していきます。 さらに、月1回のスペシャル企画としてピアニストであり作曲家の宮川彬良先生に出演頂き、毎回特定の切り口で「音楽」の楽しさや奥深さ、また時にはミステリアスさを、実演を交えて検証する“スペシャル”な放送に取組んでいきたいと考えます。

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    2016年5月29日

    5/28  Radio Koguuu! レポート!

    レーシングドライバー、登山家、そして自転車大好き!
    いつも笑顔が爽やかな片山右京さんの登場です。


    玉)明日、5月29日(日)からは「ツアー・オブ・ジャパン」。

    右京)やってきましたね。かれこれ5年目になるんです。
    ひとつわかったのは長い道のりなんだということ。
    アインシュタインさんが言うように「人生は自転車の如き、バランスをとり、漕ぎ続けなければ倒れる」。
    チームを運営する、参加する、チャレンジするってこと、すべてそうだから。
    だから今週すぐに結果が出るとは思わないでください。

    でも、毎年毎年進歩していて、今年は今までの中で最強です。
    常にそれを繰り返して、今までこういうレースをしたいね、こういうことができなきゃいけないねっていうのをみんなで話し合ったり。
    でも時には機材のトラブルがあったり、選手間でトラブルがあったりで力を発揮できなかったときがあったけど、それをこっちが口を出さないことで、みんなでシステムを作って・・・。

    今はチームワークを含めてみんながプロになってるから「ジャパンプロツアー」でも、いろんなシチュエーションで練習してきて、逃げても追いつく。
    集団でも勝つ、というのをやってきて、アジアの人たちに対して、今やらないと今度は世界に行ったときに絶対できないから。
    そのステップとして、まだ先は長いけど、自分たちの立っている位置を確認していきなさいってことですね。


    玉)監督からの言葉として。


    右京)それ以上は何も。僕たちはチャンスを与えるだけで、自分の道は自分で切り開かなきゃいけない。


    玉)そんな「ツアー・オブ・ジャパン」の意気込みを語って頂いた後は、自転車事故のお話に...


    右京)最近、自転車の事故の話を聞いて、気をつけた方がいいなってことがあって。
    某番組の某ディレクターは、全然知らなかったんですけど、自転車で坂道で転んでフロントタイヤが取れて、1か月も入院してて。
    転んだときに頭を打ってたから記憶がないっていう。
    「レディオコグー」のプロデューサーがそういう話を教えてくれました。
    やっぱり注意喚起として改めてね。
    スポーツバイクとかってみんなフロントがクイックリリースだから緩んでたりもあるしね。
    タイヤと同じように。
    どんなにいい季節でも、どんなに楽しいことがあっても事故にあったり、落車したら本末転倒だから。

    玉)まずはメンテナンスを。

    右京)もう一人います。自転車に乗りながら犬の散歩をしていたんだって。
    普段はいつも右手で持っていたのに左手でリードを持って。
    そしたらオートバイが来てビックリしてね。犬がバッと走って、普段だったら右手で犬を持っているのに、
    つまり左でブレーキかけるのに、右でブレーキをかけちゃたら右がロックしちゃって前転しちゃいましたって。
    よく「ツール・ド・フランス」で"わんわん落車"っていうのがあって、観客が犬の散歩をして見てて、自転車が来るときに「ワンワン」って鳴いて犬がリードの長さだけ飛び出して選手と当たって転倒しちゃうの。
    極端なことを言うと、犬と自転車をセットにしないで下さい。
    みなさん、落車は気を付けてください。


    今週のお便りコーナー

    香取市 50歳の女性 RN「じょんちゃん」さんからのメール

    右京さん、前にテレビ番組で台湾一周自転車の旅っていう特集を見たんです。
    台湾は自転車王国と言われるほど、老若男女問わず自転車に乗っているという方が多くて、自転車にまつわる環境も整っているんだそうです。
    私も是非自転車で旅をしようと、ただ個人ではなかなか心細いので10月に予定されている台湾の南半周を走るというツアーに参加予定です。
    1週間かけてという旅ですが、その中で自転車移動は実質3日あります。
    1日目が70キロ。2日目、50キロ。3日目、16キロ走る。
    自転車は現地で借りるんだそうです。
    アウトドア派なので体力には自信があるんですが、ただ自転車でってなるとどうなるのか検討もつきません。
    右京さん、どのような準備をすればいいのでしょうか?


    右京さんのお答え

    台湾半周でも50キロとか70キロだと一度痛くなったお尻はなかなか回復しないから、お尻を鍛えるところから。
    筋肉痛の前にサドルに慣れていないとね。足が疲れてべったり座るとお尻にくるから。
    やっぱり少し慣れて、基礎体力をつけてね。アウトドア好きって言ってるから体力はあると思うの。
    でも足の筋力とかも鍛えてペダルに立っていられるようにしないと。あと、パンク修理もね。


    玉川) 国内のツアーもありますから、訓練のためにそこに参加してみるのもいかがでしょうか?



    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguu】までどうぞ!


    今週の一曲


    今月のスピッツ特集、最後の曲です。
    夢は信じれば叶うけど、これは叶わないので気を付けてください(笑)

    M  空も飛べるはず /  スピッツ     

     





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    2016年5月28日

    シリカゲルって何?除湿剤と乾燥剤って違うの?

    今朝は雲がたれこめて、雨が降りそうな天気のスタートでした。

    曇り空の浜松町.JPG






















    来週には6月になって梅雨入りも秒読み段階になります。

    沖縄・奄美はすでに梅雨入りしていますが、そんな季節に活躍するのが除湿剤。

    でも除湿剤と乾燥剤って何が違うのって思ったことありませんか。

    そしてお菓子や海苔などの袋に入っている小さなパッケージに

    「シリカゲル」って書かれているものがあるけど、

    そもそも「シリカゲル」って何?と思ったことがありませんか。

    ということで、今日の「たまスペ」ではシリカゲル専門店

    「麻布Fショップ」の店長・石井美枝さんとシリカ製品を

    世に送り出している富士シリシア科学株式会社の伊藤譲さんを

    ゲストにお迎えしました。

    石井&伊藤.JPG






















    まず、シリカゲルの「シリカ」とは地球の表面の60%を占めている

    二酸化ケイ素という物質で、シリカゲルはその「シリカ」を

    スポンジのように水を吸着できるように

    穴を空けてゲル状に加工した物質をいうそうです。

    そしてシルカゲルには乾燥を目的としたA型と

    除湿・脱臭を目的としたB型があります。

    A型は湿度0%~30%でよく働くシリカゲルで、

    お菓子や海苔の袋によく入っていて基本的には使い捨てタイプ。

    B型は湿度60%~80%でよく働くシリカゲルで、

    A型と違って天日干しなどをすると再生するので、繰り返し使うことが出来ます。

    アンモニア水をかける.JPG






















    スタジオではB型のシリカゲルにスポイトでアンモニア水をかけてみましたが、

    あっという間にサラサラになって、匂いも全くしなくなりました。

    匂いを嗅ぐ玉川.JPG

    シリカゲル製品.JPG









































    最近ではこの吸着力を利用して、色鮮やかなドライフラワーを作ることが出来ちゃいます。

    また、シリカゲルはパウダー状にしてミントタブレットや粉末スープ、スティックコーヒー等に

    食品添加物として含まれて、くっつかないようになっています。

    シリカゲルってこんなに奥が深い物質だったんだって改めて勉強になりました。

    シルカゲル商品.JPG






















    一番勉強になったのは、お菓子など食品に入っているA型のシリカゲルは

    一度、水を吸着したらご家庭での再生は難しく、

    取っておいて、再利用しても効果が望めないということ。

     A型のシリカゲルは、袋を開けた時にほぼ役目を終えているそうです。

    玉川&石井&伊藤.JPG






















    そして、今日の「ハピリーくらしっく」は、宮川先生の上半期の仕事を振りかえりました。

    いろいろな肩書きを持っている片山右京さんが「レディオコグー」の中で、

    それぞれの肩書きの仕事の話を一つ一つ説明しているのをうらやましく思い、

    宮川彬良先生も作曲家、アレンジャー、指揮者といった自分の持っている肩書きで

    どんな仕事をしたかを構成作家のシラトリーにまとめて、報告してもらいました。

    説明する宮川.JPG





















    特に4月23日~5月2日までの10日間で、6ヶ所に移動し、

    7回公演を行い、その合間にアレンジの仕事、リハーサル、

    さらにレコーディングをしていました。

    そして、移動の飛行機の中で、ハピリーの原稿を書いていたそうです。

    そのスケジュールは次のようでした。

    宮川先生のスケジュール.JPG





















    こんなに忙しいのに、いつハピリーのための音楽CDを聴いているのでしょうか。

    来週は宮川彬良先生の自宅のCDの置いてある棚がどうなっているのか見ていきたいと思います。 

    さらに来週は歯と口の健康週間ということで、歯と口の専門家を迎えて、

    歯と口の気になることをいろいろ聞きます。

    お楽しみに。

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    2016年5月21日

    5/21 片山右京・玉川美沙 Radio Koguuu! レポート  

    レーシングドライバー、登山家、そして自転車大好き・・・

    片山右京さんの登場です。 

     

    玉)5月ももう残りわずかになりまして...


    右京)第13回Mt.富士ヒルクライムのカウントダウンも始まりまして、頑張っております。


    玉)強制的に自転車に乗る時間を増やしたって言ってましたね。


    右京)冬よりはあったかいから、なんとなく走り出してみても若葉を見たり風を感じたりしてウキウキするね。でも楽しいだけじゃなくて、やっぱり競技に出る以上は頑張らないと。

    とはいっても、少なくとも俺の年だと、ヘミングウェイさんが言ったみたいに人に勝ることを目的にするんじゃなくて、昨日の自分より勝る努力をすることが大切だから。


    玉)あと3週間ですか。


    右京)ここからできることは驚異的な筋力アップもしないし、ちょっと体重を絞って、ほんの少しスピードを上げて、筋肉にかかる負担を減らすとか。でも十分持久力とかも上がってきてるし、自分で言うのもなんだけど、この2か月くらい頑張ってきたなぁ・・・と。

    去年の沖縄の前にもやってみてそれなりにやってそれなりの満足もできて、今からオリンピックに行くわけでもないし、チームはツール・ド・フランス目指してても僕が目指しているわけでもないし。


    玉)6月12日日曜日、富士の国やまなし第13回Mt.富士ヒルクライム出場します。


    右京)なんとかいいタイムで走りたいと思うけど、手のひらで砂をすくってさーっとこぼれるみたいに少しずつ上がってきた自信とか希望が見えた瞬間に、その3日後に戻っていたり。

    ある日突然、「俺は年をとっているのかもしれない」とつぶやいたら、うちのかみさんが「何言ってんの、当たり前でしょ」って(笑)。

    昔、子どもがね、年をとると体は錆びるけど、心が錆びた時が本当に老いることだって、小学校1年生の息子に言われたのに...。


    玉)子どもって名言言いますよね。

     

    今週のお便りコーナー


    四街道市 28歳の女性 RN「こだぬき」さんからのメール


    右京さん、おはようございます。
    先月、玉ちゃんが「みなさん自転車に何年ぐらい乗っていますか?」と言われていたのでメールしました。
    うちの父、ドロップハンドルのサイクリング車、33年乗っております。
    31歳のときにようやく手に入れ、それからずっと乗っているそうで、定期的にお手入れをしているため、特に古いと思ったこともないです。
    最近ではデジタルで走行距離や消費カロリーなどが表示できるものをつけて走って、今後も乗り続けるんだろうと思います。
    ちなみに私のものは10年くらいのママチャリですが、錆びたかごを取り換えてスプレーペンキで車体を塗り替えて、毎日駅まで使っています。


    右京さんのお答え


    右京)お父さんが自転車を大事にするのをずっと見ているから、錆びてもかごを換えたりスプレーをしたりして...


    玉)そういう風に乗られる方はもう少ないと思います。


    右京)でもそういう風に乗っていかいないと。せっかく環境にいい自転車といっても生産から廃棄までトータルのコストで考えると、ゴミを増やしちゃいけないから。カーボンの自転車とかも高くてみんないいって言ってるけど、もうこの時代は終わらせないといけない。
    車ではリサイクルのものがいっぱい入ってきてるから、自転車でもそういうリサイクルができるか、もしくは土に返る素材のフレームを作りたいねって。そういう新しい産業を興すことによって、また業界も元気になるでしょ。
    誰かがそういうことをしていかないと、大量生産して、壊れたら捨てて、また買えばいいんだって感覚は何も生まないからね。消費に頼らないで、いいものをもっといいものを。もっと便利に必要とされるものをとブラッシュアップしていったほうが豊かになるだろうね。
    無駄なことにはお金は使わない。老後のために貯金する。



    番組では皆さんからの質問を受け付けています。
    自転車に関すること、健康やエコに関すること、右京さんに相談したいことなど何でもOKです。
    メールの方は、 tama@joqr.net
    ハガキの方は、〒105-8002 文化放送 【玉川美沙ハピリー Radio Koguu】までどうぞ!


    今週の一曲


    自転車では、ここでも気をつけて下さい。

    M  魔法のコトバ /  スピッツ                   


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