先日、土用の丑の日に合わせて
人形町のうなぎ屋「梅田」さんに取材に行ってきました。
せっかくなので、その周辺も合わせて
「ぶらり途中下車」風に歩きまわってみることにしました。
今回は、そのお話です。
江戸時代からの賑わいが続く、歴史ある町のひとつ【人形町】
◎人形町と言えば
【安産・子授け】の神様 水天宮!
私も将来のためにと向かったのですが...
あ、れ!!!!
社殿の建て替え工事中でした。
現在は、明治座の隣に設置した「仮のお宮」で参拝を受け付けているそうです。お間違えのないように!
☆☆☆
さて、続いて向かいましたのは
たい平師匠が以前言っておりました、人形町伝説の寄席。
【人形町末廣亭】跡地です。
※現在は、跡地に立派なビルが建っています。
慶応3年から昭和45年まで、103年間にわたり愛されてきた人形町の寄席。
客席はすべて畳敷き、マイクなしで客席の隅々まで演者の声が届いたそうな。
たい平師匠も「行ってみたかったなぁ~」と一言。
当時はどんな街並みだったのだろうと想像していたら...お隣には「うぶけや」さんという、ハサミや毛抜きの老舗が!
...と、そろそろお腹が減ってきたので
食べようか!となりました。 笑
どんどんご紹介してゆきましょう!
まずは人形町ですから、
その名の通り...... 人形焼き!
<七福神のお顔がモチーフ>
皮がうすくて、餡子がずっしりと入っていて美味しかった~
人形焼きは型の都合上6つしかないので...七福神ですから、七つ目のお顔は「お客様です」というわけだそうです。
つづいては...
お豆腐屋さん【双葉(ふたば)さん】
かつて甘酒横丁の入り口に尾張屋さんという甘酒屋さんがあったのですが、そのルーツを受け継いで、ここ双葉ではお豆腐屋をやりながら「甘酒」を提供されております。江戸時代の夏の大飢饉など暑い夏の日に、甘酒を冷やして飲んで凌いだ歴史があるんだそうです。
さっそくいただく私。
んん!
冷たくして飲むと、甘酒の甘さが和らいでゴクゴク飲めちゃいます。美味しい!水天宮のお客さん(妊婦さん)が多いので安心して飲めるよう、ノンアルコールだそうです。
これを発案されたのが、三代目のご主人田中金一(きんいち)さん!
(ちょうど出先から戻られたので、すかさずインタビュー)
わたくし加納、買って自宅で食べてみました。
金一さんのアドバイス通り、少し塩を振ってレンジでチン!
お揚げの中にゴロゴロと銀杏が入っており、う・ま・ひ~~♪らりほ~~♪あっという間にお酒のアテ~~♪お酒はほどほどに~♪
茹でこぼしておでんみたいにする案も、次回ぜひ試してみたいです。
いつも文化放送をご愛聴くださっている双葉さん!
溢れる笑顔、あたたかいもてなし、美味しいがんもどきと甘酒、ありがとうございました。幸せでした。
また遊びにいきたい、人形町。風情ある街でした♪
落語のみならず多才な才能を発揮するたい平さんの魅力を存分に伝えつつ、一日を「大安吉日」のように縁起良く、明るく楽しく過ごすためのヒントがぎっしりと詰まった、朝から元気になれる30分のトークプログラムです。