夏バテにはスタミナ!
夏のスタミナといえば、う・な・ぎ!!!!!!!
はい、7月24日は土用の丑です。
(ちなみに8月5日もです。)
そんなの、食べないわけにはいかないじゃないですか。
ということで、やってきましたっ!
「和の心 探求シリーズ」 ~食~ 編!
(2回に1回くらい、食の探求を挟んでいるような気がするのは、気のせいです)
※今回は食べるだけじゃなくて、蒲焼体験ですよ!!
★☆★
お邪魔しましたのは、
中央区日本橋人形町3丁目にある、鰻・すっぽん料理の『梅田』さん (コチラもどうぞ。)
こちらがいつも文化放送を聴いてくださっている、
二代目ご主人 白石圭吾さん
(ニコニコ笑顔がとっても素敵な方♪)
★☆★
さてはまず、うなぎさんとご対面です。
(ふといですね。)立派なうなぎです。
☆
うなぎは「首のところをくっと掴むといいよ」と白石さん。
加納がグッと掴んだのも束の間。
ぬっ (え汗 いやまてまてまて)
ぬるぬる ぴゅーーーーん (まってーーーーーー!!!!)
あっけなく、逃げていきました。
お手手がヒアルロン酸を塗ったようにぬるぬるに。
【加納、うなぎさえも掴めず。】
(これから捌いたり焼いたりもするのに、先行きが大変不安に。)
☆
つづいては『捌き!』
首が急所ということで包丁を一太刀。
目打ちを首に刺します。
(普段はおいしいうなぎをいただくだけですが、
こうやってうなぎが捌かれる様子を目の当たりにすると、食べる前の「いただきます」の言葉が心から出てくる気がします。人はいろいろな命をいただいて生き延びているのですね。)
◎いつも感謝の気持ちを忘れたくないものです。
ところで皆さんは
【うなぎを開くとき、どちら開きにするかご存知ですか?】
関東では、背開き。
関西では、腹開き。 なんですよ。
(武士文化の関東は、腹開きは「腹切り(切腹)」を連想させるため忌み嫌われるため背開き、一方商人文化の関西は、「腹を割って話す」ことから腹開きなんだともいわれています。)
☆
綺麗に背開きされた鰻をみますと、ちょうど60センチ強はある体の真ん中あたりに肝があります。(すばやく捌くため、まだ全体的にピクピク動いています。鮮度がいいですね。)
☆
お次は『串打ち!!』
串を右手で持ち、左手で鰻を押さえます。
このとき、誤って指に刺さらないように『ツメ』と呼ばれる金属のツメを左手の中指にかぶせます。
左から順番に5本ほど串を打ちます。
いざ、加納の串打ち挑戦!!
が、ビクともせず。
(焼いたらふわふわの鰻ですが、焼く前は身がしまっていて、力を入れても串がまったく入っていきません。)
結局、白石さんにすべて打っていただきました(笑)
(体験させてもらったのに、なにもできなかった...)と凹む私。
優しい奥様「『串打ち3年、刺し8年、焼きは一生』って言いますからね(^^)」
ご主人「これですんなりやられちゃぁ~俺の仕事がねぇや~あはは」
なんて素敵なご夫婦。。。
こんな方々がつくる鰻料理。。。はぁ はやくたべたい(結局そっちかい。)
ここからがもっとも難しい『焼き』です
真っ赤におこされた備長炭の上で、まずは白焼きにします。
うちわを使って火加減をみて、鰻を何度も何度も絶えずひっくり返します。
(手返し百ぺん!です)
ものすごく熱いですが、とてつもなく香ばしい良い香りがします。
はっきり言いますが、
わたし、この煙だけでご飯食べられます。
うなぎ自身の脂で、ジュウジュウと焼けます。
(真夏はたまらなく熱い、とご主人。ご苦労様です。)
焼いている間に、さきほど捌いたときに出てきた肝も焼いてもらえることに!!!!!!!
ぐへへ、ぐへへ
★☆★
~ここから加納の怒涛の快進撃が始まる~
まずは、名物の『白焼き』
もう、口をこれ以上動かしたくないくらい
ふっわふわ!!
(『短い人生だけど、こんなに美味しい白焼き食べたことがない!』と唸ったほどです。)
ああ美味しい... 美味しいです。 文化放送にきてよかった...ありがとう神様...。。。
(ああ。ブログ書いてたらあの旨味を思い出してきちゃった...あああああ。たべたいい)
つづいては、『うな重』
(火から鰻をあげて、蒸籠(せいろ)に入れ20分ほど蒸して柔らかくなったら、秘伝のタレで焼きます)
白焼きは鰻そのものの素朴な旨味がでていましたが、うな重はその旨味とタレの旨味とのハーモニーが始まります。(もう小躍りです、小躍り。)
最後は、梅田オリジナルの『梅田丼』(まだ食べるのか!!)
(白焼きにだし醤油を塗って焼き、練り梅と刻み海苔、分葱をご飯の上に乗せたもの)
「梅と鰻は食べ合わせが悪いっていったやつはどいつだ!!出てこい!!笑」と言わんばかりの美味しさでした。
梅の酸味とうなぎのほどよい脂が心地よく、箸が進む進む。夏にもさっぱりいただけます。
(しかし、よく食べるわね...)と思っているに違いないであろうご夫婦。
ご主人が炊いた小豆のデザートも、
自家製のお漬物も、
もう何もかもに愛情が込められていて、本当に美味しかったです。
はぁ~ 大好きなひとがつくるご飯は、その美味しさ以上の幸せを感じられますね。
スタジオでこの模様を聴いていた、たい平師匠は
『いいな~たべたいなーいいな~たべたいなー』の一点張りでした。
中央区日本橋人形町3丁目鰻・すっぽん料理の『梅田』さん (♪)
落語のみならず多才な才能を発揮するたい平さんの魅力を存分に伝えつつ、一日を「大安吉日」のように縁起良く、明るく楽しく過ごすためのヒントがぎっしりと詰まった、朝から元気になれる30分のトークプログラムです。