ある日、私が銀座をぶらぶらしていると、着物をきたおねえさんがにこやかにほほ笑んで「どうぞ~」と紙をくれました。
「東京で日本文化を体験 和装・書道・茶道・抜刀教室 銀座で学ぶ和の嗜みの総合学院 HiSUi TOKYO...」
なるほど...
抜刀ってなんだ?
...は! 居合いのことか!居合いできるの!?銀座で!?
これは、やってみたい!!!!!!!!
私の熱い気持ちで、やってきました!
「和の心 探求シリーズ!」
今回は、抜刀体験!でございます。
中央区銀座4丁目にある和の嗜みの総合学院『HiSUi TOKYO』さんでは、和装・書道・茶道・抜刀を習得することができます。
◎抜刀とは、剣術。
(居合いは型のこと。抜刀は実際に切ること。)
お世話になったのは、正師範の住田翠峯(すいほう)先生!(キリリとかっこいい!)
まずは刀を扱う前に、神前に礼。
手でもつところを「柄(つか)」
刃と柄のあいだにある円盤のようなもの「鍔(つば)」
刃をしまう「鞘(さや)」
紐は「(下げ緒)」
と一通り、刀のそれぞれの名称を教わり、左腰に刀を差すと...
意外とき・つ・い。
「これに脇差も入れるんだよ?」...と脇差を入れてくれた師範。
(ぐ、ぐるしい...)
(すこし帯を緩めてから)
刃がついていない『模擬刀』を使って素振りへ
の 前に!!!
肝心の刀が抜けないわたし...(困った)
柄の握り方が違ったため、抜き取ったら刃が自分の方を向いていてヒィエ!となりました。
もちろん、、、
このまま鞘に戻したら...入りませんよね。(は、入らない!の顔)
ちゃんと刃を上向きに入れないと、刀は鞘に収まってくれません。
これが『反りが合わない』の語源だそうです。
(日本語のお勉強にもなりました。)
さて、ようやく刀の抜き方が分かったところで
いよいよ、袈裟切りの素振りです。
右足を前に出し、腰を落として「居合い腰」
相手の喉仏に向けて構える「正眼の構え」
右上から左下へ、一気に切ります!!
空を切る、「ッシュ!」という音が鳴るまで、ずーっと素振りを続けます。
「あと20回! あと10回!」
(早くも二の腕がちぎれそうに痛くなり始めた私に、師範は容赦しません笑)
「振り下ろした時に前のめりになったり、刃を止められず床を切りつけてしまった場合、本物の刀(真剣)だと刃先が割れて修理に5万円かかりますからね(^^)ニコ」
し、師範!!!!!!!!!!!
刀を持っているだけでも緊張するのに、それに加え、妙な緊張感が加納に走ります。
さぁ果たして加納は、真剣で巻き藁を切ることができるのか!?
来週へ持ち越しです(笑)
かかってこいっ!!!
たい平師匠のお家のお庭にある【ジューンベリー】
赤い実が生って、酸っぱめだそう。飛んでくる鳥さんに半分、あとは師匠が収穫してジャムにするんですって...
『ほしー!!たべたいーーーー!!!!!』
と騒ぎましたところ、
収穫量も少ない中、師匠が作ってきてくださいました。
コチラ!!
【TAIHEI JAM】
(ラベルも師匠お手製!)
きちんと瓶も煮沸され、砂糖を使わず、ほんのすこしの蜂蜜を使って作られた、師匠のジューンベリージャム。
酸味があるなか、ほのかな甘みがあっておいしい!!
パンに塗ったり、クラッカーに塗ったり、ヨーグルトに入れても合いそう!と大興奮。
先日、朝食にいただきました。
美味しくって、にんまり笑顔 になりました。
☆★☆
今調べてみて分かったんですけれども...
ジューンベリーの花言葉は【穏やかな笑顔】なんですって。
ジューンベリー ジャムで咲かせる 笑顔かな
☆★☆
オンエアでは、たい平師匠のことを思いつきで『ジャムおじさん!』と言いましたが(失礼)...『笑顔の花咲か爺さん』の方がいいかもしれませんね!(いずれにせよ、失礼)
放送ではお話していませんでしたが、5月26日(火)参議院議員会館で【禁演落語を聴く会】が行われました。
え?きんえん落語??
禁煙?たばこ吸えないの?
(違います)
『禁演落語』
―― 戦時中、事実上、上演を禁じられた落語の演目。
時局柄ふさわしくないと見なされた演目ということですが...
いったい、どんなものがあるのでしょう。
林家たい平師匠が、新幹線の中でたまたま福島みずほさんに出会い、「禁演落語」のお話になったそうです。
それを聞いた福島みずほさんが、
「これは議員の先生や皆さんにもぜひ聞いてもらいたい!」となり、超党派議員の皆さんによる『禁演落語』を聴く会が参議院議員会館で行われたのです。
もちろんお話しするのは林家たい平師匠
今回お話しされた演目は... 「お見立て」でした。
そう、吉原遊廓を舞台にしたお話。花魁が登場します。
禁演落語にはどんな種類のお話しがあるかというと、廓話、花柳界(茶屋)、妾、間男、艶笑、残酷...ざっとこんな感じ。
恥ずかしながら、私は、落語で「規制された演目」があることを初めて知りましたし、
それに加え、このようなお話がなぜ?だめなの?と不思議に思ってしまいました。
たい平師匠の「お見立て」は、ウィットに富んでいて、随所で笑いが起き、会場は大いに盛り上がりました。
☆★☆
インターネットを開けばすぐ映像が見られる、そんな時代。
昔は音だけでいろんな想像を巡らせた。
【落語】は特にそう。想像は人を豊かにした。
ただ、舞台が吉原遊廓だというだけでひとくくりにされて自主規制になったお話。
楽しい落語を聴いて、今は平和だなあと思えたらと師匠はおっしゃいました。
それをきいて、今を噛みしめるわたしでした。
大型連休のど真ん中でしたので、
鉄道や汽車の音楽特集でした。
蒸気機関車を歌った「汽車のうた」
童謡唱歌には3つほどあるのですが...
すべてわからなかった加納でした。
たい平師匠が「ハ行」だけで歌う、
ニールセダカの♪恋の片道切符は楽しかったですね。
【Alissa川柳】
◎バカ二人 朝から頭が ポッポッポー!
落語のみならず多才な才能を発揮するたい平さんの魅力を存分に伝えつつ、一日を「大安吉日」のように縁起良く、明るく楽しく過ごすためのヒントがぎっしりと詰まった、朝から元気になれる30分のトークプログラムです。