たい平師匠がTV「ぶらり途中下車の旅」で出会ったある楽器。
その名も『ヘルマンハープ』
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ヘルマンハープは、
ドイツ・バイエルン州の農場主、ヘルマン・フェー氏が
1987年にダウン症の息子のために開発した
ドイツ製ハンドメイドの弦楽器です。
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楽譜が読めなくても簡単に音楽を奏でることができちゃう、不思議な楽器。
グランドピアノのふたのような形の板に、クロマチックの半音階で弦が張られており、
それをつま弾くと、ハープのような深い癒しの音を出します。
ヘルマンハープの一風変わった楽譜は、
弦と板の間に入れるんです。
ほら、このように
楽譜にある黒丸●や白丸○にあたる弦を、上から順番に弾くだけです。「ド」や「レ」がわからなくても弾けるというのは、こういう仕掛けだからですね!
やってみると簡単で、「次こそは上手く弾く!」と、何度もチャレンジしたい気持ちがわきます。
それ故に、技術ではなく、その演奏者の「曲や楽器に対する気持ち」、つまりは「心」が如実に現れる楽器だなと感じました。
プロでも素人でも楽譜を挟んで弾きます。
どんなひとにも平等な、素敵な楽器です。
☆
かつてギターを買っても続かなかったたい平師匠。
自らヘルマンハープを購入し、暮れの独演会でも披露。
真剣にヘルマンハープに取り組む、師匠のひたむきさが伝わってきました。
番組では、師匠には内緒で、ヘルマンハープの第一人者 梶原千沙都先生にこっそり電話をつないで師匠の生演奏を聴いていただきました。
いつになく真剣な表情の師匠。
(なぜか梶原先生、電話の向こうで大爆笑。)
最後は、師匠が演奏するチャーリーチャップリンの「Smile」に
僭越ながら私加納が歌を乗せ、まごころセッションをさせていただきました。
いつか師匠が奏でる、ヘルマンハープの『笑点のテーマ』を
たのしみにしています♪
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落語のみならず多才な才能を発揮するたい平さんの魅力を存分に伝えつつ、一日を「大安吉日」のように縁起良く、明るく楽しく過ごすためのヒントがぎっしりと詰まった、朝から元気になれる30分のトークプログラムです。