鬼子母神!!!!!
みなさんご存知、
江戸の夏の風物詩「入谷の朝顔祭り」
毎年7月の6、7、8日に開催されているイベントです。
先日このイベントにあわせて、江戸川区にあります園芸農家にお邪魔して「朝顔」について伺ってきました。
やってまいりましたのは...小岩駅!!!
<駅前の栃錦像と気合の写真撮影>
ど す こ い!!!
さて。気合いが入ったところで。
お邪魔しましたのは江戸川区鹿骨4丁目にございます、朝顔を作って65年の園芸農家、半谷善之(はんや よしゆき)さん
半谷さんのところには
庭いっぱいに「盆栽」や「山野草」があり、
そしてビニールハウスにはもちろん「朝顔」も!
伺ったのは6月半ば過ぎだったので、背丈はまだ低め。
7月始めの朝顔市に合わせて咲かせるそうですが
この技術ができるようになったのはほんの20年前ほどからなんだそう。
普通にタネを蒔くと、咲くのは7月下旬からなんですね~。
(だから夏休みの宿題にぴったりなのか!)
江戸の頃、入谷の辺りには「朝顔」を作る園芸農家や植木屋さんが多かったそうです。当時の下級武士のあいだでも作られて大変な人気となったのですが、昭和になって戦争で中断されてしまった「朝顔市」。戦後まもなく江戸川区の園芸農家で栽培された「朝顔」で『入谷の朝顔市』が再開されたそうです。
そして、朝顔市で一番多い『入谷 朝顔行燈作り』について教えてもらいました。
*一つの鉢に色違いの苗を4本植える。
*たとえば一鉢に、赤、白、青、紫 といったようにランダムに咲く。
色の種類は13~14種類くらいあるそうです。
なかでも珍しいのは「団十郎」という種類の朝顔。
(ひどい顔w)
二代目 市川団十郎さんが「暫」の演目をしたときに着ていたお着物の色から来ているそうです。風呂敷のような落ち着いた茶色(えび茶色)です。
行燈作りは今プラスチックの骨組みが多くなっているようですが、半谷さんのところでは、昔ながらの「よし」と「竹」をリングにして作ったものも出荷しているそうです。
☆★☆
~元気でいい朝顔とは~
1)根本、茎が太くてしっかりしたもの
2)葉っぱは小ぶりなもの
∞
~朝顔の育て方~
・腐葉土などをいれてフカフカの土にしてあげること。
・自然のままの状態に近い場所へ。
・昼間は太陽によく当てる。
・夜は暗いところへ(家の中はダメ)
※朝と夜をしっかり分からせてあげないと花が咲かなくなります
あとは...
愛情をたーーーーーーっぷり注ぐこと。
そこで私も行ってきました。入谷の朝顔市!!!
自分のブログにも書きましたが... なんでもアリッサ『朝の顔』
念願の団十郎にも会えました。
植物を育てると、朝から優しい気持ちになれますね。
すぐ植物を枯らせてしまう私に
『愛情が足らないんじゃないか!』と厳しいお言葉をいきましたが
半谷さんのアドバイスを元に、長く愛でていこうと思います。
ありがとうございました♪
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落語のみならず多才な才能を発揮するたい平さんの魅力を存分に伝えつつ、一日を「大安吉日」のように縁起良く、明るく楽しく過ごすためのヒントがぎっしりと詰まった、朝から元気になれる30分のトークプログラムです。